すずかの文書庫

基本は読書感想文、他にも好きに書き散らして置いておきます。

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はじめに

読書感想文note始めます 読書と文章を書くのが好きなので、読書感想文noteを始めようと思います。 以前、はてなブログで舞台の感想を書いてたのですが、それをまるっとコピペされて自分の感想であるかのように書かれた経験があるので、表で文章を書くのはしばらく控えていました。 また《好きや面白いを語りたい期》がきたので、今度は読書感想文を書いていきます。 上記の経験上、急に全てが嫌になって消すことも考えられます。 ゆるっと見てやってください。 コピペ盗作絶対ダメだよ🙂 本の

    • 2024.10読書記録【5冊】

      最近、余韻の消化速度が上がった気がします。 今までは数日引きずるのがデフォルトだったのに、近頃は翌日になれば読めるようになってることが多いです。 その方がたくさん小説が読めるからお得に感じますね! ちゃんとした睡眠を挟むのがいいポイントなのだと思います。 さて、10月の読書記録に移りましょう。 君の膵臓をたべたい/住野よる 映画を何度も見て、アニメも見たことのある作品の原作、やっと読めました。 有名すぎて知らない人いないのでは?ってレベルな気もします。 正直、読んでてむ

      • 2024.09読書記録【5冊】

        月の後半になって、古本屋での売買にハマりました。 金欠ゆえの苦肉の策だったのですが、中古とはいえだいぶ状態のいいものを定価より安く買えることに感動し、30冊近く売ったのに新たに14冊ほど買ってしまいました。 積読30冊越え、改めて頑張ります。 さて、9月の読書記録をしていきます。 僕は長い昼と長い夜を過ごす/小路幸也 この本はミステリだと思って手に取ったのですが、読んでいると家族小説や主人公の成長物語のように感じられました。 50時間活動した後20時間眠ってしまう持病を

        • 2024.08読書記録【3冊】

          あっという間に夏が終わってしまいました。 早く涼しくなるといいなぁ。 ちょっと今月はメンタル面で体調崩し気味だったんですけど、数冊読めたので紹介していきます。 夜空に泳ぐチョコレートグラミー/町田そのこ 女性作家の女性らしい文体が苦手傾向にある私、少しだけこの小説には馴染めなさを感じていました。 心の機微や揺れ動きを楽しめるだけの器を私が持っていないだけ、という話なんですが...。 優しさ、瑞々しさ、詩的で美しい表現をなさる作家さんだと思いました。 その中でも一番刺さった

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          ドラマ『笑うマトリョーシカ』感想

          原作既読、ドラマ一気見派が適当に書きます。 原作ネタバレあり。 1~3話 現実でも総裁選が動いてる中、すごいタイミングでのドラマ化だと思う。 今のところそこまで好きではない。 やはり小説の方が文量が割けるから重く厚くなりやすいし、ドラマは勢いと分かりやすさを求めて走ってるんだなという印象がある。 原作でじわじわ違和感として迫ってきていたものをドラマでは鋭く指摘し、全てセリフに起こしてるんだなという感想。 あぁ言っちゃうんだ、気づくんだそこで、早くない?みたいな。 道上が能

          ドラマ『笑うマトリョーシカ』感想

          ドラマを見る前に『笑うマトリョーシカ』読了! これは怪作......!

          ドラマを見る前に『笑うマトリョーシカ』読了! これは怪作......!

          ドラマ仮想儀礼、最高だった ほんと録画消さずに置いておけばよかった ここまで胸に響く、引きずるような作品めったにないよ 超クリティカルヒット作だった DVDが欲しい、脚本集も売ってほしい 目下検討中なのは原作購入、サブスク加入......

          ドラマ仮想儀礼、最高だった ほんと録画消さずに置いておけばよかった ここまで胸に響く、引きずるような作品めったにないよ 超クリティカルヒット作だった DVDが欲しい、脚本集も売ってほしい 目下検討中なのは原作購入、サブスク加入......

          2024.07読書記録【6冊】

          あっついので一日中エアコンかけて引きこもりがちです。 運動不足になるから散歩しようと思っても、朝も夜も暑いから困ったもんです。 さて、7月分の読書記録を書いていきます。 模倣犯(四)・(五)/宮部みゆき 自分用の読書感想文を書く時に「よかった」を連発しがちなのですが、この作品において「よかった」という言葉が適切なのか、ちょっと考えてしまいました。 いや確かによかったポイントはいくつかあるんだけど、総合してみるとよかったとは言えないというか…… 予想外の展開が次々に起きてド

          2024.07読書記録【6冊】

          2024上半期面白かった本まとめ!

