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【幾つになってもやりたい事で溢れ、楽しい事や充実感で輝く女性】〜藤原優子さん〜
福井県で生まれ大阪で育ち現在71歳。
定年退職後はキャリアカウンセラーの仕事をしています。
現役の仕事で大掛かりなリストラをする側に立った時、こらからどう生きていったらいいのかと問われたことが自身に大きく響き、それぞれの人が答えを出せるためのサポートをしてきました。
社会のせいだけではない、どんな風に仕事に取り組んで、努力をしてきたかということ、もっと若い頃から働く事を考える必要性を感じ、学生支援や就職弱者の就労の手伝いもしてきました。
その支援を引き継ぐ時に、手放すのではなく手渡していきたい、無理にではなく必要な人が必要な時に見にいって読めば繋がる形にしたいと考え、電子書籍として出版したのだそうです。
60代手前は自分のキャリアを考え直す時期のようで、よく57歳の方からの相談を受けます。
それで自分の今までの経験もサンプルになるかもしれないと、整理して書き残す事にしたのです。
家族の歴史、特に父が戦争から帰ってくれたからこそ、自分が生まれ、子供が生まれ、孫が生まれて命を引き継いでいるということ。父の命もまた戦場で失われた命の分も担っているということ。
自分の命を大切にすることは、引き継いだ命を大切にすること。そうすることで先人への感謝や周囲への感謝が生まれる、命は自分だけのものではないことを理解して欲しいという想いがあります。
洪水で全てが流れてしまう光景を見て、記憶の遺産、記録の遺産を風化させないために電子出版なら、バックアップとしても費用の面でもとてもいいと感じています。
読書サークルの同人誌「ツナグ」を作ったり、自分史として毎月短歌集も出しました。
1枚の写真から自分史を一緒に書き「100人と書く一枚の自分史」を電子出版したりと、念願の文芸部の活動が出来ています。
今後は、家族の物語、お父さんの戦争の物語も書いて命のバトンを渡していくことにしています。
戦後の最中で、女性でも自立すべきというお母さんの思いから「始めた事は師範になるまでやりなさい」との教えが苦しかった時もあったけれど、お陰で困窮することなく今では感謝しているそう。
母が伝えたかった作法のことを紙芝居に込めて孫世代にも伝えていきたい、そして心に関する活動、日記を書いたり、着物を着るとか、食を大切にする、日本の年中行事を大切にしたいです。
「70代は半分は仕事や人の為のミッションに生きて、半分は人生の彩りのために丁寧な暮らしをし、そんな自分を見て70代っていいなと思って貰いたいです」と笑顔が輝いていました。
自分史に興味がある方はぜひ優子さんと繋がってみてはいかがでしょうか。 https://www.facebook.com/yuko.fujiwara.98/
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