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2023 J2 第21節 清水エスパルス vs ブラウブリッツ秋田
清水がルヴァン杯に参戦していることによる延期分。両チーム前半戦ラストゲームとなるカードは初対戦。スタメンはこちら。
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清水は久しぶりの3バックで、怪我から復帰のヘナトを起用。
秋田は前線の2枚を入れ替え、センターハーフに小柳を起用。
戦前の予想通り、試合を通して清水がボールを持ち、秋田が構える展開。基本的に後ろで構えて清水を迎え撃つ形を取り、ハイプレスに固執することはなかった。清水のウイングバックが幅を取ってサイドを使った攻撃を仕掛けてきても、SBが対応し、CBとSBの空いたスペースは藤山、小柳、沖野、水谷が埋めることで清水にスペースを与えなかった。
また、試合を通しての強度も高く、ボールを奪った時に、前線の齋藤が走れればそのままカウンター。無理であれば、一旦落ち着かせてからロングボールで丹羽に当てたりと、シンプルながらも、これまで曖昧になりがちだった部分をもう一度整理し、徹底した形を披露。
49分の先制点は、そんな秋田の「徹底」のご褒美か。
🎥ゴールシーン速報
— ブラウブリッツ秋田(公式) (@blaublitz_akita) June 28, 2023
⏱49分
⚽️#齋藤恵太(@keita1959)#沖野将基(@masakiokino1213)のパスから #藤山智史 (@SoccerTreasure)が落とし、魂ぎわで相手に押し勝った齋藤がシュート!
完全復帰を象徴するゴールとなりました🙌#ブラウブリッツ秋田 #シン・秋田一体 pic.twitter.com/xhQUx6tkHm
この1点を守り切った秋田が完封勝利で6試合ぶりの勝ち点3。清水との勝ち点差も2に縮め、なんとか上位に食らいつける位置をキープすることに成功した。
まさに、徹底勝ちといった内容で、あとはこれをどこまで継続できるか。
まずは次節のホームいわきをしっかり取ること。そして、中2日で苦手な甲府とのアウェイを乗り切り、ホームで得意の熊本を取って連戦を締めたいところ。プレーオフ、狙いましょう!