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2024 J2 第35節 ベガルタ仙台 vs 横浜FC

中断明けにホームに迎えるのは、自動昇格決定がかかる横浜FC。目の前での昇格を阻止したい一戦のスタメンはこちら。

【仙台】56分相良→オナイウ、71分石尾→奥山、エロン→梅木、88分工藤→松下、中島→マテウス
【横浜FC】46分ガブリエウ→中村、小川→伊藤、75分ジョアン→カプリーニ、66分高橋→櫻川、83分ユーリ→小倉

仙台は松井が出場停止のため、工藤が7月以来のスタメン。また、相良がスタメンになったことにより、前線は中島とエロンの組み合わせに。
横浜FCのスタメンは予想通り。

序盤、相手のプレスをロングボールで回避。そのロングボールは相手DF陣の裏にボールを落とすことで、敵陣でプレスをかけることに成功。6分の先制点のシーンは狙い通りだったが、ゴール自体は相良のゴラッソだった。
以降はミドルブロックを敷き、ユーリ、井上を2トップが監視しつつ、相良か郷家がガブリエウ、福森にボールが入ったところからチェックを開始する。ボール保持も、ロングボール1本ではなく、工藤と鎌田が縦と横の関係をうまく使い分けながら引き出したり、真瀬が前に出て郷家が降りてきたところから突破するシーンを作ることに成功。2点目のFKを貰ったシーンは、後者のシーンだった。

前半の終盤と後半は横浜FCの圧力に屈することになったものの、林のセーブや守備陣の奮闘で2-0をキープ。終盤、カウンターから最後は工藤が仕留めて3点目を奪い、試合終了。梅木が1点取れれば最高の出来だったが、それはお預けではあるものの、首位に完勝する最高の勝利となった。

準備期間が多くあったとは言え、今シーズンほぼほぼ負けていないチーム相手に3-0は、なかなか出来るものではないし、これで横浜FCにはダブル。対上位3チームの戦績は4勝1分1敗。これで、なぜ6位?と思ってしまうが、それは中位下位に取りこぼしてきたから。そのため、残り3試合、下位の愛媛、熊本、大分と、いずれも前半戦で勝利できていないチームから、しっかり勝ち点3を奪い切れるか。残り3試合はプレーオフ進出と、プレーオフを勝ち抜くための準備期間であり今季の集大成を披露してくれることに期待したい。

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