嗚呼!!花の応援団
1996年『嗚呼!!花の応援団』(ああ!!はなのおうえんだん)は どおくまんの日本のギャグ漫画、同作の原作の日本の映画作品。
大阪南部の田舎にある設定の架空の大学・南河内大学の応援団を舞台に展開する、暴力、下ネタなど過激な内容の多いギャグ漫画である。怪力の親衛隊長・青田赤道(あおたあかみち)が暴れ回って周囲に迷惑を及ぼしたり、事件を解決することがあらすじではあるが、そのほかの登場人物にもスポットライトが当てられることも多く、またギャグが控えめで涙をさそう人情話もまれに挿入される。
「クェックェックェッ」「ちょんわちょんわ」「役者やのう」などの独特の言葉を生み出しており、唯一の女性レギュラーで青田に恋焦がれている質屋の娘「みすず」のその容貌や独特の言葉もリアルタイムの世代に大きな印象を与えている。また、ギャグ漫画という形を取りつつも、応援団という組織の本質をなかなか忠実に表現しているという関係者からの評価もある。青田を隊長とする南河内大学応援団の規律は大変厳しく、下級生は上級生の命令に絶対服従しなければならない。下級生は上級生が靴を履く時、鼻をかむ時、間髪入れずにそれらをサッと差し出さなければならないのだ。そんな彼らが一番大切にしている応援団のシンボル・大団旗は畳12畳にも及ぶ立派なもので、親衛隊によって丁重に管理されていた。しかしある日、親衛隊の新人がタバコで焦がして旗に穴を開けてしまった。責任をとることになった青田隊長はどう取り繕うか悩んだ末、大団旗を立てたままライバル校と乱闘を起こし、その乱闘中に破れたことにして相手に弁償させることを思いつくのだった
キャスト
青田赤道=今井均 新子=宮下順子/富山一美=香田修 北口=深見博 婦人警官・今田幾代=伊佐山ひろ子 初江=水原ゆう紀/木村(団長)=沢田情児
今でも応援団のイメージはこの作品の印象が、強い。とにかく見て面白い作品である。縦社会、暴力、理不尽で不適切な設程が多いが、エンタメーテイメントと笑いが詰まっている。
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