肩凝りシニアさんの住環境
症状
シニア男性(以下「肩凝りシニアさん」と記述)。
極度の肩凝りで、整形外科に通院しても治らない。
考えられる原因
・電磁波過敏症と低周波騒音症候群。
・24時間換気システムを設置した高気密住宅
電磁波過敏症と低周波騒音症候群について
・電磁波過敏症
電磁波過敏症は、例えば携帯電話やスマートフォンで使用する「無線周波数電磁波」を浴びることで、様々な症状が出る。
・低周波騒音症候群
低周波騒音症候群は、低周波騒音のせいで心身に生じている不具合を差す。
(今の所正式な病名ではなく、通称)
例を挙げれば、エコ給湯器が毎日深夜に数時間給湯しながら低周波騒音を出し、それを浴び続けることで心身不調に至る。
・症状は多岐にわたり、個人差がある
電磁波過敏症も、低周波騒音症候群も、原因が不特定であり、症状を訴える人間側も体調や持病の有無、無線周波数電磁波や低周波騒音を浴びる時間や量、質が異なるので、特定の症状は無い。
それでも一応、汐見文隆医学博士(故人)は低周波騒音症候群の三大症状として「頭痛、イライラ、不眠」を挙げておられる。
電磁波過敏症と低周波騒音症候群は、頭痛や肩凝り、腰痛など、「かぶる」症状もある。
そのため、肩凝りシニアさんの原因がどちらなのかははっきりしないし、両方なのかも?
24時間換気システムと高気密住宅
肩凝りシニアさんの家は非常に気密が高く、玄関のドアを開けると、吸い込まれるようにバタンと勢いよく閉まる。
窓はほとんどの場合、締め切られているが、真夏など、必要に応じて開けておくこともある。
24時間換気システムの換気ガラリは強制排気のものがあり、常時室内の空気を屋外へ排出している。
ボイラーはエコ給湯器ではないらしく、一般的に「夕飯後、寝る前に入浴するような時間帯」に給湯している音が聞こえる。
もう一つ別の原因?
・近隣で使用中のエコキュート
肩凝りシニアさんの家から直線距離で10mかそこらの民家は三階建てで、一階の車庫内でエコキュートを使っている。
所有者によれば、それは「昼間は運転せず、深夜に給湯する」とのこと。
確かにある夜、エコキュートが置かれているという車庫の側まで行って耳を澄ませると、キーンとプーンを合わせたような音がしていた。
肩凝りシニアさんに伝えたいこと
肩凝りシニアさんとは、お互いに面識はあるし、名前も知っているが、普段からよく話をするような間柄ではない。
しかも、「肩凝りの原因は住環境じゃないかな?」と思い始めた頃に新型コロナウイルスが発生してしまい、直接会って話す機会を失ってしまった。
大体、こんな話はメールなんかじゃ伝えたくても伝えられない。
ずっとそう思っていましたが、とりあえず、骨子だけでも……と思って、今回思い切ってnoteに書いてみました。
肩凝りその他の改善手段
1.低周波騒音(エコ給湯器)
某家のエコキュートが出す低周波騒音は、近隣にある複数の家に影響を及ぼしていると考えられる。
そのため、もし可能なら、近所の人に以下の有無を聞く。
・不眠(入眠障害、夜中に突然目が覚める、眠りが浅い等々)
・頭痛(就寝前は何でも無いのに、朝起床時に頭が重苦しい)
もしそういった症状が原因不明だったら、エコ給湯器が原因の可能性があるので、夜間は運転させずに、昼間だけ使うようにする。
(昼間より安い深夜電力を使うことで光熱費を少しでも削減するのがエコ給湯器の利点の一つですが、そのせいで所有者宅はもとより近隣在住の複数の住民達の健康を害することになるのは問題では?)
2.24時間換気システム(換気ガラリ)
肩凝りシニアさん宅で毎日24時間使用中の換気ガラリは、恐らく低周波騒音を常時出しっ放しです。
万が一換気システムのどこかに不具合があれば、肩凝りシニアさん宅内で低周波騒音症候群になっている人がいるかも。
(それが「通院しても治らない肩凝り」)
並びに、複数の換気ガラリを向けられた隣家に低周波騒音が波及し、それらの家々でも、頭痛や不眠等の症状が出ている可能性があります。
高気密住宅は、空気の流れが悪いので、強制換気を止めてしまうと、室内で何かカビたり、湿気がこもるらしいです。
寒冷地で毎日24時間強制排気をすると、それに対して自然吸気または強制吸気で屋外の空気を室内に取りこまねばなりません。
となると、冬は特に、寒い空気が室内に入ってくるので、快適な室温を保つために、暖房器具が春秋よりも頑張って働かねばならず……。
そんな事情があるので、万が一、24時間換気システムや「住宅が高気密であること」が肩凝りの原因だとしても、強制換気をやめたり、気密を低くするのは難しいかもしれません。
その辺は、家を建てた時に関与した建築士や建築会社に相談して下さい。
また、これはあくまでも推測なので、その肩凝りは、単に自分自身の問題で、住環境や近所のエコ給湯器は全く問題が無いかもしれません。
3.アーシング
電子レンジに肉を入れて加熱すると、水分が蒸発して肉が固くなります。
それと似たような感じで、無線周波数電磁波を浴び続けるうちに、両肩や首が凝ってしまった可能性があります。
万が一その通りなら、住宅に電磁波対策を行い、普段から両腕、両肩、首等をよく動かすと、少しは凝りがほぐれるかも。
肩たたきや「もみほぐし」の仕組みを思い出して下さい。
アーシングは宗教の類いや詐欺ではありません。
身体に過剰に帯びた静電気や微振動(低周波騒音由来)を大地に放出することで、何らかの症状や不具合が改善することがあります。
アーシング・マットを手作りして、なるべくそれに両足を載せたり、就寝時に身体の下に敷く等すると、ひょっとすると肩凝りも改善するかもしれません。
マットが無くても、例えば庭仕事をする時に、好きなだけ地面の上に裸足で立つ(アスファルト上より、土や芝生、草の上の方が良い)。
まとめ
お伝えしたいことは以上です。
引き続きお大事になさって下さい。
余談
肩凝りシニアさんの隣家の犬は、就寝中を除き、頻繁に無駄吠えしますが、あれは実は、飼い主が躾をしておらず、ネグレクト気味な他に、換気ガラリの騒音が嫌で吠えているのでは? と想像中。
犬は吠え声がうるさければ黙らせることが出来ますが、低周波騒音は大抵の場合、一般の人には聞き取れないので、発生すると面倒です。
(2024.1.12)
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