毎月CS10月後半〜11月前半 『Tier1だけ使うマン』
どうも◆ドラ焼きです。最近CSによく出てます。
今回は10月のデュエキングDREAM発売後環境〜11月前半までの環境を振り返りになります。DMGP-2024 2ndの開催も間にあり、環境の変化も大きかった1ヶ月間だったなと思います。
同時に現在進行形でめちゃ辛い環境が進んでます。いや〜〜〜〜ソリューションなんてどこにもない。
そんな時にやるべきことは、
強いデッキを強く使うこと。
だと自分は思っています。
それが自分にできたのか、できなかったのか、それが今回の振り返りのポイントになります。対戦の結果は勿論重要視しつつも、その内容についても振り返りをしていけたらなと思います。
今回はDMGP開催までの環境、そして開催後の環境の大きく2つに分けてお話ししていきます。因みに、自分がこの1ヶ月で使ったデッキはたったの3つだけです。
【ファイアーバード】、【ドロマーマーシャル】、【闇単ゼナーク】ですね。まずは1ヶ月間の大会参加記録をGP前と後、に分けてみていき、その後使用していたデッキについてリストと合わせて簡単に紹介します。
DMGP前環境
DMGP前の環境については・・・
【ファイアーバード】一強、ということは共通認識だったでしょう。
ただ、自分は10月の前半は【ラッカゴスペル】、【アナカラーマルル】、【水闇コンプ】、【4cディスペクター】など色々触っていました。理由としては自分自身が今のCS環境への理解が低いとも思っており、色んなデッキを触ってみたかった、というのが一番です。
また、一強環境については結構メタ読みの要素が活きる環境になるんですよね。【水闇サガ】の時もそうだったんじゃないかな、と思います。不毛なミラーの五分勝負を越えていくよりも、相性ゲーを仕掛けていく方が結果的には良い成績を見込める、というものです。
【火水マジック】はミラーでも練度が出る!みたいな主張も、分かるんですが【ファイアーバード】に関しては練度や構築によって差が生じにくいデッキと言えると思います。
なので他のデッキをざーーーーっと使ってました。
【ファイアーバード】メタの【水闇コンプ】
【ファイアーバード】以外に勝てる【ラッカゴスペル】
満遍なく4割〜5割5分の【4cディスペクター】(可愛い)
みたいなのを環境読みをしながら使ってました。そんな中で、GPに向けて着々と関東のプレイヤーの思考が固まりつつあるのを感じてました。
それが【ファイアーバード】を割り切るか、【ファイアーバード】を使うか、ということです。【ファイアーバード】に勝てるデッキが【水闇コンプ】しかないせいで、それを狩る【ラッカゴスペル】が一定数環境におり、そのせいで【水闇コンプ】を使いたくても使えない状況になってました。
そういう中でプレイヤーが【水闇コンプ】以外の形でどう【ファイアーバード】と向き合うか、ということを試行錯誤してるように感じました。GPも近かったですからね。
で、その結果GPの練習で【ファイアーバード】を使う勢と、GPの練習で【ファイアーバード】以外に勝てるデッキを使う勢の大きく2つに分かれていたんじゃないかな、と思います。
僕はGPに出ないため、GPに向けた練習をCSでする、なんてことを考えなくて良いので、「練度ありのファイアーバード(他のデッキでは崩せない)と、ファイアーバードに弱いデッキしかいないなあ」と思ってました。
え?じゃあ俺も【ファイアーバード】使えばよくない?ミラーの五分勝負を通すのが一番優勝に近そう!!
【ファイアーバード】ほんまか????
