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「二人一役」あなたの中の別人格
「隣人13号」はネオ・サイコ・バイオレンス ホラーR25でコミックの映画化
本作はR15です。 隣人も13号も本来良い事です。十三は不吉な数字とされていますが、本来は13番目の人を指しています
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小学生の頃に赤井トールに受けたイジメの復讐を果たすため、10年ぶりに地元に帰ってきた村崎十三は復讐を達成するため、十三の体内に宿っている、別人格“13号”をめざめだせる。別人格13号は、その凶暴性を徐々に増していく。そのことに気付き始めた十三は、なんとか13号を抑えようとすが赤井の言葉をキッカケに怒りが暴発する。井上三太の同名タイトルの伝説的コミックを映画化したネオ・サイコ・バイオレンス・ムービー。監督はミュージック・クリップで腕をならしてきた井上靖雄。背筋が寒くなるほどの凶暴な13号を演じる中村獅童は迫力満点。10年ぶりに地元に帰ってきた村崎十三(小栗旬)。彼の標的は赤井トール(新井浩文)。
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十三は赤井と同じ職場に潜り込み、見事を恨みをはらす計画。その頃、十三の中には13号(中村獅童)という凶暴な人格が宿っていた。二人一役という珍しい設定。映画内でやりすぎだろうと絶叫しているが、まさしくそのとうり。ホラーです。十三の恨みに赤井の一言が「何年前の話だよ」ライフルを用意する赤井。学校に向かう。圧倒的、暴力。そこで待ち構えていた13号は、赤井の前に持っていた鞄を滑らせます。赤井は思わずその鞄を目掛けてライフルを発砲。鞄の中身はなに?
理科室の奥に移動した13号を追いかけ、ライフルを突きつけるも、13号にライフルを奪われ追い詰められてしまいます。刀をぶん回しながら赤井を追い詰めていく13号。その刀で自分の左足のつま先を傷つけ、模造刀ではないことを赤井に見せつけた上で、刀を捨ててライフルを彼に突きつけます。
赤井は「本当に村崎か?勇気をどこにやった」と尋ねると、13号は「鞄の中」と答えました。
鞄に詰められた息子の変わり果てた姿を見て、赤井は自分が息子を撃ったことを知り、発狂します。精神崩壊寸前にまで追い詰められた赤井は、今更ながら自分が十三にしてきた所業の重さを自覚し、「悪かったよ、ごめんな」と謝罪しました。赤井の謝罪を聞いて動揺した13号の隙をつき、十三は体を取り戻しその場から立ち去りる。場面は小学校時代に戻り、自分の机に置かれた花瓶を赤井に投げつけた十三は、彼の謝罪を受け入れたのか。十三は出席できなかったクラスの集合写真を撮り、赤井とその仲間たちと和解したのか?仲良く小学校を卒業したのか?
解体されていく平和荘の前を通りかかった時、十三の体から追い出された13号が、13号室から彼に送られたVマークはピースサインかヴィクトリーサインなのか。これは幻想か、はたまた祝福なのか?隣人とは貴方の中に居るもう一人のあなたかもしれない
「自分を愛するようにあなたの隣人を 愛しなさい」と記されています。 自分を愛することと隣人を愛することが一つになっています。これは「自分にして欲しい事を相手にしなさい」自分にして欲しいこととは。自分を愛するとは何か、を十分に考えて欲しいものです。そうすれば隣人を愛することの意味が、わかってくると思うのですが、どうでしょうか。