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明日は父の命日です。
アラフォー女性建築士の『さわ』です。
主に関西で住宅を設計しています。
明日8月28日は父の7回忌の命日です。
法事の為に実家に帰る予定です。
このタイミングで父の事とnoteを始めるきかっけにつながる事を書こうと思います。
私と父
6年前に父は癌治療の末亡くなりました。
癌治療を始めて1年ちょっとしか経っていなかったので心の準備もできずかなり心にぽっかり穴が開きました。
さらに私は自他ともに認める『パパっ子』だったので大きな支えを失った気分でした。
それでも亡くなった当時は仕事も新しい形に変わったところでとにかく目の前の事に必死で忙しく過ごしていました。
ちょうど3回忌を終えた頃からなんだか自分がおかしいなと思うようになってきました。
そしてとある日カードヒーリングをしてもらう機会がありました。
その時自分が発した言葉に自分もびっくりしました。
『いつ死んでもいいと思っている』
何故そう思っていたのか言葉にしてから考えるようになりました。
すると父との関係を思い出すようになりました。
父は私のする事を幼い頃から手放しで応援してくれる人でした。
高校で理系に進む事から、大学で建築学科を受験する事も。
それからお馬鹿がゆえに時間がかかった二級建築士の試験も。
私の中では合格した時点では取らなきゃやばいとって当たり前と思っていたので合格した時は喜びより安心しました。
だから父に合格の報告をしたとき私より喜んでくれた事は今も忘れません。
いくつになっても応援してくれる父でした。
そんな父を失くして私はいつからか生きる目的を失っていました。
誰かに評価される為に生きてきたつもりはなかったのですが、もう頑張っても私の事を応援してくれる人はもうこの世にいない。
喜んでくれる人はいない。
だから私は少しづつ生気を失っていました。
新に頑張るきっかけ
ちなみ『死んでもいい』というのは死のうとしてるわけではなく、日々は普通に過ごせるのですがどうも心の中で頑張り切れないといった感じです。
できれば穏やかに余生を過ごしたいぐらいに思っていました。
(それ以前になった鬱とは違って本人は至って明るかったです汗)
そんな感じの気分で2年ぐらい過ごしたのかな。
何も新しく頑張る気力もなく仕事も極力少ない方がいいと思っていました。
その間私の持病がだんだんと悪くなり、薬治療では生活もしんどい状態になってきて病院では手術を奨められるようになりました。
でもなかなか手術をすると決める事が出来ませんでした。
だって『死んでもいい』と思い続けているのに生きるために手術をするわけですから自分の中の矛盾が整理できませんでした。
とは言え薬の負担も大きいし、日々動くのもしんどいし。
もう手術するしかないかと整理もつかないまま手術をする事になりました。
しかしその手術がきっかけで自分の人生をもう一度考え直すきっかけになりました。
誰の為じゃなく自分の為に頑張ってみようと思うきっかけに。
それがnoteを始めるきっかけにもなりました。
長くなりそうなので病気の事、手術の事は次回に続きます。
(明日は間取りの考え方なので月曜日かな~)
さいごに
自分にとってすごく大切な人を亡くしたら時間がたっても心に空いた穴は空いたままで、空いたまま前に進む方法を考えて生きるんだと思った私の経験でした。
そんな父の七回忌。
明日しっかり心の中で父と会話してこようと思います。
この一年の報告も兼ねて。
そして今日は実家に帰る為に返上して仕事がんばらねばです『いってきます』
皆さんも元気に『いってらっしゃい』
こんなアラフォー女性建築士を応援してみようかな思ってもらえたらフォローとスキをよろしくお願いします。
左巴建築設計事務所 さわ。