子育てはチーム戦 復職初日から出勤不能の危機
育休最終日に息子が38度超の熱を出した。
当然、保育園からはお迎え依頼の電話があり、家事を切り上げていそいそと出かけた。
一度も呼び出しがないまま育休が終わるのかと思いきや、の展開で逆にほっとしたりもした。
今までがいい子すぎたのだ。
しかし、保育園についてみると、いつも元気な息子がぐったりと力なく、抱きかかえると驚くほどその身体は熱かった。
幸いインフルエンザでも溶連菌でもなく、徐々に熱も下がったが、時折発熱することもあり、翌日保育園に行かせるのは心配だった。
しかし明日は復職初日である。
どうしよう。
そう考えていたら「僕がみるよ。夜勤だけど、開始時間は職場に言えば少し遅らせられると思う」と夫。
ちょうど夜勤だった夫が日中息子を見ていてくれることになった。
おかげで私は無事出勤することができたのである。
まるまる、安心して子どもを預けられる夫というのは貴重なのかもしれない。
もうすぐ8ヶ月の子どもの面倒を見るのは意外と大変だ。
つかまり立ちで手の届くものは何でも掴むし、ひっぱるし、舐めるし、落とす。
バランスを崩して時々転ぶ。
オムツを替えようとしてるのに動きまわるし、離乳食だって1日2回食べる。
オムツ交換やミルクはできるけど、離乳食を作って食べさせて片付けまで全部できる旦那さんは、少ないかもしれない。
ちゃんと離乳食もお願いできるようにしておいてよかった。
もちろん本人が料理好きで人のお世話をするのに抵抗がないという素養も大きいのだが。
ありがたいことに息子は元気に回復して、のびのび過ごしていたらしい。
帰宅したら、テーブルの上や細々したものが片付けられたり、高い所に移動させられていて、夫の苦労が感じられた。
ちなみに仕事上がりの息子はたまらない。
かわいい、超絶かわいい。
私は酒が飲めないが、仕事上がりのビールが最高とか言うのはこういう感じなのだろうか。
「知ってる?職場には赤ちゃんがいないんだよ?」
とか訳わからないことを言いながら息子をすりすりしていたら、夫も「わかる。24時間勤務明けの息子は7割増しでかわいい。」と言っていた。
介護職の人手不足は深刻ですな。
貴重な自分の時間を、息子を見るのに当ててくれた夫には感謝しかない。
大変でもあったと思うが、一緒に過ごしたことで息子への愛情も倍増したようだった。
息子はすやすや穏やかに眠っているから安心してください。
私はといえば、久しぶりの仕事の緊張からか、息子を寝かしつけた後一緒に寝てしまい、11時頃に起きて、片付けや明日の準備などを行い変な夜の過ごし方となってしまった。
明日からまた頑張ろうと思う。
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