依存整体をやってしまい体と心を壊した話
たった3回で肩こり卒業整体の安部将太です。
僕、実は、
依存整体をやってしまっていたことがあるんです。
独立当初、
卒業整体の可能性どころか、
整体についても無知でした。
人体は難しいしイマイチ分からない。
改善させる方法の勉強の仕方も知らないし
卒業させる方法なんて
世の中にノウハウがなかった。
卒業させる正しい情報にアクセスすらできない時代でした。
これは今なら分かるのですが、
本当に無知な人って
いい情報にアクセスする術を知らないんです。
だから自分で言うのもおこがましいですが、
今このページを見てる人は
情報へのアクセス能力が高く、
かなり羨ましいなと思います。
当時の僕は、絶対にアクセスすらできなかったから。
で、そんな感じでダメダメだった僕は、
当時、体と心を壊す経験をしました。
「え?」と思った人もいると思うので、
説明していきますね。
悪気なく依存整体をやってしまっていた
当時、僕は無知であることに
恥ずかしさもなかったし、
無意識に依存整体をやっている自分に疑問もなかった。
無知であるが故に無知を自覚できなかったし
依存整体を無意識にやっているのも
自分が生きるのに必死で
お客様に酷いことをしている自覚もなかった。
今考えると利己的で、
「自分は頑張ってるんだ」と
本音と心を騙していたように思います。
元々祖母の笑顔を見たくて
専門学校で業界の闇を知り絶望して
「卒業させる整体を作る」
なんて独立したのに
気づけば「死ぬまで通わせるリピート術」
なんてものに手を出していた。
「あと一回通って貰えば5000円の売上UP」
「単価をあげれば売上が上がるぞ」
「こんな腕のいい整体をしている人は少ないぞ」
「俺は頑張ってるんだ」
「変わったのは周りだ」
と思いながらも心の声を殺し、
日々の過ち(依存させる)を重ねていました。
僕は整体をやっていて
本当にお客様目線で
嘘なく誠実に役に立てていて
心のどこかに罪悪感もなく
楽しかったり、幸せだったらいいと思うんです。
でも僕は全く違うくて、
依存させる不誠実な人間だったし
罪悪感をずっと持って仕事をしていました。
僕のやっていることを否定する人とは距離を置いたり。
(今思えば僕に愛情を持って伝えてくださったのがわかります)
だから人生全然楽しくないし、幸せを感じれなくて。
独立して半年〜1年が経ち、
毎日依存整体を積み重ねるとどんどん怖くなります。
気づけばお客様は居なくなるし
関係性がいいと思っていた人が音信不通になったり
時には叱られ、怒鳴られ、
長文のお叱りのメッセージをいただいたり。
悔しくてしんどくて泣いた日もあります。
人間性そのものを否定されている気分になって、
「なんでこの人はこんな酷いことを言うんだろう…」
と本気で悲しくなったことも。
僕は本当に疑問だったんです。
なぜ整体で楽にさせて
楽になっているのに
こんなこと言われなきゃならないんだ?と。
整体に通う理由が
「痛みを改善したい」なら
絶対に僕は正しいはずだと。
でも僕は大きな間違いを犯していたんですよね。
お客様に「卒業させます」と言っていたんです。
「痛みを取ります」
ではなく一歩先の
「卒業させます」と。
いくら言葉で
「卒業させます」
と伝えていても心の中では
「あと一回通って貰えば5000円の売上UP」
「単価をあげれば売上が上がるぞ」
と思っていて
その場しのぎで痛みを取っていただけの
最低で不誠実な人間です。
そりゃ周りから人はいなくなりますよ。
そんな罪悪感を抱きながら
1人暮らしの暗い部屋に帰宅。
「ただいま~」と言っても、
誰もいないので虚しく響くだけです。
ストレスが溜まりすぎて
入ってすぐにある冷蔵庫蹴っちゃって
「あー、俺最低やな」
なんて思ってご飯の味もあまりしない。
ストレスのやりばに困る日々でした。
「明日からのお客様にどうやって説明しよう…」
「卒業させます」と言っていて依存させていた罪悪感。
心の隅にしまっていた罪悪感が洪水のように流れてきました。
翌日から切り替えて
本当に卒業させようと試みるも
説明が以前と真逆になるので
矛盾した会話になってくる。
毎日そんな罪悪感や矛盾を言って
その日々が辛くとうとう胃が痛くなり
お客様から予約の問い合わせが来るけど
怖くて返信もできず。。。
違和感を抱かせてしまい
とうとうお客様が全くいなくなりました。
(値上げもしたタイミングだったのでもっとやばい)
全財産90円になりましたね。笑
そこからです。
連絡が来るのも怖い。
メッセージの返信もできない。
しまいにはお金も全くない状態に。
「明日からどうしようか…」
もう憂鬱でした。
人と目も合わせられない状態。
「自分なんて人に価値を提供できる人間ではない」
自己肯定感もボロボロ。
しばらく天井を見るかYouTubeを見まくる日々でした。
夜は天井を見て
