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スタジオシンガー/昭和邦楽研究家/物書き/夢は「新約 昭和音楽史」の出版/お仕事のご相談はDM or 公式サイトのGoogleフォームへ、活動支援はnoteのサポートからお願いします/21歳 https://lit.link/shutonet

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マガジン

  • 少年隊

  • 70〜90年代女性アイドル

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最近の記事

田原俊彦さんの 「TOKYO BEAT」 "海外のシティポップシーンで大人気になり得る説"について

今回は1989年にリリースされた田原俊彦さんの16thアルバム「TOKYO BEAT」についての記事です! 僕がこのアルバムを聴くようになったのは、 本作収録の「どーしようもない」を、田原さんの後輩である東山紀之さんや佐藤アツヒロさんがカバーされていたのを見て、 「本家ver.が聴きたい!」とCDをレンタルしたことがきっかけです。 その際、このアルバムの「シティポップ/AOR」にも通ずる音楽性に驚いて、 「これはサブスクとかで配信開始したら最近の海外のシティポップシーンで

    • 佐藤アツヒロさん 「YELLOW」の衝撃のギターロックサウンドに迫る

      今回は元・光GENJI 佐藤アツヒロさんの2ndソロアルバム「YELLOW」についての記事です! 最初に、「なぜ今回このアルバムを取り上げるか」についての説明をしていきたいと思うのですが、 僕は2003年生まれで現在21歳なので、 「アツヒロさんが光GENJIとして活動されていた時期」 に産まれておらず、中高生の頃の僕はアツヒロさんのことを 「たまに事務所の歌番組とか舞台とかにローラースケートを履いて登場するカッコいいおじさん」 という形で認識していました。 ※なので去年

      • 少年隊のユーロビート/ニュージャックスウィング楽曲をまとめてみた

        今回は少年隊のユーロビート楽曲とニュージャックスウィング楽曲をまとめていきたいと思います!! ※錦織さんたちが度々語られている"ダンスジャンルとしてのニュージャックスウィング"ではなく、"音楽ジャンルのニュージャックスウィング"のほうです! ↑前作です! 今回も内容がボリュミーなので、 ・ユーロビート ・ニュージャックスウィング という音楽ジャンルについての説明は、この下にWikipediaのリンクを貼っておくので、各自ご覧いただければと思います! それでは本編に移り

        • 中山美穂さんのユーロビート/ニュージャックスウィング楽曲をまとめてみた

          今回は中山美穂さんのユーロビート楽曲とニュージャックスウィング楽曲をまとめていきたいと思います!! 割とボリュミーなので、 ・ユーロビート ・ニュージャックスウィング という音楽ジャンルについての説明は、この下にWikipediaのリンクを貼っておくので、各自ご覧いただければと思います! それでは本編に移ります! ※注意筆者の主観で確実にユーロビート/ニュージャックスウィングだと感じる曲のみを取り上げています。 ユーロビートというよりは「ファンク/ディスコサウンド」っ

        • 田原俊彦さんの 「TOKYO BEAT」 "海外のシティポップシーンで大人気になり得る説"について

        • 佐藤アツヒロさん 「YELLOW」の衝撃のギターロックサウンドに迫る

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          「話す、松永天馬 ~第三十二夜:話す、ヴィジュアル系~」を見に行ってきました 【感想】

          先日、アーバンギャルドの松永天馬さんの主催トークイベント 「話す、松永天馬~第三十二夜:話す、ヴィジュアル系~ ゲスト:藤谷千明さん、ちゃんまいさん (ベッド・イン)」 を見に行かせていただきました! とても素敵なイベントだったので、僕の見解も交えてしっかり感想を書いていこうと思います! イベントの感想&僕の見解①当時を知る方しか知らない話が沢山出てきた イベントは、 ・世代だったけど聴いてなかった人…天馬さん ・V系詳しい人…藤谷さん、ちゃんまいさん が 「ヴィジュア

