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雨降って地固まる、となるか?
韓国にも梅雨はあります。
首都ソウルだと、例年6月後半に梅雨入りです。ただ、日本の梅雨ほどは長くなく、よって雨量もやや少ないという印象です。
さて、K-POP界に大きな驚きを与えたHYBE(ハイブ)の内紛劇。
HYBEの子会社/レーベルのひとつであるADOR(アドア)の代表取締役で世界的な人気を誇るガールズグループNewJeansを世に送り出したミン・ヒジン氏は、解任を免れることになりました。
ミン・ヒジン氏はHYBEに和解を呼びかけています。
雨降って地固まる、となるのでしょうか。
「背信行為」ではあるが…
ちなみに、「雨降って地固まる」は韓国語にもあります。「비 온 뒤에 땅이 굳어진다(雨が降ったあとに地面が固まる)」で、意味も同じです。
ちなみにちなみに、中国語だと「不打不成交(bù dǎ bù chéng jiāo)」あるいは「不打不相识(bù dǎ bù xiāngshí)」とのこと。ただ、訳としては「ケンカをしなければ真のつき合いはできない」となるので、かなりストレートな言い回しですね。
「雨」を用いる日本語と韓国語のほうが、趣きがあるように思えます。
話を本題に戻すと、5月30日、裁判所はミン・ヒジン氏がADORをHYBEから独立させる画策をしていたことを認定しました。今回の内紛はHYBEがADORに対して監査に入ったことから本格化したわけですが、HYBE側の見立ては当たっていたというわけです。
(内紛が勃発したことに関しては一度記事にしていますので、改めて概要を確認したい方は、それもご参考になさってください ↓)
ただ、裁判所はミン・ヒジン氏の行動は「『背信的行為』とみることは可能であろうが、ADORに対する『背任』行為とみるのは難しい」としました。確かに裏切りのような動きではあったが、ADORに実害を与えたわけではなかったので背任罪は成立しない、というロジックだと思われます。
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