「ビリケン」 通天閣の守り神
劇場公開日:1996年8月3日
『ビリケン』は、通天閣に祀られているビリケンをモチーフに阪本順治が監督・脚本を務めた日本映画である。『どついたるねん』、『王手』に続く、通天閣や大阪・新世界を舞台に繰り広げられた「新世界三部作」の3作目。大阪の通天閣に封印されていた神様・ビリケンが蘇る。復権を目指して、ビリケンは次々と街で小さな奇跡を起こしていく。そして彼は、ある教師に心惹かれるようになるが、彼女の教え子が誘拐事件に巻き込まれてしまう。
オリンピック候補地として挙げられた新世界で通天閣撤去の話が持ちあがる。一方、誘致に反対する通天閣観光の社長は長らくしまわれていたビリケン像を発見。像と共に眠りから覚めた神様“ビリケン”は、自分を参拝しにやってくる人々の願いをかなえ始める。
不思議な表情と、愛嬌あるポーズが人気で、いつもお願いする人が絶えない、幸運の神様「ビリケン」さん。 大きく突き出したビリケンさんの足の裏は、撫でるとご利益があると言われ、今日も新世界のシンボルとして、商売繁盛や合格祈願、恋愛成就といったお願いを抱え、多くの人が足の裏を撫でに訪れています。
ビリケンが、実在の人物として現れる。大阪を象徴するヒーローを杉山哲太が演じるエンターテイメントである。大阪市民の願いを叶えようと奮闘するのである。今のクマモンやナッシーと同じではない。神格化している。
かつて新世界にあった遊園地・ルナパークの中にあった超人気施設「ビリケン堂」を、新世界100周年を記念し「ビリケン神社」として復活。アメリカ生まれの福の神、足の裏を笑顔で触れば願いが叶うというビリケンさんが祀られています。
ビリケンさんは通天閣の五階にある。ビリケンさんは、1908年(明治41年)にアメリカの女性芸術家、フローレンス・プリッツが夢で見た幸福の神様が起源です。 当時の大統領、ウィリアム・ハワード・タフトのウィリアムの愛称「ビリー」に小さいを表す接尾語「-ken」を加えたのが名前の由来とされています。ビリーケンがビリケンになったと言われている。