安眠のためのヒント【低周波騒音・電磁波対策】
低周波騒音、無線周波数電磁波(以下電磁波)が原因(かもしれない)による不眠が少しは改善するかもしれないヒントをいくつか記述。
恐らく、出来る事、出来ない事、やってみたい事、やれない事等々色々あります。
参考まで。長文注意。
低周波音の性質
低周波音が、どの周波数の音を指すのか、明確な決まりは今のところ無い。
個人差があるが、人の可聴域(聞き取れる音の周波数の範囲)の下は、20Hz位と言われている。
ただし、7.83Hzの音など、一般的に言う可聴域より低い音でも、音量を上げると聞き取れたりする。
感覚の鋭敏化
低周波音を浴びすぎたり聞きすぎたりすると、聞こえないはずの低い音が聞き取れるようになる(かもしれない)。
また、音として聞こえなくても、低周波音を浴びると体表面が微振動する、といった具合に感覚的に察知出来たりする。
主な発生源は、エコ給湯器、風力発電等。
・物質を貫通する(単純に言えば、当たった物質もある程度振動する)
・当たった物質・遮へい物を回り込んで向こう側へ届く(回折)
・遠くまで届くが、距離に応じて減弱(減っていく)ので、察知したら逃げる。
これは地震の地鳴りを思い浮かべて欲しい。震源地に近ければ音や振動は強いが、遠ざかるにつれてそれらが小さくなり、全く聞こえなくなったり、感知出来なくなる。
発生源の前に遮音壁を立てた場合、そのすぐ後ろ側に行けば、音は全く聞こえないか、発生源より小さく聞こえるかもしれない。
状況・条件に左右される。
無線周波数電磁波(電磁波)の性質
例えば携帯・スマホ等の電磁波。
・上から下に真っ直ぐ飛ぶ
(携帯電話無線基地局は、アンテナの高い所から低い所へ)
・金属板で跳ね返される
金属製の雨戸や、ガルバリウム鋼板(トタンとは異なる)で跳ね返されるらしい(電磁波過敏症対策の書籍を参照願います)。
電磁波対策した家によっては、一軒家の壁面をガルバリウム鋼板でぐるりと囲い、窓に金属製のブラインドーを下げる。(たぶん避雷針を建てたり、アースを取る等やっているかも)
電磁波対策(一例)
・窓から携帯電話無線基地局が見える部屋で寝ない。
・壁や床下など、電線が通っていそうな場所の側で寝ない。
・就寝中は携帯やスマホの電源を切る。
・出来れば寝室内に電化製品を置かず、置いている場合は就寝中に通電しないように主電源を切ったり、コンセントからプラグを抜く。
・インターネットを使うパソコンやマウスは有線にする。機内モードがあれば機内モードで使う。
パソコンにアースを取る。
・無線で使える電話を見直す。(有線にして、無線の子機は使わない等)
・使わないブレーカーを落とす。
例えば一軒家の一階と二階でブレーカーが分かれていて、二階をほとんど使わなければブレーカーを落としておく。
・家庭用WiFiを使用中の場合、可能なら就寝中だけでも電源を落とす(プラグを抜く)。
・窓にエマージェンシーシートを下げる。
(ただし、例えば「電磁波を遮へい出来るカーテンを窓に下げたら、室内で電磁波が乱反射して改悪だった」という話がネット上で公表されているので、このシートの利用も最適とは言えず、ヘタをすると改悪になるかも。
ある人の書籍では「一時的な対策」的なアイディアであり効果の有無は不明)
エマージェンシーシートは、布状の素材にアルミニウムを蒸着させたもので、寒い時期に身体に巻いたり頭や背中を覆う。
同じ理屈で「アルミニウムを蒸着させたもの」として、絨毯と床やタタミの間に敷いて断熱・保温するものがあり、モノによってはそれもエマージェンシーシートのように使えるかもしれない。
どれ位有効かは商品や条件による。
低周波音対策(一例)
「発生を止める」が最善策。
次に「発生源から逃げる」。
その存在に気付き、気にしすぎると感覚の鋭敏化が進むので、出来れば初期の段階で音を止めたり対策を講じたりしたい(後述)。
・物質を貫通する性質を持つが、ある程度厚みがある等、物質によってはいくらか遮へい出来る。
よって、地震対策をした上で、タンスの陰や階段の下、厚い壁の内側等を就寝場所に選ぶ。
・発生源がわかっている場合は、ソレから離れた場所で寝る。
感覚の鋭敏化
例えば「ブーンという低周波音」の存在に気付くと、それ以降、どこへ入ってもその音が聞こえるか否か、耳をそばだてたりするようになることもある。
それは、その音が存在し、それを浴びることで頭痛やイライラ、不眠が生じる場合は、存在しない方が楽なので、どうしても音や発生源を探そうとしてしまう。
他のアイディアとしては、匿名で投稿出来る掲示板で以下のような話を見かけた。真偽の程は不明。
・発生源との間に置かれたタンスの陰で寝ると楽。
・地下にあるカラオケ店の個室が楽(恐らく防音されている)。
・階段の下が楽。
アーシング
低周波音でも、電磁波でも、何らかの「振動」を浴びた場合に、人体がアンテナ状になってしまい、それが心身の不調につながったり、病気の原因になったりする可能性がある。
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・裸足で、草や湿った土、湿った砂の上に立つ。