          あっという間に2024年も半分が過ぎてしまいました。早すぎ。 上半期の読了本15冊とめちゃくちゃ少ないんですが、その中で面白かった本を簡単にまとめていきます。 沈黙のパレード/東野圭吾 年始に読んだガリレオ続編が個人的ヒット! 今までのシリーズや他作品のエッセンスが取り込まれたように感じた一冊でした。 湯川先生がバランス感覚のいい男になってて感動しました。 結構悩みながら、なかなか難しい立場にいたのですが、それでも線引きと思いやりを忘れることなく活躍していた印象です。 自

          2024上半期面白かった本まとめ!

          2024.06読書記録【3冊】

          今月は『模倣犯』/宮部みゆき をずーっと読んでたので、その感想紹介をサラッとしようと思います! ネタバレもかなり含まれていますのでご注意ください。 模倣犯(一)~(三)までを読んで Xでひろたつさんという方が紹介していたのを機に読んでみようと思いました。 宮部みゆきの大長編ものは『ソロモンの偽証』『ブレイブ・ストーリー』以来。 とにかく胸糞なお話ということで、気合入れて読んでいました。 宮部みゆき作品の好きなところは、骨太・複雑・重く苦しい雰囲気が多いところ。 描写の細

          2024.06読書記録【3冊】

          30歳になった

          誰が一番に連絡してくるかソワソワしながら、朝はいつも通り食パンを食べた。 せっかくだし今思ってることでも書くか、とスマホのメモにいろいろ書き残した。 ここにも公開するか迷ったけど、やめた。 赤裸々な文章は自分で読んでても小っ恥ずかしいし、それを全世界に公開することもない。 誕生日おめでとう!の一番乗りは祖母だった。 唯一の孫娘である私を蝶よ花よと可愛がってくれている。 誕生日は意識しないと特別な日にならない、ということに気づいたので、美容院の予約を入れた。 これから梅雨だが

          2024.05読書記録【5冊】

          5月末から6月頭にかけて体調を崩しました。 コロナの実績が解除されまして(嬉しくない)、人生初39度近くの発熱と戦っておりました。 すっかり元気になったので先月の読書記録をサラッとしていきましょう。 都会のトム&ソーヤ21/はやみねかおる 大学の学園祭に参加!の巻。 今回のゲームも結構面白く、楽しめました。 ゴドーを待ちながらの下敷き、キッズたちは分かるんだろうか...と思いながら、実際私も観劇趣味がなかったら知らなかっただろうなと。 元ネタがいろんな散らばり方を見せてる

          2024.05読書記録【5冊】

          2024.03読書記録【2冊】

          本来であれば公演後まで読書は我慢!なのですが、2ヶ月読めてなくてストレスマッハだったので合間を縫って読んでました!!!! サクッと紹介します! 九マイルは遠すぎる/ハリイ・ケメルマン ほんタメきっかけで読みました。 結構期待値が高かったんですけど、個人的にはそんなに...という感じでした。 古い作品かつ翻訳に慣れないということを差し引いても、あまり馴染めなかったなと思いました。 安楽椅子探偵ものだからこそ【現場へ行く】などの動きがなく、単調に感じてしまったことが要因だと思

          2024.03読書記録【2冊】

          2024.01読書記録【5冊】

          2024年がスタートしました。 この冬は暖冬かな~と油断してると急に寒くなったりするので困ります。 セントラルヒーター求。 今月は何とか読めた分を紹介していきます。 沈黙のパレード/東野圭吾積読の下の方にあったので、いい加減読まないとと思い選択。 本当は映画公開当時に読もうと思っていたんですが、あっという間に時間が経っていました。 個人的に久しぶりのガリレオで、今作は東野圭吾作品の中でもかなり好きな部類に入ります。 丁寧な下敷き描写といいますか、超有名作品が元ネタとなって

          2024.01読書記録【5冊】

          2023年読了本ベスト5!

          今年は47冊読了しました! 読書家と言われる人たちの中では少ない方だと思います。 もっと読みたかった...…。 今年の読了本の中で面白かった本ベスト5を紹介していきます! ちょっといつもと文体を変えてみます。 5位:改良/遠野遥異色作、としか言いようがない。 こういう読み心地の小説を今まで読んだことがなかった。 自分に縁もゆかりもないと、突き放したり割り切ったりはできない。 性欲とは、男らしさ、女らしさとは何なのか。 ジェンダーロール、ルッキズム、承認欲求、いろんなことを

          2023年読了本ベスト5!

          2023.12読書記録【2冊】

          結局11月は読書できず、あっという間に年末を迎えております。 個人的な読書納めをなんとか済ませたので、久しぶりに感想を書いていくことにします。 蜘蛛の巣/アガサ・クリスティー年始に出演する舞台の原作ということで、読んでみました。 アガサ・クリスティーは数冊読了、今後も読み進めたいと思ってましたが、戯曲を書いてるのは知らなかったです。 とある貸別荘を舞台にしたミステリなのですが、なかなか面白いです。 小説ではないので、ト書きの細かさや人物の動き、セリフなどをメインに追っていく

          2023.12読書記録【2冊】