〜時の雨〜
君の声ひとつで街を抜け出して
君とふたり夜に溶け込んでいく
三日月が揺れていた丘の上
4月の風より冷たい風に震えて
離れていた 心の穴は
やっぱり君の居場所なんだと分かったんだよ
☆仕方ないことばかりの世界の掟が
伸ばした手を何度も振りほどくよ
同じ夢を重ねては笑うけど
切ないかな 時の雨が落ちていく
いつか言ってたことを忘れてもいい
無理して覚えてる必要もないから
七色に揺れる心の中に
染み込んでいく想いは8月のリアル
探していた 一瞬のすきま
明日を彩る方法はいくらでもあったのに
☆届いたら多分戸惑ってしまうくせに
伸ばした手を何度でも汚したい
同じ夜は二度と描けないほど
許されない 時の雨に濡れていく
匂いが残る この恋は
誰のせいでもないって言い聞かせて
ウソではないけど嘘にした気持ち
まだここにあるあの日
☆仕方ないことばかりの世界の掟が
伸ばした手を何度も振りほどくよ
同じ夢を重ねては笑うけど
許されない 時の雨に濡れていく
切ないかな 時の雨が落ちていく