自爆ドローンvs"STAR WARS"レーザー
このニュース、話題になっています。北朝鮮が自爆攻撃に用いるためのドローン(無人航空機)を初めて公開したのです。
金正恩(キム・ジョンウン)総書記がドローンを開発している「国防科学院無人機研究所」を訪れて自爆攻撃のデモンストレーションを自分の目で見て、満足の意を示したとのこと。
北朝鮮による新たな脅威が出現、というわけですが、韓国は韓国で新型兵器の投入を準備しています。なんでも、映画「スター・ウォーズ」シリーズに出てきそうなものだとか…
自爆ドローンの技術はロシアから?
北朝鮮国営メディアは自爆ドローンの写真を公開しましたが、機体にはモザイクがかけられました。
機体の細部を韓国やアメリカなどから隠すということなのでしょうが、機体の大まかな形状は分かります。韓国メディアは早くも複数の分析を伝えています。
一つは、「イスラエルのドローンに似ている」というもの。私はドローンに詳しいわけではないので、専門家が似ていると言えば似ているのだろうとは思いますが、常識的に考えると、北朝鮮がイスラエルから技術提供を受けた可能性は非常に低いです。
というのも、北朝鮮はイスラエルを国家として承認してなく、反米の延長で完全な反イスラエルであるためです。ハマスに武器を供与した可能性が、早くから指摘されてきました。
もう一つの分析は、ロシアから技術を提供されて開発したのではないか、というもの。具体的には、ロシアの"Zala Lancet-3"というドローンに似ているとのこと。
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