新潟の柿の種
新潟の米菓といえば柿の種!
今やコンビニなどどこでも手に入り、酒のおつまみとして定番の柿の種。新潟県発祥のお菓子といえば?と他県の人に聞いてみても、おそらく大体の人が柿の種!と答えるぐらい有名であると言っても過言ではない(と思われる)柿の種について、もっと深く知ってもらいたいと思い、調査してみました。
名前の由来
柿の種ってなんで柿の種って名前なんだ?と思った人は少なくないはず。そんな柿の種の名前の由来、教えましょう。
名前の秘密は作り方にありました。作り方は、原料のもち米やうるち米の粉末を蒸して練り、冷蔵庫で冷やして固めたものを柿の種の原型の大きさに切断して乾燥させ、オーブンで焼くといったもの。昔の餅生地を切り抜くための金属製の筒は断面が小判型で、それを使ってあられを作っていた。あるとき、そのあられを作るための金属製の筒を、誤って足で踏んづけてしまったためかまぼこ型の餅生地になってしまい、そのままあられを作ったところ、果物の柿の種に似た形のあられが出来て「柿の種」と命名された。という製作者のお茶目から生まれたものでした。
どこでできたの?
柿の種の最初の生産工場は、CMなどで知っているかもしれない「浪花屋製菓」。最初の工場は、約100年前の1923年に新潟県で今井興三郎さんという方が長岡の郊外に住まいと店舗を兼ねた米菓工場。その工場は創業したてで、屋号も考えてない小さな工場で、創業した当時は新潟県の米菓産業は、まだ創世の頃でうるち米を原料にしたせんべいが主流でした。あるとき興三郎さんは、たまたまお店に現れた大阪であられ職人をしていたという人物から製法を聞き、もち米を使ったあられ作りに取り組み始め、約一年後、興三郎さんは妻と一緒に試行錯誤を繰り返しようやく商品として出せるあられがでました。そしてあられ製法の要領を最初に教えてくれたのが大阪の人ということで屋号を「浪花屋」にしたというのが始まりらしいです。元祖の名は嘘じゃなかった!
↑浪花屋のおなじみ缶入り柿の種
レビューでもいかがかな?
柿の種について深く紹介してきたので、ここで新潟の柿の種の紹介をしたいと思います。
そこで紹介するのはこちら
おなじみ亀田の柿の種、新潟限定の味を含めた4種類の味が楽しめるものになっています。この中のたれかつ味と南蛮エビが限定らしいです。新潟名物なら何でもそろう、新潟ふるさと村で1000円で購入しました。
早速食べてみました。以下詳しく↓
<たれかつ味>
新潟名物として有名なたれかつ。柿の種にした時の味が意外と想像できなかったこの味ですが、食べてみると・・・・・
甘い
たれかつ味とわかってないと正直判別できないです。言われてみると確かにめんつゆとは違ったたれかつのたれの味のような感じがします。自分的には普通においしかったです。味は柿の種のなかではかなり濃いめでした。
<南蛮エビ味>
南蛮エビって新潟の名物だっけ?と思いながらたべてみたところ、チームメンバーは味が普通のやつと変わらないとのこと。自分が食べてみたところ、
普通
よくも悪くも普通でした。エビっぽい味はしますが南蛮といわれると自分にはよくわからなかったです。確かに普通の味とあまり変わらないかもしれません。たれかつ味を食べた後からかもと思い、翌日食べてみたところ、結局南蛮エビっぽさはわからなかったけど、普通においしかったです。
最後に
いかがでしたでしょうか?この投稿を機に、普段食べている柿の種は新潟のものなんだなあと感じてくれたらうれしいです。全国各地で41種類のも味が出ているので、コンプリートを目指してみるのもいいかもしれませんね。