じゃんけんぽんで負け、トリガー踏みまくって負け。みたいな試合内容で練習成果が微塵も出ないまま0ポイントを連打。ただ、まあ感触は悪くないんですよね。
デュエキングDREAMの発売があったため、【リースボルシャック】をはじめ新弾のカードで環境への回答を探しているプレイヤーも多く、そういったデッキに対して【ファイアーバード】の刺さりがよかったです。
もうちょっと使うか・・・
味がしてきたように見えるじゃないですか。
内容は先攻で《ハッター・ルピア》が暴れているだけです。
ただ、遂に練度負けが発生しました。自分が下手で負ける。もっと上手くなれるってことだから本当に嬉しい。
対天門戦で、殴り順を変えればもう1回メクレイド8が出来ていたので明確にミスかな、と思っています。ただ、その場合は《ブルー・インパルス / 「真実を見極めよ、ジョニー!」》を踏んだ場合に苦しくなるんですが、後で確率計算をしたら相手が《ブルー・インパルス / 「真実を見極めよ、ジョニー!」》3枚採用なら自分のプレミ、4枚採用ならギリギリ択ミスっていう形という結論になりました。
こういう場合は強気にいけ、が自分の考え方なので下手負けに数えます。踏まなかったら勝ってたけど、残念。
先3で《ハッター・ルピア》を出すだけでゲームが壊れる【ファイアーバード】の強さをひしひしと感じつつ、明日も使おうと思っていたら知り合いのプレイヤーが2連で優勝してました。
そのデッキが【ドロマーマーシャル】です。
「ファイアーバード以外には勝てる」という風に教えてくれて、横で対【ファイアーバード】とのプレイを見てました。
心の中「いやこれ、マーシャル側の視点よりもファイアーバード側のプレイ分岐の方が多くないか」
少なくとも初見の【ファイアーバード】がこのデッキ相手に適切にプレイをするのは難しいだろうな、と思いました。実際その方も練習していく中で、より【ファイアーバード】を狩るためのプレイングを形にしていっており、確かに不利なんだろうけど・・・って感じです。
翌日の使用デッキは【ドロマーマーシャル】に決定。
使い始めて1日目でベスト4。DTL前期でマーシャルの調整をしていた自分に感謝。
準決勝のドリメ戦に関しては、相手に《キャディ・ビートル》は入っていない(そもそもまだ【マーシャル】が意識されていない)ため、《深海の伝道師 アトランティス》さえ引いていれば勝ってそうだったので悲しかったですね。
2日間を通して【ファイアーバード】相手に驚異の6-1。まだ対策がわかっていない状況だったので持ち込み勝ちの状態になっていましたね。
準決勝で魂を削り合う40枚ミラーで負けて4位。
【ドロマーマーシャル】というデッキの性質ですが、チェイン自体は難しいんですが自分のプレイに大きな分岐がなく、かなり簡単な部類のデッキなのもよかったです。【ファイアーバード】のように、使い手によって出力がブレるようなデッキではないので長丁場で自分のミスも出やすくなるGPとか、ハシゴCSでの適正もあると感じました。
持ち込みで勝ってる2.4倍CSのベスト4、めちゃめちゃ悔しいですが俺のGPはこれにて終了です。
ここまでを振り返って、【ファイアーバード】に関しての持ち込みには全く悔いはなかったです。トリガーを踏むか、相手の先攻の強い動きをもらった時は負け、っていう感じです。あとは自分の初動欠損・・・・
今思うと、構築を見直して初動の枚数をもう少し厚く採ることは検討してもよかったかもしれません。
DMGP後環境
DMGPを経て変わったこととして、オリジナルに関して【ドロマーマーシャル】の存在が認知されきったことと言えます。【ファイアー・バード】への対抗馬としてTier1に躍り出ます。
その結果どうなったかというと・・・一強環境ならなんとか出来たものが、どうしようもなくなってしまいました。
【ファイアー・バード】を使って相手の盾に機嫌を聞くのか、【ドロマーマーシャル】を使って自分の盾に機嫌を聞くのか、どっちか好きな方を選びなさい、という環境です。
両方のデッキにしっかりと勝率が出るのは強いて言えば《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》入りの【水闇コンプ】でしたが、自分でも試してみたは良いものの受けも薄くなっていて両方に勝つのは難しい、という結論を出しました。
《アクア忍者 ライヤ》が抜け、パワーを感じられなくなった【水闇コンプ】はあまり好みではなく、結局【ファイアー・バード】か【ドロマーマーシャル】をメタの回り方をみて使い分けていく方針で決定です。
GPが終わってから時間が経たないうちは、【ファイアー・バード】vs【ドロマーマーシャル】をしたとき、自分が【ドロマーマーシャル】を使っていれば何とか勝ち越せると思い、ひとまずは使用を継続。刺さりが悪くなってくるのを感じればすぐに【ファイアー・バード】に持ち変えるつもりでした。
