見出し画像

阪神百貨店の改装

アラフォー女性建築士の『さわ』です。
主に関西で住宅を設計しています。

先日4月6日に全館がグランドオープンした阪急阪神百貨店(通称:阪神百貨店)の改装について書きます。
(この記事の為に昨日、写真を撮ってきました!)

大阪の中心、梅田と言われるエリアには百貨店が密接しています。
そのうちの二つがこの度ツインビルとして生まれ変わりました。

一つは通称阪急百貨店(現在:大阪梅田ツインタワーズ・ノース)です。
こちらはちょうど10年前に建替えられていて、今回通称阪神百貨店の改装工事の完了に合わせて名称を大阪梅田ツインタワーズ・ノースに変更したようです。

そして今回グランドオープンした阪神百貨店は大阪梅田ツインタワーズ・サウスとなってお向かい合わせのツインビルが完成しました。

阪急阪神百貨店(大阪梅田ツインタワーズ・サウス)

名称は慣れないので・・・
通称の阪神百貨店と呼ばせてください。

今回改装が完了してグランドオープンした阪神百貨店はこちらです。

阪神百貨店

梅田界隈でよく出没する私もよく見かけていたのですがず~と工事している印象の建物でした。
そしてず~と工事しているけどいつもどこかは営業している建物で、知らない間に部分的に解体して、部分的に改装してといった感じでした。

だから今回グランドオープンですと言われてもどこが広がったのか!?と思いました。
実際は地下の食品売り場がかなり広がったそうです。

外装で見ると以前と明らかに変わっている部分があります。

オフィスが入るタワー部分です。
随分高い建物になりました。

阪神百貨店 高層部分 ラインが綺麗

阪神百貨店の軌跡

改装内容を調べていたらこんなホームページにたどりつきました。

私が馴染み深いのは2015年改装後の姿です。
アールの形が特徴的で阪神電車 梅田駅の表記がある建物です。

今回の改装でも低層階のアールの形は残されました。
大きく違うのが、そのアールに沿った外壁が鍵編みのような装飾になったこと。
その隙間に壁面緑化もしています。

これは壁面緑化?

そして2階部分にウッドデッキの屋外通路が出来て阪急百貨店とJRともつながる歩道とつながりアクセスがよくなりました。

2階テラスデッキ

写真を撮りながら思いましたが今回の阪神百貨店の外装はかなり好きです。
阪急百貨店よりも・・・

阪急界隈大開発

今回阪神百貨店の改装が終わって次に取り掛かるのは、新阪急ホテルを建て替えるそうです。
それと阪急ターミナルビルの建て替え案もでているとか。

何年後になるか分かりませんが、阪急梅田駅、地下の三番街まですべて変わると大掛かりな都市開発になります。
JRの方の開発もまだ進行中ですが、どんどん新しく変わっていく梅田にワクワクします。

それと同時に全く違う形になる寂しさもありますね。

次に解体される新阪急ホテル

建て替えの為に解体される新阪急ホテルを見納めの為に撮影してきました。

さいごに

そういえば大学進学で大阪に出てきた時、梅田のHEPが出来て間もない時期でした。
都会には観覧車がついたビルがあるのか!?と衝撃を受けたのを覚えています。

同じ建築業会でも都市開発って長年にわたって行われる事業で壮大な計画だなと思います。
担当されている方にとってもかなり長期のお仕事ですよね。
どんな感じなんだろう?
飽きないのかな??(おバカな感想)

私は本日も小さな建物の設計のお仕事をしに『いってきます』
ちなみに大阪住みの方いたら教えてください。
阪神百貨店デパ地下で一押し食べ物何ですか?『いってらっしゃい』

こんなアラフォー女性建築士を応援してみようかな思ってもらえたらフォローとスキをよろしくお願いいたします。

左巴建築設計事務所 さわ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?