交渉アナリスト2級に合格しました!
こんにちはシステム開発会社でWebディレクターをしているhonda といいます。
今回、対外的な交渉ごとについて、苦手意識を持っている私が同僚に勧められて資格取得まで至った話をしようと思います。
きっかけ
交渉アナリストについて社内で勧められた時は、統合型交渉について説明されました。
交渉事には価格交渉だけじゃない!相手にもこちらに話していない、優先順位が低い条件があり、その条件はこちらにとって重要だったりする。
こんなパターンが往々にしてあるとのことでした。
どうしても、こちらがやってあげようというスタンスで話をすすめることが多い自分に課題も感じていたのでこの機会に受験することを決意しました。
受けたのはオンデマンド受験。
動画の講座を見て記述式の課題を解き、それを郵送して結果が送られてくる受講スタイルです。
所感
全体を通して言えるのは、交渉事の1軸からその他の軸に展開する方法(統合型交渉)について事例を含めた説明はあるものの、実践ではまだ役立てることができない。ということです。
なぜなら、事例のほとんどが金額のほか納期という時間軸での話が多く、
私が直面する交渉の場では時間軸はあまり優先順位とならないからです。
ただ、1軸(価格)での交渉の中では役立てそうな情報もありました。
ただただ、相手の要求に対して今回は特別に値引きしますね。というようなやり取りではダメだという点です。
こちらが譲歩する際には相手にも何かしらの条件をお願いすること。
こうすることで、交渉ダンスというやり取りを経て、相手にも満足行く合意形成ができます。
単純に相手の意見を飲むより、じゃあ代わりにこういう条件お願いできませんか、
と相手にも譲歩する点を設けたほうが、交渉の満足度が高いというのは意外でした。
上記も含め、特に重要だと思ったことは、交渉の段階ですんなり決まるとしても、相手から様々な情報を共有してもらい、すべて出しきった上で合意することです。
そうすることによって合意したあとの案件でもちゃんと使える情報・相手を理解することができる。
今後の関係を続けていく上でも、色々な背景を理解しておくことが大事なんじゃないかと今回の資格試験を通して考えさせられました。
まとめ
実践でも徐々に今回の交渉アナリストの技術を使っていくにしろ
もう少し実践でどう展開するのか学びたいとも感じました。
次回、より実技的な「交渉アナリスト補」を受験しようと思います。
そして、最後に交渉アナリスト協会に改善してほしい点だけ。。
手書き提出だけなんとかなりませんか。
課題全体がすべて手書き提出のため考えながらテキスト起こす時間と
それを手書きで書く時間がほぼイコールになりました。
データ提出に代わることを切に願います。。