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【お知らせ】2024年3月3日 とこらぼ11周年学習会 「帰還困難区域のいま-現場からの報告-」

所沢・市民放射線測定室「とこらぼ」主催
小豆川勝見先生の
「帰還困難区域のいま-現場からの報告-」

● 日時:2024年3月3日(日)13時30分から
13時15分 受付
13時30分 「とこらぼ」活動報告 13時40分 開始
15時30分 終了
※ 質問時間あります
● 会場:新所沢公民館 学習室1号
● 参加費:無料
● 申込締め切り:3月1日
  申込はtokolabo2013*gmail.com(*を@に代えてください)まで

折しも能登半島地震が2024年元旦に起こりました。
珠洲を中心とする人たちが原発を作らせなかったことと、志賀原発が動いていなかったことで大惨事を回避できました。

今回は自然災害だけでも甚大な状況でした。
これに原発事故も重なっていたらと背筋の寒くなる思いです。
この時期は日本海側で原発事故が起きると、冬の季節風が北西から脊梁山脈を越え太平洋側に吹いているため、放射性物質は季節風に乗って雪となり山に降り注ぎ、残りが太平洋側まで流されてきます。
日本列島のあちこちに原子力発電所をかかえてしまっている私たちは、この問題をいつも意識せざるをえません。

今回も福島原発の事故の教訓を学ぶ機会にできたらと思います。

◎ 小豆川勝見先生のプロフィール ◎
1979 年生まれ。東京大学卒業後、東京大学大学院博士課程 修了。
現在、東京大学大学院環境分析化学研究室 助教。
2011 年より福島第一原発から放出された放射線物質の測定を始め、毎月、帰還困難区域に入り調査活動を行っている。
2016 年より世田谷区教育委員会 放射線アドバイザー。
消費者庁の「食と放射能」講師。
福島県大熊町の除染検証委員。
放射線を分かりやすく子どもに伝える講演会が好評で、福島県など全国の学校から依頼を受け小中学生に放射線授業をおこなう。
自治体や市民、子どもと対話をしながら、社会の側にたった視点を持ち続ける研究姿勢は世界の研究者からも高い評価と信頼を得ている。

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