今日のポチった「AIAIAI TMA-2 Studio Wireless+」
このところ購入したものが多くてしばらくは立て続けに購入アイテムの紹介を続けます。
購入したのはデンマークのオーディオメーカー「AIAIAI」のTMA-2 Studio Wireless+という製品。 発売日は2022年1月と発売してから少々経過してますが、それでも個人的にこれだけバランスの良いヘッドホンは他に見当たらなかったので購入しました。中でもヘッドフォンのTMA-2というモデルがAIAIAIのなかでフラッグシップモデルと言われる代表作。このTMA-2はヘッドバンド、スピーカーユニット、ケーブル、イヤークッションなどそれぞれのパーツを選んで組み合わせることが可能なモジュラーシステムという独自の構造を採用しており、例えば片耳のスピーカーパッドが壊れても、その部分のみを取り替えて使用できるという特徴があります。サステナブルな北欧らしい取り組みです。そして各パーツの種類も豊富にあり自分好みのヘッドフォンに仕上げることが可能です。なんといってもそのデザインが素晴らしいです。
そしてこちらもAIAIAIが独自に開発した「W+LINK」という発明があり、現在Bluetooth接続が可能なヘッドホンは山ほどありますが、Bluetooth接続に比べて超低レイテンシーで安定した接続とロスレス・オーディオを実現しています。どういうことかというと普段AirPodsなどで音楽を聴いてると別に不便に感じることはないのでその辺がわかりにくいのですが、BluetoothにはSBC、AAC、aptXの主に3種類のコーデックが存在し、一般的なBluetoothに使用されるコーデックのSBCは多少の遅延があります。さらにBluetoothは圧縮されているので音質の劣化もあります。SBCに比べるとAppleが使用するAACコーデックや、現在主流のaptXなどは高音質で低遅延ですが、やはり圧縮されているものには変わりはありません。
またスマホやゲームなどBluetooth接続ができる製品ではAACやaptXなど高性能のコーデックにより、あまり気になることはありませんが、Bluetooth接続の機能が備わっていないオーディオ機器や車などに使用する送信タイプのBluetoothだと音質の劣化、遅延、安定の悪さがもろに現れます。
なので音質の劣化(圧縮)がなく、遅延(レイテンシー)もなく、そしてワイヤレスを求める人にはこの製品はうってつけというわけです。そんな人は音楽関係に従事している人に限られると思いますが、そもそもこのヘッドフォンは音楽制作者向けに作られた製品になります。世界的に有名なDJなども開発にも携わっており、プレイ中にケーブルを気にせず動ける超低レイテンシーワイヤレスヘッドフォンは念願の製品だったのかもしれません。
そのW+Linkを実現するためにはヘッドフォンとは別にX03 Transmitterという別売りのものを送信元の機器のヘッドフォンジャックに挿す必要があります。自分が購入した「TMA-2 Studio Wireless+」には同梱で付いてきます。
これにより上記の音楽制作の上でも問題なくワイヤレス環境が整うというわけです。実際ワイヤレス製品での音質のクオリティは圧縮がない分とても良いです。
またTMA-2はBluetoothに切り替えることも可能で、さらには有線接続も可能です。単純にiPhoneに接続するなら汎用性ではBluetoothの右に出るものはなく、有線ケーブルではバッテリーを気にすることなくDJプレイが可能です。
その場に応じた使用の選択が可能なのも魅力です。
またここ数年蛍光色のものにハマっており、ケーブルの色にneon yellowがあるところも個人的に見逃せないポイントでした。
自分は音楽制作者でもDJでもありませんが、その一歩手前の趣味という範囲で音制作やDJプレイ楽しんでるのでこういった製品はすごく刺さります。今やDJもサブスク音源で使用が可能だったり、サンプラーやシーケンサー、DTMソフトなども安価なものが数多く出てるので個人でも楽しむ分にはハードルが下がったと思います。
ただAIAIAIで一番欲しかったのはヘッドフォンではなくスピーカーだったのですが、まだ購入には至っておりません。時が来たら必ず買うつもりなので、その時はまたこちらで使用感想を述べるつもりです。
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