・地面に生えた木に素手で触る。
・銅など金属製の水道管を素手で握る。
敏感な人だと、「水道管を握っただけで楽になる」ということもあるらしい。
銅管は、給湯に使われることがあるので、給湯器から出ている水道管を調べてみる。
なお、水道管は剥き出しの部分が銀色に塗られることがあり、銀色でも銅製のことがある(断熱材があれば、外してみる)。
古い一軒家だと、お湯用と水用、両方に銅管が使われていることもある。
冬期間は、素足でアーシングをしながら、足の甲に湯たんぽを載せておく人もいる。
また、靴下の素材によっては、履いたままでも効果が得られる。
火山灰地やアスファルト上でも、ある程度「放電」出来る。
(電磁波が原因での不調を「帯電障害」と言う人がいる。その言い方だと、アーシングで身体に帯びた静電気を「放電」することになる)
アーシングマットを作る
必要最低限の材料
・金属板か、金属製メッシュ(金網)
100円ショップで購入出来る「アルミニウム製の天ぷらガード」でも良い。ただし天ぷらガードはバラバラになる可能性がある。
導電率が高い銅製メッシュを使う人もいる。
導電率はネットで検索可能。
薄かったりすると、すぐ曲がったり破れたりする等々あるので注意して選ぶ。
・アース線
ホームセンター、ネット通販等で購入可能。被膜が固いものと柔らかいものがあり、後者の方が扱いやすい。
あれば便利な材料(無くても可)
・鰐口クリップ
アース線の両端に付けて使用。片側はマット、片側は放電するものに付ける。
・アルミテープ
例えばダイソーだと現在2種類のテープを販売中。
70mm×3mのアルミテープは、ある程度厚さがある。
もっと長いアルミテープは薄くてペラペラで、破れやすい。
天ぷらガードでマットを作った場合は、補強や補修でアルミテープを使う。
・アース棒
アース線をつないで、敷地内の(出来れば)湿った地面に差す。
長さはおまかせ。銅製。
アース線を屋外に出してアース棒を地面に差す時、窓やドアに隙間が出来る等して防犯上好ましくない場合は、上述の「金属製水道管」にアース線をくっつけてみる。
もしくは換気口などからアース線を出す。
アーシングマットの使い方
日中は、よくいる場所(例えばよく座るソファの足元)に置き、足を載せたりする。
就寝時はシーツの下などに敷き、身体が触れるようにする。
アーシングマットの体験談
筆者の体験
・自作マットは、シーツの下に敷くより上に敷いた方が楽だった。
頭部から腰の辺りまで密着可能なマットを使用中。
・それまで寝付きが比較的良かったのに、寝付きが悪く、眠りが浅かった日は、就寝中にアース線がマットから外れていた。(それで自作マットは有効だとわかった)
・天ぷらガードを愛用していたが、就寝時に使うとバラバラになり、アルミテープで修繕しても間に合わなくなった。
・アース線の端は、水道用の銅管に洗濯ばさみで固定。
敷地は火山灰地だが有効。
・小指の先が入る位の亜鉛メッシュに、天ぷらガードをアルミテープで貼っていたが、使用頻度に比例してバラバラに分解した。
今は亜鉛メッシュにアルミテープを貼り、適宜修繕しながら使用。ただし亜鉛メッシュはつなぎ目があり、パジャマ等洋服が引っかかって小さい穴が開くのが難点。
亜鉛は導電率が低いので、亜鉛メッシュだけだと、よく眠れなかった。
敷地が火山灰地の場合、アース棒を差しても有効かもしれないが、水道管が金属製なら、そちらにアース線をつなげた方が有益かもしれない。
自治体が管理する水道管は間違い無く地中を通っているし、その水道管が金属製なら有効だろう。
音と振動と静電気を混同して語ることは好ましくないが、いずれにせよそれらが身体に過剰に蓄積している場合、それらをアーシングで放出することで、少しは楽になるかもしれない。
SNSで見かけた個人の感想
・室内飼いのペットがマットの上でくつろぐようになった。
(この手の感想は、Facebookのアーシングを主題としたコミュニティで複数見かける。犬、猫を問わず)
以下はアカウント取得とログインが必要
https://www.facebook.com/groups/earthinggroundingheals
https://www.facebook.com/groups/earthinggroundingheals
アーシングのヒント
アーシングは宗教とは無関係ですが、何か変な話をする人がいたら避けて下さい。
上述の通り、「素足になって地面(土や草、砂の上)に立つ」が基本なので、高価な商品を買わされる等も怪しいです。
・庭に出る時裸足になる。
・ウォーキングの時、裸足になる。
(ただし雷雨時にマンホール上を素足で歩くのは危険)
・適当なサンダルの底にぐるりと金属板を巻き、アーシング・シューズとして使用する人もいる。
(アーシング・シューズをDIYする人もいるし、市販されている商品も存在)
youtubeで動画を探す場合は、Earthing 等英単語で検索。
余談:
Top画はスマートラボでAIに作成してもらった。
アルミニウム製の帽子は、寝返りを打ったら外れそう。アース取ってる? 有効かな? 周囲の環境は? 等々色々考えてしまう。
(2025.1.16)