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【メタバース】時間を超越するメタバース ~来たるメタバース⑩~

✅メタバースが「時間」を超越すると
 大手企業の優位性は失われる?!✅

大手製造業の社員の方は要チェック?!

メタバースビジネスにおいて
「時間」が超越されると
大手企業の優位性が失われる?!

失われるかもしれない「優位性」とは?!

空想を交えて考察します!

1.来たるメタバースを空想する:時間の超越

「来たるメタバース」の新経済において
現実世界を3つの意味で超越するのではないか?


前回は「その①:距離を超越する」イメージを
書きました。

今回は「その②:時間を超越する」イメージを
説明します。

「時間の超越」には、
2つの意味があると思っています。

2.時間の超越①:移動時間の超越

1つ目は、先述した
「移動時間の超越」です。

「海外のお取引先様との商談」をイメージします。

本来、飛行機に何時間と乗って、
何日も掛けて出張して
商談しに行かねばならないところを、
「メタバース」にアクセスするだけで
済んでしまうのです。


最近では、メタバース上の会議スペースで
アバターで集まって会議する会社も
出てきているようです。

これだけでも、大幅な時間短縮になるでしょう。

3.時間の超越②:製造時間の超越

2つ目はもっと大きい要素だと思います。

それは「製品のリードタイム(製造時間)」です。

現実世界では、何か製品を作る場合、
物理的に時間が掛かります。

原料や材料といった部材の調達、パーツの製造、
出来上がったパーツを組み上げて製品にする作業、
品質検査、梱包、輸送 等々、

それぞれに物理的な時間が掛かります。

それは現実世界である以上、逃れられないことです。

しかし、
「メタバース」は「データの世界」なので、
全て「データ上の処理」で済む
のではないでしょうか。

部材というものは存在せず、
パーツの製造・組み上げはデータ処理なので
一瞬で終わります。

品質検査の必要有無はわかりませんが、
現実世界の抜き取り検査よりは早いでしょう。

梱包は本来輸送のために施すものとすると
必要がなくなります。

「データ」なので輸送の工程もなくなり、一瞬で納品されます。

4.「製造時間(リードタイム)の超越」が意味することとは?!

「製造時間(リードタイム)」を超越すると
現実世界とは様相が違ってきそうですよね?

これが、何を意味するか?

現実の世界では、
「注文してから製品が届くまでの時間」
も一つの商品価値です。

大企業は大型の設備投資や、
資本力を活かした担当各社の連携や
ネゴシエーションによって短縮化し、
商品の価値の一部としています。

「商品そのものの魅力」以外の部分も
武器にしているということです。


しかし、
「メタバース」世界においては、
その「リードタイム・納期短縮」という
大企業の優位性はなくなるのかもしれません。

つまり、
「メタバース」世界においては、
より「商品力(=商品そのものの魅力)」が
問われるようになる、

といえるのではないでしょうか。

正に、あらゆる分野での
「クリエイター」の能力・クオリティが
「ビジネスの鍵」になってくる、
そんな世界が「メタバース」かもしれないのです。

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