感謝されることの悔しさ
ハンド界隈のみなさんのnote熱に触発され私も推しについて書きます‼️
私のハンド推しは外部コーチ先の高校ハンド部キャプテン。
全校生徒300人余りなのに年間30名以上が進路変更をする厳しい状況の中、部活をする生徒さんは数える程。
その中でハンドを選んでくれた1年3人と3年2人の5人で挑んだ総体。
7人相手に41対7で負けた試合でも、ハンド経験がない彼のプレーはトリッキーで無双。ミスをしようが、点をとられようが楽しみながら攻撃を組み立て相手は戸惑い、チームは盛り上がる。
そして、
彼が3年生春の総体。それまでメンバーが揃わず練習もできなかった。その結果30点差の負け。でも夏の大会にむけ頑張れるはずだった。
けど、メンバーの入院でそれもついえた。宙ぶらりんなまま彼らは引退を迎えた。
それからある日。
偶然彼と出会い、彼はきちんと「原さん、今までありがとうございました」と頭をさげた。
おい、
まってくれよ、
なんで俺に礼なんかいうんだよ。
なんでかしこまって話してんだ。いつもダラダラだったじゃないか。
いつものようにくってかかってこいよ。
頼むから、、、、、
感謝の大切さは痛感している。ハンドを通じて得た経験、人との出会い。
でも彼らにとって私は感謝に足る存在だったのか。もっといい指導者がいれば彼らの高校生活はもっと違ってたものだったのかも知れない。
だから、
今ハンドに関わる、関わろうとする方達に感謝を伝えたい。そしてそれに向かって頑張る学生さん達を応援したい。
感謝の大切さとそこにいたっていなかった自分への悔しさをバネにして。
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