惜しい負けが続きます。ベスト8で負けた試合どちらも《マーシャル・クイーン》を引けずに負け。プレミもなく、安定した勝率が出せてました。
午前中のCSで《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》を貼られ始めました。また、《キャディ・ビートル》を難なく採用できる【ドリームメイト】の母数の増加も観測。
いまこそ【ファイアー・バード】の出番!ということで、ハシゴ先では【ファイアー・バード】を使用開始。
この日はプレイングも引きもノっていて、いけるかな〜と思ってたんですが、ベスト8で2コスト欠損のところに2t《森夢のイザナイ メイ様》が当たり敗北。仕方なし。
鬼の期待値稼働マンで【ファイアー・バード】を使用。2.4倍でプレミを一回してしまい、そのまま失速。
ここら辺から結果を追い求める事と同時に、試合内容の振り返りとして悪かったプレイのみをメモに残し始めることにしました。
【ファイアー・バード】はプレイの分岐が多く、自分のせいで負ける、ということもまずまずあるデッキなので、どれくらい自分が下手かを計るつもりでメモし始めました。
これには2つの狙いがあって、自分のプレイをブラさないため、そしてもっと良いプレイができるようになるため、です。人間誰しも負けているときは弱気な択をとってしまうものなので、そういうことがないかチェックする事、単に下手なのであればもっと上手くなるべきなので自分の練度をチェックする意味合いも込めてメモを残してます。
アドバンスも好きなのでアドバンスにも出てます。
使用デッキは【闇単ゼナーク】。使用理由は強いから。
GPで爆勝ちした【光水天門】、【マーシャル】に有利、この当時流行り始めていた【マイケル式4cモルトDREAM】(以下【4cモルトDREAM】)にも有利。そもそもアドバンスのデッキの中でも群を抜いてパワーが高いデッキなので、少々向かい風でも使用候補には置いておくべきデッキだと思っています。
《爆龍覇 グレンリベット/「爆流秘術、暴龍の大地!」》、《蒼神龍アナザー・ワールド》、なんでもどんとこい、全部越える練習はしてきたぞ!
と思って使用し、先3《頂上混成 BAKUONSOOO8th》以外には勝利して3位。ハシゴ先は2.4倍で4−2オポ落ち。最終戦は【自然単イミッシュ】の《とこしえの超人》に屈しました。
下振れ回収デー。用事が立て込んでいたりもしたので、ここら辺からは予選上がりの目がなくなった時点で帰宅しています。
俺の【ファイアー・バード】、ベスト8になった瞬間2コストが引けなくなると話題に。ハシゴ先の【ドロマーマーシャル】戦の内1つは確実にプレミなので反省です。
次の日にデュエバサの【ドロマーマーシャル】100本ノックをする予定があったので、《ボルザード・スーパーヒーロー/超帝王タイム》を採用した【ドロマーマーシャル】を使用。プレイの再確認が目的なので、予選抜けられないのが確定しても続けました。
《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》をぶっ飛ばしたり、ドリメの面を焼いたり楽しかったです。
100本ノックのアーカイブはこちらから。マーシャルのキルターンの平均値とか、どんくらい事故するのかとかを知ることができます。
4−0から0-2で17位落ち。あともう少しオポが高ければ・・・・
なんですが、最終戦はよくよく振り返っていたらミス負けでした。細い線を通された、とはいえ自分のプレイのせいで負けていたので反省ですね。
内容に目を向けるようになってから、自分のプレミで負けた試合に関しては悪い感情を抱かないようになったのは大きかったように思います。この日に関しても悔しさはあれど、次こそは・・・!って感じです。
2.4倍のアドバンスCSで2連続4-2落ちは逆に調子が良いとも考えられるのかも。
味なし
100本ノックの動画をデュエバサで撮ってから【ドロマーマーシャル】バイブスが高く、最近【水闇コンプ】もよく見るようになっていたので、使用を決意。
本当は《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》型を使用したく、家でコソコソ練習してたんですが、この日はCSのレギュレーション的に向いてなかったので使用を断念。
結果は今期初優勝。
使いたかった《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》型のお披露目。
なぜ使えるCSと使えないCSがあるか、というと、《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》はループ導入〜ループ証明までにかなり時間がかかるのが理由です。
