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「すべての人に、DXを」 株式会社PolarTechに込めた思い。

みなさんこんにちは。明松です。
今日の記事は少々暑苦しいかもしれませんが、僕の強い思いについて熱く語りました。読んでくれたら嬉しいのです。


株式会社PolarTech

さて、株式会社PolarTechという会社を5月24日に設立しました。私はいま、株式会社PolarTechの代表取締役をつとめています。

設立からもう3ヶ月が経ちました。株式会社を立ち上げて、内部を整えていくのはなかなかに大変で、ようやく最近になって、少しずついろいろなことがなんとなく落ち着いてきたくらいの様子です。設立したときからさまざまな受託案件も平行してやらせていただいているので、おかげさまで忙しくて息つく間もない日々を送らせてもらっています。

僕は今右膝を骨折して入院中で、なかなか思うように仕事ができなくて歯がゆい日々です。本当はいろいろな人に会って、いろいろな人と話して、アクティブに仕事をしたいのですが。でも、最大限病室から出来る仕事を毎日やり続けてます。

PolarTechに込めた思いについて。

この記事では、株式会社PolarTechとは一体何をする会社なのか。そして、僕がなぜこの会社を作ろうと決めたのかについて書いてみようと思います。良く考えたら今まで語ったことがなかったので。

株式会社PolarTechは「地方からのDX人材育成」の会社です。

僕たちは、株式会社PolarTechを通じて、地方からのDX人材育成というミッションにチャレンジをします。

僕はもうかれこれ6,7年前くらいから、AIに関する教育に携わらせていただいています。6,7年前といえば、ディープラーニングという言葉が独り歩きをし、異常なまでの流行をし、「ディープラーニングをやりたい」「ディープラーニングをやらなければならない」という世間の需要が凄まじく高まっていたくらいの時期でした。ディープラーニングはベースに数学があるので、ITの世界で「数学が大事」という空気感が急速に生まれ始めたのもこのくらいだった気がします。

幸運なことに僕はAI教育に参画してほしいというお声がけをいくつかの方面からいただき、最初は数学担当として社会人の皆さんにディープラーニングの基礎となる数学の講義をするという日々でしたが、徐々に機械学習、ディープラーニングという分野についてもいろいろと講義をさせてもらうようになりました。

AI教育の世界でそのくらいの時期にさせてもらった仕事の中で最も大きかったのは、日本ディープラーニング協会のG検定の対策カリキュラムを構築し、おそらく日本で始めて「対策講座」をやらせていただいたり、問題集をこれまたおそらく日本で始めて書かせていただいたりしたことだと思います。

また、7,8年ほど前から現在までずっと宮城県でのIT基礎研修、高度技術研修を長く担当させていただいたり、最近では滋慶学園COMグループという日本最大の専門学校グループで、AIに関する最先端の動向を教育カリキュラムに反映したり、学生へ伝えたりということをやらせていただいたりもしています。

気がついたら、「AI」を軸にして、IT業界の先端みたいなところに常に立ち続けているような日々でした。そしてそんな場所からこの日本が一体どこに向かっていくのかを見続けていると、日本にDXという強い風が吹きはじめたことに気づきました。

DX推進とDX人材

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、アナログで非効率なことをIT技術を駆使してデジタル化し、便利で住みよくしていこうという取り組み全般の総称です。現在ではこの言葉は単に「便利にしましょう」というだけではなく、デジタル化による企業風土の改革、ビジネスの変革という意味合いまで含まれる、とてもとても大きな言葉になりました。

そして、日本では、このDXを推進することが急務と位置づけられています。

DXの推進は、そのまま日本という国の生産性の底上げに直結します。例えば紙の資料、無駄な署名捺印などなど…これらの非効率がデジタル化されることが国全体の生産性を持ち上げることはもちろんですし、日常生活までDXで良くなります。例えばタクシー。最近、タクシーを電話で呼ぶという人はだいぶ減ったんじゃないですか。あれは、アプリ配車、そして車内タブレット決済という「タクシーDX」が成功し、我々の利便性を大きく高めてくれたというわかりやすい事例です。

DXは世の中をより良くします。DXは僕たちに利便性をもたらします。

しかし、日本においてこの「DX」をあらゆる分野で推進していくことは、大きな課題と隣合わせでもあります。というのも、DXを推進するための専門スキルを持った人材、すなわちDX人材が必要不可欠なのです。

DXを推進するには、とにかく多種多様なスキルを持つ人材が力を合わせる必要があります。それは単なるITの基本スキルだけではなく、例えばAI、セキュリティなどの先端スキル(俗に言う「D(デジタル)スキル」)、さらに、ビジネスをデザインしたり、牽引したりという、俗に言う「X(トランスフォーメーション)スキル」など。そして、これらのスキルを持つ「DX人材」を育成していく人たちも、自ずと必要になります。

