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わたしの「生ハム原木」について

嫌な気持ちや惨めな気持ちになったときの対処が最近上手になった気がする。

数年前、Twitter(現・X)で「家に生ハム原木があると、仕事で嫌なことがあっても"まあウチんち生ハム原木あるんで"と思えて平気」みたいな投稿を見て、わたしにとっての生ハム原木はなんなんだろうなとよく考えていた。その投稿がいつのものか忘れてしまったので、その時の自分の状況もわからないのだが、当時は生ハム原木をおそらく人とかに置き換えて考えていた気がする。友だちがいるからとか家族がいるからとか、そんな感じで。


しかし、人は動くし、常に予想外だ。動かない生ハム原木とは違う。惨めな気持ちになったとき、頼りにしていた人が予想外なことをしてきたら、場合によってはもっと惨めな気持ちになってしまう。
もちろん、友人や家族にはいつも助けてもらっていて大切なのだが、今回はそういったことではなく、惨めな気持ちになったときに確実に自分のそばにいてくれる「生ハム原木」が必要だという話です。人だけでなく、自分で自分を持ち上げるような「生ハム原木」がちょっとしたナーバスな日々には必要なのだと思うのです。


わたしにとっての「生ハム原木」は、このnoteでも書いたように、本とか編み物とかがあるんですが、そんなの疲れてしまうよという人もいるだろうし、わたしだって疲れたら無理なので、もっとお手軽なものを。
それは、17アイスクリームのカラフルチョコ<ミルク>。

仕事終わり、駅で食べている

これのなにがいいって、まずチョコスプレー。小さい頃、お菓子作りで余ったチョコスプレーをそのままもしゃもしゃ食べていたことを思い出します。そんな幼さを思い出させてくれるチョコスプレーが、甘いミルクアイスに閉じ込められています。このミルクアイスも、練乳っぽい味というか、幼さを感じる味で、全体的に幼いのです。
そしてお値段180円。若干高いのですが、それが良いです。仕事で嫌なことがあって惨めな気持ちになったとき、「でもあたし真面目に働いてお給料もらってるんで、幼さ満点のカラフルチョコアイスに180円出せるんです、かっこいいだろ!」という気持ちになれる。これは社会人になってから感じられるようになりました、大人になるって楽しいなー。


まだまだ「生ハム原木」を見つけるつもりなので、何かいいものがあったら教えてください🐖

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