S.Hanatsuki

abstract painting ・ photography ・ music ・ poetry etc.

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  • 美術館・芸術祭など

    美術館や芸術祭、アートギャラリーなどに行った際の文化的な活動記録をまとめています。

  • 日記

    2024年6月頃から始めた日記をまとめたものです。

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制作依頼について・簡単なポートフォリオ

こんにちは。炭谷華月(すみたにはなつき)と申します。 はじめましての方は下記の自己紹介をご覧いただければ幸いです。 今回は作品の制作依頼についてと簡単なポートフォリオを記載します。 可能な作品制作絵画 写実的でない抽象絵画を主に制作しています。 キャンバス代、制作時間などを含めて考えています。 絵画のサイズによっても異なるので気軽にご相談ください。 誰かに寄贈する絵画は、日常の空間に馴染むような作品にすることを心掛けています。 写真撮影 人物、風景、植物などを撮影

    • 福岡市美術館(文化の日) #後半

      予定が立て込んでいて間が空いてしまったが、後半を書きつくろうと思う。 前回の記事はこちらから↓ 前回はコレクション展について述べたが、今回は企画展「あらがう」などについての感想を述べる。 アーティストは石原海(いしはらうみ・1993~)、李晶玉(リジョンオク・1991~)、寺田健人(てらだけんと・1991~)である。 福岡市美術館のホームページではじめて石原海さんの作品の画像を拝見したとき、宗教画を背景に天使の翼が生えた老婆のビジュアルがとてもかっこいいなと感じ行くこ

      • 福岡市美術館(文化の日) #前半

        続いて福岡市美術館の「コレクション展 近現代美術」について紹介しようと思う。 前回の記事はこちらから ↓ 福岡市美術館は大濠公園と隣接しており公園の中を通って美術館に行く経路になっている。前回の記事同様カバー写真は大濠公園で撮った写真を使用した。行きは昼間でランニングをしている人をよく見かけた。夕方になると日差しがとても強く、犬の散歩をしている人が多かった。 台風が直撃して結局行けずじまいだったが、1日目の金曜日に行く予定だった。今回はゼミの皆で11月2日~11月4日に

        • 福岡アジア美術館(文化の日)

          先日の文化の日を含む三連休で福岡県に行ってきた。前々から決まっていた予定だったが、台風が直撃して到着時の博多駅は未曾有の大雨だった。 11月3日の文化の日に博多市周辺の美術館やアートギャラリーなどを巡った。今回は福岡アジア美術館について紹介したいと思う。 下記に公式サイトを貼っておく。 現代アートのコレクション展が開催中だった。 行く前はポスターの色合いやビジュアルが大人しいという印象だったが、実際の展示はとても見応えがあり、鑑賞者に深く訴えかけるような訴求力のある作

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          秋の夜長、森の芸術祭

          皆さん、こんにちは。お元気でしたか? 随分間が空いてしまいましたが、久々に日記を書きつくろうと思います。 私は9月に大学生活最後の夏休みを終え、10月から後期が始まりました。 私は2月末から半年ほど大学を離れ、就職活動に専念していたので、久々に大学内を歩いたときは不思議と感慨深い気持ちになりました。 卒業論文も佳境に入ってまいりました。 扱っているテーマが抽象絵画なので文献購読がメインなのですが、何時間も頭を使っているとだんだんと文献の理解度が下がってきてしまい、一

          秋の夜長、森の芸術祭

          クアラルンプール国際空港のスタバと機内で考えたこと(in Malaysia)

           インドネシア滞在日記に一緒にまとめようかと思ったのだが、思ったよりも滞在日記の編集に時間がかかりそうなので、ひとまずそのとき書いた文をそのまま載せようと思う。 私は現在大学4年生で、8月下旬に大学から申し込んだインドネシアの短期英語研修(8/18-8/31)に参加した。 インドネシアの歴史についてガイドさんから話を聞いたり、いろいろな国をバックグラウンドにもつ人たちと何日も交流したりして思うところがあり、トランジットのマレーシアにあるクアラルンプール国際空港のスタバで物

          クアラルンプール国際空港のスタバと機内で考えたこと(in Malaysia)

          自己紹介

          こんにちは。最近noteを見てくださる方が増えたので、今更ですが自己紹介をしてみようと思います。 炭谷華月(すみたにはなつき)と申します。 ペンネームだと思われる方も多いのですが、本名です。 ちなみに"S.Hanatsuki"という表記は、一昨年の夏に国立新美術館で李禹煥の展覧会を鑑賞した際、彼の絵画のキャンバスの横に書かれたサインを見て同じ書き方にしたいと思ったため、このような形になっています。 私は現在21歳の大学4年生で、抽象絵画について研究を進めております。

          2024/07/05 茹だるような暑さ

          こんばんは。 アルバイトが本格的に始まって更新に少し日が空いたが、今日は休みで少し時間が取れるため書きつくろう。 今日の最高気温は34℃。うだるような暑さである。 前々から7月5日はパスポートを取りに行くと決めていたから、外出したくないと思いながらも外に出た。 駅までの道は、この間までの雨模様と打って変わって夏らしい空気が立ち込めていた。 道行く人も心なしかアスファルトの熱気にやられているようである。 パスポートを申請したときに少し手間取ったため、受取りも多少時間

