依存させるノウハウが蔓延している。卒業させるノウハウを使いましょう
こんばんは、たった3回で肩こり卒業整体の安部将太です。
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本日のまとめ
■巷のノウハウは「依存させるノウハウ」である
■卒業させるノウハウを実践しましょう
■恐怖を煽る整体は、依存させる整体
■卒業させるために必要な四つのこと
■ココロの触れ方(行為と思考)が1番重要
■下降性疼痛抑制系
■脳みそに快の入力をしていく
■不の解消をすれば卒業速度はグングン上がる
■約束(USP)を果たし続けることが本当のブランディング
■USPで卒業速度が上がる理由
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巷のトーク術やマーケティングでは依存する
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おそらく多くの方が気づいてますが、そもそも巷のリピートトーク術は「通わせるため」のトーク術ですよね。「リピート90%のトーク術」とか「高単価でも通うトーク術」とか「回数券の売り方」とか。卒業させる気がないって感じです。
回数券なんて卒業させる気がない。
このようにまだまだ「依存させるノウハウ」が溢れています。そのノウハウを実践しても依存するだけです。だから「卒業させるノウハウ」を学びましょう!!
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卒業させるために必要な4つのこと
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もう結論を重要順に言うと
・卒業させるココロの触れ方
・卒業させるカラダの触れ方
・卒業させるマーケティング
・卒業させるブランディング
多くの整体は「カラダの触れ方」だけに目が行きがちですが、卒業させるためには上の4つを網羅する必要があります。とりあえず卒業させたい方は「ココロの触れ方」と「カラダの触れ方」を勉強すればいいです。
たった3回で卒業させたい人は「卒業させるマーケティング」と「卒業させるブランディング」を網羅しないと実現できません。
あなたはどちらですか?
☑️とりあえず卒業させたい
→ココロとカラダ
☑️たった3回で卒業させたい
→カラダとココロとマーケティング、ブランディング
では、一つずつ説明していきます。
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・卒業させるココロの触れ方
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1番大切なのがココロの触れ方です。基本的には『全行動』の行為と思考を変えるのが肝。以前から動画を送っている動画ですが、見やすいようにリンクを貼っておきますね。「全行動」の行為と思考を注意して見てください。→ [%url1%
ここからは行為と思考を理解していると仮定して話を進めていきますね。
ココロの触れ方はこの行為と思考をどう変えていくか?という点になります。この行為と思考を変えれば整体は不要になり卒業していきます。
自分で原因をケアできるようになれば、整体師なんていらなくなりますね。行為と思考の問題点を一回の整体でドンピシャで発見できて、お客様が日常に落とし込めるように行為(セルフケア)を伝えることができれば、全行動の車は勝手に卒業へと走り出して卒業していきます。
逆に全行動の行為と思考が依存の方向へ走り出すとどれだけ整体技術が高くても永遠と依存します。
卒業させることができない整体師は、全行動の「行為と思考」を変えられていません。
例えば
整体で体に変化を起こした。でもセルフケアを教えていないから、家でケアができずに再発してまた1週間後に来院してしまう…とか。
僕は3回で卒業させてますが、月に1回の整体です。行為と思考が変われば、勝手に卒業の方向に車が走ってくれるので、整体をしなくても良好状態は持続します。
僕は全行動の行為と思考を変えるのに全力を尽くしてます。
行為と思考が変われば20回掛かっていたのが、15回、10回、8回、6回…と卒業速度が上がってきます。卒業速度が上がるにつれて「整体の不要さ」に気づくのが卒業整体のまた面白いところですね。
ココロの触れ方を適切に稼働させた後、カラダを触れていきます。ココロを適切に触れていないのにカラダを触れても効果はだいぶ下がります。
あなたも経験があるかもしれませんが、あなたのファンだったり、あなたのことをかなり信頼してくれている人に整体をやると改善速度早くないですか?触れるだけで良くなったり(笑)それってココロの触れ方が適切だからです。
逆にココロの触れ方をミスって、あなたのことが大嫌いな人や疑いまくってくる人に整体をやっても改善速度遅いと思います。
ココロを適切に触れていないのに、カラダを触れると卒業どころかクレームにつながるので、ココロを適切に触れてからカラダを触れましょうね!(マーケティングでココロに触れてファン化しておくのがミソです。後でマーケティングのところで解説しますね。)
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・卒業させるカラダの触れ方
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箇条書きで書くと
☑️優しく触れる(皮膚が動く程度、筋肉を押さない)
☑️不快なことをしない
☑️痛覚いれちゃ絶対だめ
☑️一次運動野とドーパミンを両方アプローチ
☑️課題試行型アプローチ
☑️筋肉にアプローチではなく、脳みそに快の入力をする
これから外れると卒業しません。
まずセルフケアは「筋肉や姿勢にアプローチするんだ!!」というイメージがありますが、卒業整体の場合は違います。報酬系にアプローチするんです。つまり、ドーパミンの分泌を高める。それと一次運動野にアプローチ。次の下降性疼痛抑制系に関連します。
