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ドッグイア #1『あきぞら』

みなさんこんにちは!
新連載『ドッグイア』が始まりました。
記念すべき初回は、さいさいが担当します。

今月のテーマは『10月』について。
わたしの中で、秋の始まりは9月ではなく10月からのイメージ。
突き抜けた青い空と、夏が終わって少しひんやりとした心地よい風が吹いて、ついつい散歩したくなるような、大好きな季節。
そんな季節にお届けする今回の詩がこちら。

🌽🌽🌽🌽🌽🌽🌽🌽🌽

あきぞら

太陽に手をかざす

頬をなでる風

そよそよと揺れる秋桜

飛びまわる赤トンボ

突き抜ける広い青空

早起きしたこんな日は

どこか出かけようか

僕だけの
わたしだけの

お気に入りの場所

●歩) 六〇九二九-〇七二〇

🌽🌽🌽🌽🌽🌽🌽🌽🌽

今回の詩では、視点がどんどん上から下に移動していき、また上に戻ってく感じを出したくて。
そして【なでる】【揺れる】【飛びまわる】【突き抜ける】という言葉遊びになっているのか、なっていないのか?なんとなく【る】で攻めてみました。
しりとりだと嫌がられるパターンですね(笑)

さて、わたしの作品では、空🛫や海🏖️、星🌉や月🌜️、自然🏞️やお花🏵️、お天気🌞に関すること、そして食べ物🍽️をよく取り上げます。
今回も太陽、風、秋桜、赤トンボ、青空が登場しました。
理由は小さな頃から好きなものだから、という単純なもので。
でも好きだからこそ、いつでもわたしの頭のなかにあるものなのです。
作風としては、その時々の自分の気持ちの浮き沈みがよく反映されているように思います。
嬉しいことがあったときは楽しそうな詩が浮かび、落ち込んだときはちょっと暗い雰囲気の詩ができたり。
あとは、読者巻き込み型の詩が多いかもしれません。
今回もそう…早起きしたし、天気がいいからどこかでかけよう、とみなさんにお誘いしていますね🤸

お休みの日に家でのんびり、ごろごろ過ごすことも最高に幸せなのですが、やっぱり外の空気を吸って太陽の光を浴びると元気が出るものです。
ちょこっと近所を散歩するだけでいつもと違う発見があったり。
秋の空は澄んで高く見えるので、雲をぼんやりと眺めてみたり。
自分の人生を豊かにするのは、今日新たに踏み出す一歩だったりするのです。

それではまたお会いしましょう!
バトンを遥々岬さんにお渡しします!

さいさい



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