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米大統領選のそもそも解説と24年選挙の注目ポイント(事前メモ)

<読了目安時間:6分>

米国時間5日(火)に大統領選と議会選が行われます。もともと2024年は選挙の年と言われていましたが、いよいよ大本命の大統領選ですね。この記事では大統領選の注目ポイントを整理します。サッと読めるような文章量にしましたので、あまり肩肘張らずに読んでいただければと思います。

追記)米議会選についても解説記事をアップしました👇


大統領選のそもそも話

各州は勝者総取り

今回の大統領選で、共和党大統領候補のトランプ氏と民主党大統領候補のハリス氏が50州と首都ワシントンD.C.に割り振られた計538名の選挙人をそれぞれ獲得し、過半数270名に達した方が勝利宣言をします。538名の選挙人数は各州・首都の人口に応じて割り振られており、ほとんどの場合でそれぞれの州・首都で過半数以上の票を獲得した陣営がその州・首都の選挙人を総取りすることになるので、ほんの少しだけでも過半数を上回ればいいわけですね(メイン州とネブラスカ州は例外)。
従って、共和党と民主党の支持が僅差の州は少しの票差が結果に大きく影響するので激戦州(スイングステート)と呼ばれて毎回の大統領選で注目されています。

状況をイメージしやすいように簡単な地図で確認しておきましょう。

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