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卒業整体の肝である下降性疼痛抑制系
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下降性疼痛抑制系のイメージはランナーズハイとかですね。痛みを感じると、脳幹部から神経線維を伝って脊髄内を下降し、過剰な痛みの伝達を抑えるシステムがあることが判ってきました。この神経線維にはセロトニン神経とノルアドレナリン神経があり、セロトニン神経はセロトニンを、ノルアドレナリン神経はノルアドレナリンを放出し、痛みで興奮している神経の後角にある受容体でそれらをキャッチし、痛みに抑制をかけます。この下降性疼痛抑制系を発動させるように卒業整体ではアプローチをしていきます。
運動で一次運動野を活性化すると疼痛が抑制できるか?という実験をすると疼痛抑制できるという結果となりました。でも条件があって…報酬系に関わる脳の領域が正常に機能しているのが条件。ドーパミンが正常にドバドバ出すことが必要!!全行動の思考と行為がネガティブだとドーパミンの分泌が低下するので痛みに対しての耐性が低く弱い。
だから、セルフケアは筋肉や骨にアプローチしてるその先に、ドーパミンの分泌を増やすために使う必要性がある。セルフケア=ドーパミン分泌を狙う。
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セルフケアは、課題指向型アプローチ
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小さなゴール設定をして、それを達成するとドーパミンがドバっと出る。だからセルフケアを指導して練習して「できた」を演出する。そして継続できている方には「すてきです。」と声を掛けて課題を達成出来ていますよ、ということを認識させていく。→これが課題指向型アプローチ。
そうすると「私は課題を達成出来ているんだ」と達成感が芽生えてドーパミンがドバっと。こんな風にセルフケアはあくまでもツールなんです。筋肉や骨や姿勢にアプローチするのではなく、その先の脳みそに働きかける。そう、人間の全行動においての「思考」の部分です。
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セルフケア達成するとどうなるかというと…
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セルフケア達成
↓
達成感や肯定感が高まる
↓
ドーパミン分泌
↓
下降性疼痛抑制系が働く
↓
鎮痛
↓
セルフケア継続を賞賛
↓
達成感や肯定感が高まる
↓
ドーパミン分泌
↓
下行性疼痛抑制系が働く
↓
鎮痛
↓
セルフケア継続を賞賛
↓
セルフケアで自分の体を自分でケアできるようになり、不調は自分で改善できるようになる。
↓
卒業
という感じとなります。
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脳みそに快の入力をしていく
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人間は快刺激を得ることでドーパミンと一緒にエンドルフィンが出やすくなります。両者が出ると快感、幸福感の増強作用があります。この効果は足し算どころか掛け算です。ドーパミン単独の10~20倍の快感、幸福感が得られると言います。エンドルフィンには快感増強剤というべきか顔もあるわけです。
ドーパミンと合わせてエンドルフィンが分泌することでエンドルフィンの作用の①体の修復作用②精神面の修復作用③記憶の増強作用が10~20倍にもなると言われています。これを卒業整体では最大限に引き出せるように行っていきます。
エンドルフィンの作用は…
①体の修復作用
②精神面の修復作用
③記憶の増強作用
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じゃあどうやって
快刺激を整体によって脳に入力するのか?
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島皮質が関連します。筋膜や触覚からの感覚と関連する求心経路は島皮質に向かい、感覚から生じる感情は感覚としての側面を持つだけでなく感情的な側面・動機づけの側面も併せもつ。常に恒常性維持に関与してる。それらは生理的身体健全性の維持のために不可欠な行動の動機づけと関連あり。
なんのことかというと*…*
触れた瞬間に脳が「わ、これ不快や」と判断したり「これ快感や」と判断するということ。
☑️快と判断→卒業するホルモン自律神経脳内物質発動
☑️不快と判断→依存するホルモン自律神経発動ということです。
触れる→不快→嫌悪反応→依存
触れる→快感→報酬反応→エンドルフィンやドーパミン→卒業
というイメージですね。
☑️優しく触れる(皮膚が動く程度、筋肉を押さない)
☑️不快なことをしない
☑️痛覚いれちゃ絶対だめ
☑️一次運動野とドーパミンを両方アプローチ
☑️課題試行型アプローチ
☑️筋肉にアプローチではなく、脳みそに快の入力をする
これから外れると卒業しません。
このようなことを意識して快の情報を脳みそに送り続けお客様に「快→卒業するホルモン自律神経脳内物質」と判断してもらい卒業する体へと向かってもらうのです。
だからこそ全行動の行為と思考に適切に働きかけ、全行動の車を卒業する方向に導き、脳みそは卒業する脳みそになるようにエンドルフィンの分泌を狙って促すのです。
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・卒業させるマーケティング
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マーケティングの役割は「触れる前に不安を安心に変えて、ファン化しておくもの」です。そしてファン化したお客様に最初の一手で劇的に感動してもらい、行為と思考を変えるように働きかけるのが重要。