          「話す、松永天馬 ~第三十二夜:話す、ヴィジュアル系~」を見に行ってきました 【感想】

          「ROSÉCOLOR」のアレンジを中山美穂さんver.とCINDYさんver.で比較してみた

          今回はCINDYさんが制作された中山美穂さんの楽曲「ROSÉCOLOR」の ・中山美穂さん オリジナルver. ・CINDYさん セルフカバーver. のアレンジを比較していきたいと思います! 楽曲としての「ROSÉCOLOR」は、 「"転調が多く、分数コードが多い"という南米系AORの手法を用いて制作されたメロウなバラード」 なのですが、 中山さんver.とCINDYさんver.は表現しようとしている雰囲気が結構異なるので、その部分も含めて解説していきたいです! それで

          「ROSÉCOLOR」のアレンジを中山美穂さんver.とCINDYさんver.で比較してみた

          沢田研二さんが「柴山和彦さんと2人でLIVEをされていた頃」のサウンドメイクを分析

          今回は沢田研二さんに関する記事です! 内容的には、 ↓の続編で、 ↓の前日譚となります! 今回取り上げる内容は 「沢田さんがギタリストの柴山和彦さんと2人体制でLIVEをされていた頃のサウンドメイク」 となります。 このボーカルとギターの2人だけの編成は、 沢田さんご自身が 「12年ほど構想されていた編成 (元々還暦LIVEの後にこの編成に挑戦される予定だった)」 らしく、2018年から2021年いっぱいまでは2人編成でLIVEされていました。 勿論この時期にリリー

          沢田研二さんが「柴山和彦さんと2人でLIVEをされていた頃」のサウンドメイクを分析

          AB'S 「AB'S-3」が海外のシティポップファンの間で大人気になった理由を考える

          今回は日本を代表するフュージョンバンド 「AB'S」に関する記事です! 僕のnoteでは、SHOGUNについては色々書いているのですが、AB'Sを取り上げるのは初となります。 タイトルの通り本記事で取り上げるのは ・AB'Sの3rdアルバム 「AB'S-3」です! 「何故いきなり3rdアルバムから取り上げるの!?」 と思われる方もいらっしゃると思いますが、実は本作が、 「昨今の海外シティポップ/AORシーンで一番人気なAB'Sのアルバム」 なのです。 では、 「何故3r

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          ガチの"昭和アイドルソングクリエイター"の方々が制作された スリーライツ 「流れ星へ」 のサウンドメイクに迫る

          今回はアニメ「美少女戦士セーラームーン セーラースターズ」に登場するアイドルグループ「スリーライツ」の楽曲についての記事です! 作品内では大人気の「男性アイドルグループ」として活動していて、実は「男装しているセーラー戦士」だったりするのですが、それについては是非「セーラースターズ」本編をチェックしてください。。 ちなみに元ネタは昭和邦楽ファンにはお馴染み「ハートブレイク太陽族」のスターボーなのではないかと言われています。 本記事では、スリーライツの代表曲である「流れ星へ

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          初めて三宅健さんのソロコンサートに行ってきた感想

          昨日、友人のめりぴょんさんのお誘いで、 三宅健さんのコンサート 「2024 Live Performance The otherside:Another me Presented by KEN MIYAKE ※略称:アナミコン」 を見に行って来ました!! 前々からめりぴょんさんがTLで 「三宅さんのトラックが凄い!」 とツイートされていたので、僕もアルバムを聴いて衝撃を受け、周りの音楽仲間に 「歌を主体としたサウンドメイクじゃないが故の"スネアのマスタリング"が凄いんだ!!

          初めて三宅健さんのソロコンサートに行ってきた感想

          Z世代が「90年代後半の邦楽シーンでのLUNA SEAの立ち位置」を考える

          はじめにこの記事を書いている僕は2003年生まれで、今月21歳になったばかりです。 バリバリ終幕中に産まれたのですが、中学3年生(2018年)のある日、YouTubeで昔のLUNA SEAのMVを見て、 「なんて個性的なことをやっている人たちなんだ!!」 と衝撃を受け、それ以降宇宙一大好きなバンドになりました。 そこから、LUNA SEAのLIVEに足運んだり、SNS上でLUNA SEAが好きな方々と交流を持ったりしていたのですが、ファンをやっていく中である1つの疑問が浮

