2歳頃からの話
こんにちは あなたの心の片隅にいる カネゴンです。
前回からの続きになります。
2歳半でアメリカから帰ってきて、日本で
「完全に障碍者です。このままでは寝たきりで話すこともできなくなります。」
と判定を下された私ですが、その当時、父方の親戚からは
「養育はあきらめて次の子を励んだ方が貴方達家族のためじゃないの」
「苦労をするのをわかっていてなぜ養育するの。」
という意見があり(施設入所を勧めるという話になります。)
もともとあまり関係の良くなかった私の父は三人の兄兄弟と疎遠になったと聞きました。
私が産まれる前に母はいちど流産を経験していて、私は待望の二人目の子供という部分もあったので
父がそういう決断をしたことに母はとても感謝していると言っていました。
とはいうものの
小学校にあがる前までに院内学級に入っていて、休日だけ家に帰るという形でしたが、実はこのころから成人するまで、私の存在は近所は周辺の人近所や父の職場関係、兄の友達関係の方)に隠されていました。
「えっ!2番目のお子さんがいらっしゃったんですか!」
「〇〇君って弟いたの???」
という場面を私が成人してから何度も目にしました。
幼いころですから隠されていたことはなにも感じなかったですし、大人になった今考えると両親や兄がとっていた行動も理解できなくもないです。