昼間はYouTubeを見て現実逃避。
お金がないくせに逃げてました。
そろそろ仕事しないとやばい時に
どうしていいか分からず
とりあえず持っている連絡先全員にメッセージを送りました。
「こんにちは、お久しぶりです。
最近お元気かなと思ってご連絡しました。
整体もやっていますので、よかったらご連絡ください。」
となんとも一方的なメッセージ。
今メッセージを掘り返してみたのですが
本当に恥知らずなメッセージでしたね。
こんな恥知らずなメッセージで
何件か返信が来て
お叱りのメッセージもあれば
心配のメッセージもありました。
ご予約をいただいて
なんとか生き残れました。
この月はなんとか乗り越えましたが
現実逃避して家ではYouTubeに逃げる日々。
天井をひたすら見る日々。
この時確実に心身を壊してました。
人と喋るのも恐怖で
内臓の何かが痛い。
(心膜炎とかにもなりました。笑)
物理的には生きてるものの、
ひたすらゆるやかに死に向かって
心と命を消費していく感覚。
「私は目一杯、生きている」
と胸を張って言えなかった。
整体を再開してから
依存させるとまた今回みたいになると思い
「卒業させる」に振り切って仕事をしました。
今ではたった3回で肩こり卒業整体をやって
夢や目標に向かって能動的に命を燃やして生きています。
もしあの時あのままだったら…
と思うと僕は鳥肌が立つほどに怖いです。
どんなにお客様の痛みをその場で取っても
真の安定・安心はなかった
専門学校ですら
「通わせるのがプロ」
なんて言っていたので
通わせることで安心はありましたが
自分の人生での幸福度は不安で下がりまくってました。
依存させていて
たまたま今は平気だったとしても、
5年後、10年後はどうなるか誰にも分かりません。
そして今思うと意味ないのですが、
ひたすら痛みを取って
良好状態が継続しないものを提供し
「卒業させます」なんて嘘をつき
必死に安心感を得ようとしていました。
(本当に最低ですね、僕)
今考えると
「卒業させる勉強とスキル」を実行せず
「卒業させます」だけの口だけの行動。
自分にも、お客様にも、世の中にもマイナスなことをしていました。
そりゃどんどん人は離れていきますよね。
それならまず知識・思考・スキル・経験に投資し、
たった3回で卒業させられるようにになった方が
人生の幸福度もお金を稼げるのも早い。
経験したから分かるのですが、
そっちの方が遥かに安心感があります。
業界的には通わせたほうがいいと思っているんでしょうけど
通わせない方がお客様は喜ぶし
安心感で信頼してくださいます。
(信頼してくださり価値を提供したから、その報酬で利益が出るのです)
いくらお金のために嘘をついて
通わせたとしても
心とお金に真の安心感は得られないですからね。
僕は心の安心を求めて
「卒業させる整体」とまた一から向き合い
「卒業整体」を作ったし
「生きなきゃならない」と思って
恥を承知で100何人もの人にメッセージを送った。
「変わらなきゃ」
と思って行動した結果
今僕はこうしてあなたに
卒業整体の情報をお届けできています。
才能とか能力とか運とか
そこまで関係ないんですよね。
別に世界一を目指す必要もなく、
ちゃんと学び、ちゃんと行動すれば
個人が生きていけるぐらいの成長は早い段階で手に入ります。
いきなりたった3回で卒業を目指さなくても、
15回でも10回でだいぶインパクトが生まれるかなと思います。
たしかにこの世の中、
そんなに甘い話ばかりでもないから、
全員が全員、仲良しこよしで一律に成功できるわけではありません。
でも行動しない人が9割の中、
行動した人は間違いなく新しい景色が見れるし、
なにより・・・・
いま何か現状に不満を抱えているからこそ、
この文章をここまで読んでくれているんじゃないの?
と僕は思うのです。
今も未来も100%ハッピーで
幸せが確定している状況なら、
そもそも僕の発信なんて最初からスルーしていたと思います(笑)
でもそうじゃないということは、
何かしら、心のどこかで「変わりたい」と思っているはずなんです。
だったら、僕がそうであったように、
行動すれば、必ず変われます。
これが今日、僕がどうしても言いたかったことです。
ひとりで成功し続けてもあまり意味がないので、
こうやって綺麗事を言わず、
飾らずに情報発信をして、
ひとりでも多くの人の背中を押せたら嬉しいなと。
最近はもう、
LINEの返信や成果報告を読むことが
かなりの楽しみになっています。
こんな僕の発信が、いい影響を与えているんだな~って。
刺激をもらいました!
みたいなメッセージが届くと、
いやいや、こちらこそ刺激になってますよ、という。
整体も人生も、行動した者勝ちです。
「自分は目一杯、生きていると言えるか?」
これに「YES」と大声で即答できない人は、
ぜひ一緒に行動していきましょうね。