21回:ゼロから始める台湾留学 手続き編
ほうぼうに話を聞いてみると留学に際して言語や生活の面も然ることながらそこに至るまでの具体的なプロセスがむしろ気になるとのことで、今回は自分の経験した事務的な手続きを紹介していきます。
入学手続きはオンラインでした
今回例に挙げるのは全て台中にあります国立中興大学の場合です。実は台湾、国立大学間でも手続きの細部は異なっており、私立とかどないなっとんやろ。まずこちらが中興大学の国際事務のHPとなっております。えっ、中国語も英語も読まれへん?そんなん言われても海外てそういうもんやしな。とりあえずこっちが申請案内のページで、時期(2月1日至3月31日)が来たら申請フォームが開放されますんで入ってみてください。名前とか連絡先とか書いたら次は学部ごとの入学要項(中国語の能力証明とか論文提出とか諸々)、推薦状2通(これも英語か中国語で)、大学院だったら大学の卒業証明と成績表、あと所得証明(2000USドル)のPDFをアップロードします。だからまぁ推薦状以外は紙で貰ってきたやつをスキャンしてください。はい、手続きはこれだけ。面接とか試験とかは適宜行われるので、入学先の学部とは密に連絡取ってね。
それで問題ない場合、6月ぐらいになるとEMSで入学証明が送られてきて、卒業証明と成績表の原本、パスポートのコピーなんかを大学の事務に送り返すと晴れて9月から学生できます。
入学証明もって大使館的なところに行く
日本と台湾、というか中華民国は国交がないんで正式な大使館もありません。なんで“大使館的な”ところに行ってビザを貰います。沖縄本島の方は那覇支部(昔の久茂地小学校の近く)があり便利です。
そんで送られてきた入学証明、パスポートのコピー、所定サイズの写真、健康診断書を携えて行きますと、翌日か翌々日にはビザが発行されます。ここで気をつけたいのが健康診断書。大使館的なところのホームページにビザに関する欄があり、そこの健康診断フォームを印刷して病院に持っていってくださいね。血液検査とか細かいのあるんでできるかどうか病院に問い合わせてね。
ビザさえ手に入ればこっちのもんよ。大手を振って飛行機乗り込もうや。
現地の手続き
現地に着いたら即、最寄りの移民局に行ってください。悪いこと言わないから九份とか行く前に、入国3日以内には行きなさいよ。そこで居留証の手続きをします。要するに市民カードなんでこれがあれば労働許可証も取れるし、携帯電話とかも普通に契約できるし便利なんすよ。あと台湾入国時に専用レーンがあるから早い。ただこれも地域によって差?があるのか台中の移民局、入学証明だけで発行して受け取り時に在学証明を出せばOKという融通を利かせてくれました。居留証受け取るまで台湾出ないでね、とは言われたけど。なんでパスポートと写真はマストだけど、それ以外の部分は要確認(例えば所得証明は奨学金受給の有無で変わってくるよ)
居留証まで取ってしまえば後は本人次第です。実りのあるキャンパスライフを送れることをお祈りします。
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