          Z世代が「90年代後半の邦楽シーンでのLUNA SEAの立ち位置」を考える

          【美少女仮面ポワトリン】 花島優子さんの「悲しみに一番近い場所」の"メロディの凄さ"

          今回は 1990年の特撮ドラマ「美少女仮面ポワトリン」の前期エンディング主題歌「悲しみに一番近い場所」のメロディの凄さ を解説していきたいと思います!! この楽曲は「ポワトリン」のエンディング主題歌かつ主演の花島優子さんの歌手デビュー曲となっています。 そのため、恐らく作曲担当の松本俊明さんが 「新人アイドルのデビュー曲なので、なるべく歌いやすいメロディを作ろう!」 という意図で制作されているのか、 「メロディで用いられている音域がかなり狭く、使われている音数も少ない」

          【美少女仮面ポワトリン】 花島優子さんの「悲しみに一番近い場所」の"メロディの凄さ"

          杏里さんの「最後のサーフホリデー」と中山美穂さんの「VIRGIN EYES」は双子曲なのではないか?

          今回の記事では、 ・杏里さんの「最後のサーフホリデー」 ・中山美穂さんの「VIRGIN EYES」 は実は 「同じ原曲から2パターン作った楽曲なのではないか!?」 ということについて考察していこうと思います! この2曲は作詞作曲編曲の制作陣が共通していて、キーもコードも曲調もほとんど一緒です。 そのため、この2曲は ・先に出した「最後のサーフホリデー」を再構築して「VIRGIN EYES」にした ・元々1つの原曲があり、それを基に2パターン作った のどちらかの手法で制作さ

          杏里さんの「最後のサーフホリデー」と中山美穂さんの「VIRGIN EYES」は双子曲なのではないか?

          【ベースレスロック研究②】 近年の清春さんと鈴木トオルさんのバンド編成から考える"ベースレスロックに必須な楽器"

          今回の記事は以前書いた 「沢田研二さんと清春さんのロックから考える"ベースレスロック"の利点」の続編となります! ↑FIELD OF VIEWの浅岡雄也さんを始め、沢山の方々からご好評をいただきました! 前作は「ベースレスロックの利点/どういうタイプのボーカリストが向いているのか」ということについて研究したのですが、今回は 「ベースレスロックを作り上げるのに必須(気味)な楽器はどういった楽器なのか」 について、近年の のバンド編成から研究していこうと思います! 僕は今

          【ベースレスロック研究②】 近年の清春さんと鈴木トオルさんのバンド編成から考える"ベースレスロックに必須な楽器"

          松野恭平さんのラジオに出演して「近年の笠原弘子さんの音楽」について伺ってきました!【インタビュー記事】

          先日、作曲家の松野恭平さんと元ライブハウス店長の福原和揮さんがオーナーを務められているお店「Cafe & Barオーケストラ」さんのポッドキャストに出演させていただきました! ↑オーケストラさんのWEBサイト ↑僕が出演させていただいたポッドキャストのリンク その際、 「松野さんがプロデュースを務められるようになってからの笠原弘子さんの音楽について僕がインタビュー」 という企画で収録させていただいたのですが、 松野さんのご厚意で 「ポッドキャストでのインタビューの内容を

          松野恭平さんのラジオに出演して「近年の笠原弘子さんの音楽」について伺ってきました!【インタビュー記事】

          2024年のRockon Social Clubの使用楽器/機材を分かる範囲でまとめてみた

          先日、男闘呼組メンバーを中心とした新バンド「Rockon Social Club」のLIVEツアー 「KURE 5-56 Presents Rockon Social Club Reloaded Tour 2024」 の武道館公演を見に行ってきました! ということで今回は 「2024年のRockon SoCial Clubの使用楽器/機材を分かる範囲でまとめてみた」 という記事を書かせていただきました!! この記事を書こうと思った理由ですが、 前作の「セルフカバーアルバム

          2024年のRockon Social Clubの使用楽器/機材を分かる範囲でまとめてみた