ストップウォッチ片手に練習してるんですが、1人回しで平均して9分くらい回し切るのに時間がかかってます。早い時で8分30秒くらい、遅い時(手札が悪い時)は12分30秒くらいかかります。
なので、制限時間が来てその場で終了、というCSの場合は使いづらいです。【ファイアー・バード】と15分間攻防を繰り広げた上でなんとかループに入ったのに・・・両者敗北というのは勿体無いです。
制限時間が来たらそのターンまでやれるCSであれば問題なく回せると思います。
下振れ回収デー。両試合とも《逆転の影ガレック》を踏ませていたら勝っている試合でした。
2.4倍のアドバンスのCS、3回目にしてやっと予選を上がってそのまま優勝。
期待値稼動、という言葉はあまり好きではないんですが、1個のデッキを信じてよかったです。他に強いデッキなんて存在しない・・・と思いながら使い続けていて、プレイと運がなんとか噛み合いました。
10月後半〜11月前半の相棒を紹介
【ファイアー・バード】
オリジナルの紛う事なきTier1。微妙な点と言えば、プレイの分岐が多い事でした。
30勝23敗(56.6%)。下手負けは4回あったので、自分が上手ければ34-19くらいまではもっていけてたかもしれません。
それでも、下振れに苦しめられてはいたように思います。有利なはずの【ラッカゴスペル】にトリガーをたくさん踏んで負け越していたり、メクレイド4回チャレンジで《雷炎翔鎧バルピアレスク》が捲れず負け、みたいなのもありました。
今後の自分の課題として、一番向き合わないといけないデッキになるんじゃないかな、と思ってます。というか、このデッキが最強であることを証明するためにこれでもっと勝ちたい・・・
自由枠ですが
《凰翔竜機マーチルピア》、《瞬閃と疾駆と双撃の決断》
《鬼火と魍魎の決断》2枚(使用感確かめるために多めに入れてた)
のどちらかで出ていました。途中でも書きましたが2コスト10枚構成にすることは検討すべきだったと思います。
【ドロマーマーシャル】
主に使っていた構築はこの2つ。
色バランスが良いのは《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》型ですが、ループまでの時間がかからないのは《冥土人形ウォカンナ・ピエール》型です。
45勝17敗(72.5%)で勝敗に影響するミスは0でした。ただ、環境的に向かい風の時はしっかり負け越しているので【ファイアー・バード】よりも環境は選ぶと思います。
【闇単ゼナーク】
フェアリーch、ガチまとめで紹介したやつ。《暴淵ボウマ=ダンマ》で出ていた時期もありましたが、《頂上混成 BAKUONSOOO8th》とどこかでは当たることになるので《逆転の影ガレック》が基本構築になりました。
24勝9敗(72.7%)で勝敗に直結するミスは1回でした。ただ、内容に関しては分岐が難しかったので十分回しきれていた、と思っています。
構築に関しては特に言うことがありません。GPに向けての練習が活きて満足満足。(GP出てないけど)
Tier1だけを使い続けてみて
Tier1だけを使い続けた1ヶ月でしたが、【ドロマーマーシャル】に飛びつくのが早かったことは功を奏していたと思います。あとはオリアド二刀流もなんとか良い方向に風が吹いてくれました。
【ファイアー・バード】の練度は今後の課題です。ミラーやアナカラー対面は前期DTLの4節と6節で散々練習していたので、ミスなく進められていましたが環境であまり見かけないデッキと当たった時に自分の練度不足は感じる結果になりました。
ただ、ミスで負けた4回を全て勝ちにしていたとしても、【ドロマーマーシャル】や【闇単ゼナーク】の勝率には届いてないんですよね。勿論トーナメントの上に上がっておらず、負けが目立っていると言う話もあるんですが、そもそものデッキの性質(上にブレることもあれば下もある)が関係しているように思います。
いやあ・・・でも【ファイアー・バード】が最強です。もっと上手く使えるようになります。
自分のよかったところとしては、【アナカラー】や【水闇コンプ】、【零緑ゼニス】のようなTier2以下のデッキに持ち替えをしなかったところかな、と思います。使ってみたいな・・・と思う時期はめちゃめちゃあったんですが、「バードから逃げるな」と言いながら使わないようにしてました。
デッキ選択がブレていれば、【ファイアー・バード】のプレイに問題があることに気付くことももっと遅くなっていたでしょうし、悪いサイクルにはまっていたかもしれません。
いや、でもほんまに【闇単ゼナーク】に感謝。《零龍》はプレミアム殿堂するまで使いまくりたい!!
次の更新は・・・新弾が出る12月中旬前くらいをめどに頑張ります。もしかしたらお正月に帰省してる間に書くかもです。
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