          2024/07/05 茹だるような暑さ

          2024/06/29 初夏

          今、かなり疲れていてハイテンションになっている。言葉が溢れて止まらない。そのことを留意した上で読んでほしい。 今日は一日中初めましての人たちと一度しか行ったことのない場所で研修を受けていて、ずっとアルカイックスマイルを浮かべながら背筋を伸ばしヒールの高い靴で歩き回っていた。かなり疲労困憊。明日も朝から研修がある。少し落ち着きたい。 研修は自分を含めて3人で受けていて、面白そうと思って休憩中にいろいろ話しかけてみた。ひとりは大学1年生。もうひとりは2年生。ちなみに私は4年生

          2024/06/29 初夏

          2024/06/25 今日のできごと

          今日も朝早くに目が覚め、特にやることもないため、スマートフォンをチェックしつつ、直近の予定と今後の必要事項を確認し、昨日出来なかったオンライン講義に取り掛かった。 「傍観者効果」など知らない単語も出てきてなかなか興味深かった。 最近まで進路選択のためにほとんどの時間と労力を費やしていたため、久々に授業を受けて新鮮な気持ちになった。知らないことを知ることはいつだって楽しい。 2回目の講義からは先生が話している授業を録音している形式で、朗らかで親しみやすい口調で聞きやすかった

          2024/06/25 今日のできごと

          2024/06/23 最近考えたこと

          久々に筆を取ってみる。 最近はちょうどこれからの進路選択における過渡期に差し掛かっていて、忙しい日々を過ごしていたのだが、ようやく一段落ついたと実感できたため、いろいろなことを再開したり新たに始めたりしている。 私は低血圧で貧血なので、毎日鉄分のサプリメントを飲んでいるのだが、それでも体調を崩してしまうときがある。この前副鼻腔炎に罹ったときは薬の副作用がとてもひどく、起き上がれない日々が続いたこともあり、一度病院に行って血液検査などをしてすみずみまで診てもらったほうがいい

          2024/06/23 最近考えたこと

          ジョナス・メカス 『リトアニアへの旅の追憶』 感想

          ・音  今の時代では再現できない音質だった。 柔らかくこもるような音で、はじめは何の音なのか認識できなかったが、ピアノかオルガンの音ではないかと思った。途中から完全にピアノの音としてきこえた。 途中で少し聞こえた調律の合ってないピアノの音とときとぎ唸るような不均衡な大きさの音も相まって時代の空気感を感じた。 第2部までは繰り返される主題(ここでいう主題というのはクラシック音楽の用語を指す)のような単一のピアノ(あるいはオルガン)のメロディーか、少数の楽器のアンサンブル(子供た

          ジョナス・メカス 『リトアニアへの旅の追憶』 感想

          一抹の感傷

          2023/03/13 飛行機に乗っている。 イベントなどで無数の椅子が目の前に並んでいるとき、私には選択する自由があると思う。 何もない時間というのは突然訪れ、颯爽と去っていく。 そんなとき、壁をじっと見つめたり自分の手を観察したりしながら内省する。 過去の出来事を反芻するというほうが的確かもしれない。 今日は過去のいろいろな出来事を回想した。 楽しかったことや親しい友達と会った思い出をたまに取り出して大切に眺めている。 芸術作品や誰かの話から深すぎる衝撃を受けたとき、

          一抹の感傷

          短歌 #1

          短歌をいくつか投稿してみる。 * 落ちていた学生証をいつまでも見続けていた昼の雪解け 2022.3.12 12:18 苦難耐え雫を落とす頬と靴ひも思い出すラベンダーの匂い   2022.3.13 2:21 意図的に整えられた繋がりを無感情の目は諸行無常   2022.3.13 19:34 青蜜柑君の思いを証明す流星群の空の彼方へ   2022.3 ひとひらの花びらが舞うせつなさよ眩いほどの憧憬になる 2022.3.16 8:03 (切なさと刹那さ)

          短歌 #1

          人物写真について(2023/01/08)

          人物の写真を撮るとき何を考えてるのかというと、私は女性が過度な露出をしたものや顔を全面に出した(女性の可愛さ、美しさだけで成り立ってるような写真のこと。宣材写真や雑誌向けの写真は除く)コンテンツとして消費されるような写真が好ましくなく、現状にも疑問を呈するため、横顔や後ろ姿が多い。 そこに芸術性という要素も入れたくて、色や光、小物をつけ足したり独特なポーズを取ってもらったりしていろいろ挑戦している。 (2回撮影してみて自分は逆光に浮かび上がるシルエットがすごく好きだと知った

          人物写真について(2023/01/08)

          宣言

          言葉のもつ力をまた、信じ始めた。 瞳のなかを覗くと 深い慈愛に満ちている。 不確定要素の多い人生で何かを公言することは難しいけど、心のなかの静けさに耳を傾けるように浮かんでくる文章を綴りたいと思っている。 此処に宣言す。 何かを創り出すときに自分の心に嘘をつかない。 時に沈黙を破らねばならない 新たな道を踏みしめるために自らの行動を 省みなければならない。 常に俯瞰する。 いつでも更新していくと考える。 それは成長ともいえるし退化ともいえる。 ひとつわかるのは僅かな