社会人大学生・大学院生向けの給付金とキャリアプランニング
専門実践教育訓練給付金の受給資格獲得までの体験談を記載します。
この給付金は、支払った学費のうち最大で56万円も給付される
素晴らしい制度です。
経緯については前回のnoteをご参照ください。
1.支給要件を満たしているか確認する
簡潔にポイントのみを書きます。詳細はコチラ。
一度社会に出て雇用保険を支払っていた事が条件になります。
高校を卒業したばかりの若者は対象外という事です。
2.当制度の対象講座を調べる
次に対象の講座を調べましょう。美容師から法科大学院まで幅広くあります。
こちらのサイトではブラウザの戻るボタンは押下してはいけません…。
3.ハロワへGO
上記1,2により支給要件を満たしておりかつ受講したい講座があった場合に、いよいよスタートラインに立つ事になります。
まずは管轄のハローワークを確認しましょう。わたしは立川でした。
ここでポイントですが
受講を申し込んだりする前にまずはハローワークへ行く事が肝心です。
ハロワにてあなたの情報を確認し本当に支給要件を満たしているのか、またスケジュール的に受給可能かどうか確認してくれます。
はやる気持ちを抑えて、まずはハロワへ行きましょう。
余談ですが立川のハローワークには無料の駐車場があります。
大久保通り沿いにある新宿ハローワークには無さそうですね。
以下立川のケースです。
事前に電話などは必要ありませんが、受付可能時間は確認しておきましょう
IKEAや立川ステージガーデン付近なのでJR立川駅からはちょっと歩きます。
建物についたら2階の総合窓口に向かいます。駐車場を利用している場合はここで無料サービスを受けてください。
21番窓口を案内されるかと思いますので同じフロア内にある当該窓口にて番号札を受け取ります。
専門実践教育訓練給付金を受給したい旨を伝えると、担当職員の方が親切丁寧に対応してくれますので心配ありません。
受給資格を確認し合致するようであれば今後のマイルストーンなども合わせて教えてくれます。
4.ジョブ・カードの作成
続いては、当制度における最大の山場になるのでしょうか
今までのキャリアの棚卸しと、これからのキャリアパスの確認をするためジョブ・カードを作成していきます。
それぞれの状況に応じて作成すべき書類が異なってきますが、
作成する書類は概ね4種類。
わたしの場合は下記のドキュメントを作成、提出しました。
様式1-1 キャリア・プランシート(就業経験がある方用)
このシートが最もボリューミーです。
モラトリアム状態を脱するために自己と向き合う、そんな趣旨でしょうか。
将来の展望がハッキリしていれば特に苦労することもありませんが
キャリアプランが明確になっていない若い方、職を転々としてどれもしっくり来ない方は苦労するかもしれません
皆さんが納めた税金から給付金を受けるわけですから
この点については明確にしておく必要があります。
なぜその学校(訓練)へ通うのか、卒業後にその知識や技能をどう活かすのか
このシートに落とし込むことが大前提となります。
記載するトピックは下記5つです。
価値観、興味、関心事項等
強み等
将来取り組みたい仕事や働き方等
これから取り組むこと等
その他(以上から、自己PRやキャリアコンサルティングで相談したいことなどを自由記入)
様式2 職務経歴シート
職歴を記載するシートですが、職務の内容やその中での学びも記載する必要があります。
記載するトピックは下記3つです。
期間・会社名・所属・職名
職務の内容
職務の中で学んだこと、得られた知識・技能等
様式3-1 職業能力証明(免許・資格)シート
様式3については淡々と事実を書くのみになります。
取得時期を書く欄もありますが省略しても問題ありませんでした。
合格証書なども必須では無いようです。
様式3-2 職業能力証明(学習歴・訓練歴)シート
上記同様ですが、学歴を記載していくシートですが「学校」だけではなく「職業訓練」なども記載します。
こちらも卒業証書などは必須では無いようです。
さて、こちらに記載した内容についてですが
現在勤務している会社でも半年に一度提出している内容と類似していた為
特に苦もなく短時間で書き出すことができました。
このような資料を初めて作成される方は苦労されるかもしれませんが
求職活動などにおいても活用できるはずなので
頑張って作成するときっと役に立つと思います。
また、社内でこのよう資料が無い企業は
参考にして導入するのも一考の価値ありではないでしょうか。
この記事は、下記の考察を受けて書き直したものです。
では、今後ともよろしくお願いします。
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