○痛くてつらい、治療院も見つからない。仕方ないから痩せてみよう。
関節痛にとって、太る事による体重の負荷は実は余り影響は大きくは無いです。
それよりも、
・太って体型(骨格)が変わる
・太って血流が下がる
この事の方が腰痛・肩こりに対しての影響は大きいです。
○太って体型が変わる
内臓脂肪は体の内側に付きます。
付けば付くほど、体積が大きくなり、骨盤の位置関係を崩します、いわば骨盤がズレている状態です。
それにより、骨盤に付着している筋肉
・腰周りの筋肉
・大腿部の筋肉
に大きく負荷を掛け、腰痛の素となる。
それだけで無く、骨盤部の歪みの影響は姿勢維持全体にも及び、肩部、頭部の位置にも影響を与え、肩こり等にも関与します。
○太って循環が悪くなる
太る事で、血流抵抗増加、血流阻害により筋肉の凝りが増えるみたいです。
と、言うことは、痩せる事で血流負荷を下がり、血流・循環が良くなり、筋肉の凝りは、ほぼ改善します。凝りが改善すれば、筋力も蘇り、自ずと愁訴も軽減します。
○痩せる方法
どう痩せるかは、とても難しい問題です。
性別、年齢、筋力、体調、様々な差が有ります。愁訴等の問題が無く、体が強い方々は、運動等で鍛えて痩せる事は可能ですが、
愁訴が多数あり、体が弱い方々は鍛える負荷に耐えられません。ですので、食生活を見直す所から始め、なるべくお腹が空いてる時間を作る事です。
結局、痩せ方は色々あるが、
「食べ過ぎたら太る」
「食べなきゃ痩せる」
という、つまんない話に帰結します。
痩せるまでは時間が掛かります。
しかし、痩せて若かりし頃の体型を取り返した時、大体の愁訴はなくなります。
中々良い治療院が見つからない方々、とりあえず痩せてみよう。