見出し画像

【ふわっとしたイメージを独特に可愛らしく描く絵本作家】〜さちよさん〜

小さい時から絵が好きで「家族が寝た後に内緒でノートの裏に描いた」というさちよさんは、依頼者のイメージを受け取って描くのが得意で、似顔絵も特徴を捉えて独特の世界を繰り広げています。

それでも特別に絵の勉強をした事がなく誰かの絵を真似した事がないとの話に驚かされます。

一人で遊ぶのが好きで妄想の世界に入っていた子ども時代を過ごし、漫画家になりたくて高校時代は自分で漫画を考えて描いていたり、童謡が好きでそれを描き留めて絵本も作っていたそう。

就職では、別の仕事に就いて、絵は趣味で描いていたと言います。

その仕事は事務やクレームの報告書を分析し、データの数字から読める動向をグラフにする等、目に見えない物を誰でもわかるものにする作業で今に通じていたと過去を振り返ります。

ただの数字の羅列から意味のあるものへと発見をした時のワクワクや、それをどうみんなに分かってもらえる表現をするかを考えるのが好きだったそうなのです。

しかし子どもに寄り添いたいという思いから、仕事を辞めると、自分も穏やかになって、本格的に絵を仕事にしていく流れになりました。

イベントへの出店や、自作の絵を自ら説明するライブを始めてから、ライバーさん達の似顔絵や新商品のイラストも手がけたり、新曲のカバーを描く依頼も受けるようになったと言います。

誰かの行動が羨ましくなって動くと新しい流れができると話して下さるのですが、苦手と思っている事に果敢に挑戦して自分の世界を広げていっているからこその流れなんだと感じます。

自分一人で満足していたものがたくさんの人のリクエストに応じるとなると責任重大とも感じながら、似顔絵で心がけているのは、似てる事よりも一番印象的な長所を描く事だと言います。

そして「あなたはこんなに素敵だよ」と思って描いているそう。

「絵が出来上がった時も嬉しいけど、言葉や音楽の断片や色とりどりのイメージが頭に浮かんだ時の方が一番嬉しくて、描けるって思う」と語る姿は生まれながらの芸術家を感じさせます。

絵を描く事だけで生活したい、自作の物で周りを埋め尽くしたいと希望し、良い絵を描く為に色々な人に会ったり、景色をみたり、感動する事を大切にするようにもなりました。

自分がとても幸せな世界から生まれたという鮮明な記憶と、生きていて今もとても楽しいので「生きていくってすごく幸せな世界だよ」というメッセージをどの絵にも入れているそうです。

子ども達だけでなく絵を見た全員に”生まれたって素晴らしい”と伝わったらいいなと言います。

絵本以外の夢はケーキ屋さんとコラボしてパッケージを作るとか、町のどこかに自分の絵が見つけられたら嬉しいと可愛らしい声で笑顔を照れ隠ししながら話してくださる姿が印象的でした。

さちよさんに興味がある方はぜひ。  https://mobile.twitter.com/sachiyoniko




🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸

インタビューに興味がある方は、TwitterやFacebookからも連絡出来ます。

https://Twitter.com/emiko_message9

https://www.facebook.com/emiko.sekine.16

いいなと思ったら応援しよう!