笑いながら怒ったことはありますかお新さん体験談

山本周五郎の-何の花か薫る-より
お新さんと房之介の別れラスト
戸口を出た彼はそれが別れの挨拶でもあるかのように
房之介「この花はなんという花だ」
お新「卯の花よ」
　　「卯の花っていうんです」
房之介「この花は知っていたんだね」
お新は「え-」と口の中でつぶやいた
お新「この花の名はしってましたわ」
とうざかった彼の後ろ姿を乾いたボーっした目で見送った。
うの花の花言葉に幹や枝は中が空洞になっているため外面からでは中の状態がわからないことから、「秘密」という花言葉を持っている。まさに房之介はうの花である。あれほどお新に世帯を持とうといいながら、二年前から許嫁がいたというし、勘当が解かれ、宴会が開かれ、祝言の席に17歳の許嫁が現れた途端に心変わりしたのか。本当に人というのは外見ではわからないということか。うの花のように中身がなく秘密を隠し持つている男だったのかそれにしてもうの花の外見は美しい

純心無垢の白さ

五枚の白木葉と黄色い花粉

卯木

蓮

神聖な花としても知られている蓮の花。 花言葉は「清らかな心」「神聖」「休養」「沈着」「離れゆく愛」「救ってください」です。
「離れゆく愛」は、蓮の花が咲く時間がとても短いことからつけられた花言葉です。 蓮の花は開花から4日目には散り始め、花びらがはらはらと一枚ずつ落ちていきます。 この散り方が、少しずつ愛が失われていく様子を連想させることから「離れゆく愛」という花言葉がつけられたそうです。