昏想反思 5
ねえねえ、なぜそんなに叫ぶの
ねえねえ、なぜそんなに怒るの
・・・それとも、悲しいの
本当は、どうなりたいの
本当は、どうありたいの
・・・君は、なにが欲しいの
+++ +++ +++
そんな言葉が、途切れることなく頭の中を流れる
思い出す事もないほど昔から……
昔…… そんなものはあったのだろうか
昔の事は……
心の中に空白が広がる
真っ白な空間と真っ暗な空間が交互に現れる
白と黒の色以外は何もない
頭の中に流れる言葉は答えを求めているようで
答えを拒んでいるようで
答える気力も起こらない
ただ流れているだけの言葉……
そんな言葉とただ生きている
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?