デジタルスキル標準、そして東京。

日本で必要とされる「DX人材」を詳細に定義した指針として、経済産業省によりデジタルスキル標準(DSS)が策定され、2022年12月に公開されました。日本全国でこの指針に沿ってDX人材を育成していこうぜ、という、いわば大号令のようなものです。2023年には異例の速さで生成AIに関する内容で改訂もされています。これにより、東京ではすごい数の「DX人材育成企業」がそれぞれに非常にハイクオリティかつユーザーフレンドリーなDX人材育成コンテンツを作り、そして迷えるユーザたちにガンガン提供をしまくっています。

なぜ僕がそんなことを知っているかというと、それを間近でリサーチするために東京に行きまくり、さまざまなイベントに参加し、最先端をこの目で見まくっているからです。

ハッキリ言いましょう。仙台とは雲泥の差です。これは今回のDX人材育成についても、7年前のディープラーニングのときもそうでした。仙台と東京は新幹線で1時間20分で移動できますが、こういう最先端の状況は2年のズレがあります。そして地方都市は、2年くらい経ってようやく「あれ、もしかして遅れてる?」と気付き、東京をロールモデルに何やらやろうとするのですが、時すでに遅しでジリ貧で東京になれずに終わってしまうというのがいつものパターンです。きっと今流行りの生成AIだって、黙っていたらそうなるんじゃないですか。

なので僕たちは、地方からのDX人材育成というチャレンジをしようと決めたのです。

地方でやるからこそ、血の通った教育がやれるはず。

コロナ禍での「オンラインツール」の普及も相まって、現在はオンラインで動画教材やライブ講義による教育コンテンツというのがだいぶ増えました。それこそ、東京のコンテンツを仙台から利用するみたいなことも、ずいぶん簡単にできるようになりました。

でも、だからこそ僕たちは、「あえて仙台でやってみたい」のです。

もちろん僕たちはオンラインツールも積極的に活用していきます。しかし、仙台を拠点にDX人材育成を展開していくことによって、もっと仙台の企業さん、ユーザさんと血の通ったやりとりができるはずだとも信じています。あるときはオンラインで効率化を。あるときは顔を突き合わせて深いコミュニケーションを。そうやってこの仙台という街に、少しでも「DX」の苗を植えることができたら、と考えています。

具体的には、オープン講座、法人研修、DX導入支援などなど、さまざまな取り組みで、仙台で「DX」で困っている誰かを全力でサポートしていきます。やれることは全部やるつもりです!

「寄り添う」というコンセプト

とにかく大事にしたいことは、僕たちは「寄り添う」存在であり続けたいということ。ただ講義をして終わり、ただアドバイスをして終わり、ではなく、ユーザにとっての問題を自分ごととして捉え、共有し、一緒に解決していく存在でありたいと思っています。その根を仙台に下ろし、仙台でDXの悩みを抱えている誰かにとっての頼れる窓口でいたいと思っています。

そしてそれを具現化するには、教育コンテンツの「わかりやすさ」そして「面白さ」そして「しっかり役に立つこと」に徹底的にこだわらなければならないと考えています。ここがPolarTechの最大のこだわりポイントです。僕は今まで、長きにわたって教育業界を渡り歩いてきました。そこで蓄積してきたノウハウ、思いをすべてこのPolarTechにぶつけて、最強の「DX教育」コンテンツを提供していきます。

とにかく動きます。積極的に動きまくっていきます。そうやって、この仙台という街にDXの芽が息吹き、そしてさまざまな地方のロールモデルとなっていければ、僕たちのミッションはそこで達成です。
PolarTechではそこに向かって、とにかく全力でさまざまなコンテンツ、相談窓口を提供していこうと思っています。

いろんな試練があると思いますが、ここからスタートです。

おそらく、いろいろな試練もあるでしょう。答えのないことの答えを作らなければならないようなこともきっとたくさんあると思います。でも頑張ります。なにより僕もこの年になってこういうことにチャレンジできるのがめちゃくちゃ楽しみなのです。

みなさん、ぜひ応援してください。そして、お困りの方にぜひ紹介してください。本気で頑張ります。どうかよろしくお願いします。

合言葉は「すべての人に、DXを」。

あ、近日中にPolarTechのWEBサイトができます。よかったら見てやってくださいね。

ChatGPT超入門講座!

そんなPolarTechの初の取り組みとして、ChatGPT超入門講座をオープン講座としてやってみることになりました。なんとなく「そろそろ触ったほうがいいんじゃないかな」「でもどうすればいいんだろう」ということを考えている方も多いであろうChatGPT。実は誰もにとっての「最高の相棒」となるめちゃくちゃ強力なツールです。

↑クリックで講座の特設ページへ

この講座では、誰もがゼロから初めて、ChatGPTを相棒として使いこなせるようになる、やさしくてわかりやすいコンテンツをお届けします。多分、めっちゃ面白い講座になると思いますので、ぜひみなさん、応援も兼ねて受講してみてくださいね。全日オンライン開講で、録画も残るので後日に見ることもできます。

何卒 m(_ _)m

というわけで

株式会社PolarTech、がんばります!
みなさま、改めてどうぞよろしくお願いします。

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