例えば
「たった3回で肩こり卒業整体」をお客様が発見。「この人は3回で卒業させてくれるすごい人なのかな?」と思ってくださる。ただ、お客さまは疑います。どんな商品でも人は疑うのでその疑いを晴らすように情報を配置して安心していただきます。
ポイントは「不の解消」です。不の解消の「不」とは、お客様が抱いている不安不満不便などのこと。この「不」を解消されるたびに人は安心をして信頼していただけるようになります。
例えば
お客様の声を掲載して「この人は本当に卒業させてくれるのかな?」という不や、「私と同じような人はいるのだろうか?」という不を解消していく。
僕は不を200個くらい書き出してますね。笑
200個不安要素があるのと、200個の不安を解消してくれたのとではどちらが安心して信頼できますか?もちろん後者ですよね。
あなたは後者になって、お客様の不をひたすら解消する情報を発信していきましょう。LPには「卒業できる三つの理由」「お客様の声」「予約から帰りまでの流れ」「Q&A」「人柄が伝わるストーリー」「施術の方法(できたら動画)」などなど…。
LPは不を解消して予約をしてもらうためのページです。SNSも同じ。自分語りをしたり、「この整体いいんです!」と発信するのではなく、「あなたの不はこれをやると解消されますよ」というお役立ち情報を発信しましょう。
「何を発信すればいいかわからないよ」と不安なのであれば「よく質問されることに対しての回答」をそのまま発信してください。質問される=不安に思っていることなのです。
で、その不の解消が脳みそへの「快」の入力になって、ファン化が加速し、来院して最初の一手で劇的に変化が出るようになるのです。
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・卒業させるブランディング
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ブランディングも必要。ブランディングは「お客様との約束を果たし続け信用を得ること」です。かっこ良くお洒落なことをするのではないです。間違えないようにしてください。
ではその「約束」とはなんでしょうか?それは「当院に来たらどうなれるか?を約束すること」です。
僕の場合は
「たった3回で肩こり卒業させます」と伝える
↓
実際に整体をやって3回で卒業させる
↓
次のお客様もちゃんと卒業させる
↓
この積み重ねが「約束を果たし続ける」ことであってブランディングである。
あなたは「約束」を設定しなければなりません。
「約束」を設定してますか?
90%の整体師さんは約束を設定してません。
「当院は最高の手技を提供します」
「特別な技術で」
「医師も受ける整体で」
「肩こり専門の整体です」
これは「何を提供しているか?」で「どうなるか?」を言ってません。マーケティングの基礎なのですが、【USP】を作りましょう。USPとは独自の強みのことです。ちなみにこのUSPが約束となります。僕の場合は「たった3回で肩こり卒業整体」がUSPであり、約束です。「僕の整体を受けていただくと、3回で肩こりが卒業できます」という約束。
USPという約束を作り、
約束を果たし続けた結果
ブランドが形成されていきます。
では、ブランディングがどう卒業速度に関連するか?なのですが、USPはお客様の共有のゴールとなります。
例えば
「たった3回で肩こり卒業整体」というUSPに興味を持ったお客様が来るとします。そのお客様は「たった3回で肩こり卒業」を見ているので必然的に「3回で卒業したいです!」と来られます。来院時点で「3回で卒業したいです」と目的とゴールを明確にして来られます。
「では、あなたがたった3回で卒業できるようにサポートしていきますね。あなたは〇〇をやれば卒業していきますので、卒業するために〇〇を継続してください」とやることが明確で効率が上がります。
しかも「肩こり」に絞って勉強することで肩こりに強くなり、肩こりの改善速度が爆上がりします。僕は「たった3回で肩こりを卒業させるため」に勉強して仮説検証しました。勉強内容は「肩こり」「卒業させる生理学」です。ピンポイントで勉強できるので、勉強効率も上がりますね。
ゴールが明確×勉強効率アップのダブルパンチでお客様の内面。そして整体師がわの勉強効率まで上がってくるのです。
ブランディングはファン化にも繋がるのでマーケティングのところで話した「最初の一手で感動し、行為と思考を変える」が容易となってきます。
ということで…
・卒業させるココロの触れ方
・卒業させるカラダの触れ方
・卒業させるマーケティング
・卒業させるブランディング
の4つを掛け合わせると卒業はどんどん加速していきます。
もっとも重要視するべきところは「USP」「行為と思考」かな。痛みをとるだけではなく、卒業させるための勉強をしましょう!!!
痛みを取るだけではなく
痛みを取る→良好状態継続→卒業 のフェーズを踏んでいきましょう!!
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本日のまとめ
■巷のノウハウは「依存させるノウハウ」である
■卒業させるノウハウを実践しましょう
■恐怖を煽る整体は、依存させる整体
■卒業させるために必要な四つのこと
■ココロの触れ方(行為と思考)が1番重要
■下降性疼痛抑制系
■脳みそに快の入力をしていく
■不の解消をすれば卒業速度はグングン上がる
■約束(USP)を果たし続けることが本当のブランディング
■USPで卒業速度が上がる理由
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世の中は依存させるノウハウが溢れているので、卒業させるノウハウを学んで卒業させていきましょう!基本的には恐怖を煽る整体は依存させるノウハウです!気をつけましょう!それでは、また明日!!