NodeVPNを導入した話
つい先日初めてVPNを導入しました。
契約したのはNodeVPNというパナマを拠点とした世界的にも最もポピュラーな仮想プライベートネットワークを提供する企業。パナマが意外に感じたが、その理由は強制的なデータ保持法というのがないという理由なのだそうです。もちろん日本にも人気のVPN企業はあるのだが、運用しているサーバーの数が圧倒的だったり、スピードも速くセキュリティも安心という、要するに定番だったのが理由です。ただその分他の競合VPNと比べてちょっとだけ料金がお高いです。
なぜ今回VPNを導入したかというと、仕事柄スタバなどの公共のフリーWifiを利用させてもらう事が多いのですが、その度に頭の隅で「セキュリティ的に問題ないのか」という疑念を持ちながら利用していました。スマホのテザリングで対応する事もありましたが、写真や映像をクラウドに転送することもあり大容量で契約しても消費がエグかったので、やはり何かと使い勝手がよい公共のフリーWifiを利用しつつ、セキュリティの安全性が保てるということでNodeVPNを使ってみることにした。
ポケットWifiなどを持つという選択肢もありましたが、月額の料金もVPNの方が安い上に、何より持ち歩く荷物が増えるということを避けたかったのも理由のひとつです。
なぜVPNにすると公共のフリーWifiでも安全性を保てるかというと、使用しているPCやスマホにVPN専用のアプリをインストールし、ネットワーク上にアクセスする際、まず暗号化された安全なサーバーを必ず経由してからアクセスされるため第三者に見られる事がないという仕組みです。
なので公共のフリーWifiを使用中でも個人情報の入力やクレジットカードを使ってECサイトで買い物なんかも問題なく可能になります。うちの家庭はMacBook2台、iPad2台、iPhone2台を使用しておりますが、NodeVPNは同時アクセス10台まで可能なので1契約で家にある全てのデバイスのセキュリティが確保できました。軍事グレードの次世代暗号化技術が採用されており、追跡・収集・共有を一切しないノーログポリシーを順守してる点も安心です。
メリットばかり紹介してますが、この記事はVPNを導入した個人的な感想を記してるだけでNodeVPNの広告ではないです。NodeVPN以外にもVPNサービスはあるので検索して内容を確認してみてください。今後はVPNがもっと一般的なサービスなりそうな気がします。
中国などネット検閲をしている国ではVPNはポピュラーなサービスとして人気があります。ネットフリックスも規制されて観る事ができませんが、VPNを使って閲覧可能な国のサーバーを経由して観ているそうです。最近はそれも対策されているようですが・・。
また日本国内から観る分にはネットフリックスは規制はないものの、実は海外では配信されているのに日本では配信されていないコンテンツなども存在します。その代表例がジブリ作品。例えばイギリスではジブリ作品がネットフリックス上で配信されており、イギリスにあるサーバーを選択して、ネットフリックス上でジブリで検索すればほとんどのジブリ作品を観る事が可能(合法)です。表示されない場合は一旦ネットフリックスをログインしなおしてみてください。WEBサイトでもアプリでも視聴可能です。早速「紅の豚」と「もののけ姫」を観ました。
もちろんジブリ以外にも国によって配信コンテンツに違いがあるので、検索しても出てこない場合はVPNで色んな国で試してみるのもいいかもしれません。また同じようにプロキシサーバーに接続して規制を回避する「串を刺す」というやり方もあり、VPNと混合されがちですが、そもそも「串を刺す」行為は暗号化されておらず、逆にそのサーバーで身を危険に晒すことになるので、有料のVPNを使った方が無難です。
Youtubeなどを見るとその国で配信されている広告が流れます。ある意味それも楽しいですが、広告がそもそも煩わしいという方は「Brave」というブラウザを使用すると広告が全て表示されません。
あとデメリットとしてはサーバーを経由する分スピードがちょっと遅くなります。これはVPNの唯一のデメリットとも言えるかもしれません。ただそれでも昔に比べると断然速くなったようで、正直あんまり気にならないかなって思います。気になった場合は選べるサーバーがいくつもあるので、安定していそうなところを選択し直すのも手です。
料金ついて
料金は以下のページでいくつかのプランが用意されています。
契約期間も1ヶ月・1年・2年と分かれており、1ヶ月更新だと月額2000円越えですが、2年だと月換算でスタンダードプランで700円ほどになるので、2年がおすすめです。3ヶ月の延長と、30日間の返金保証までついてきます。30日間とりあえず試してみてもいいと思います。
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