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2024 J2 第24節 ブラウブリッツ秋田 vs レノファ山口FC

中断前のラストゲーム。ホームで連敗を止めることはできるか。スタメンはこちら。

【秋田】49分大石→河村、80分梶谷→小松、青木→松本、86分藤山→水谷
【山口】46分関→田口、61分野寄→吉岡、池上→田口、64分小林→山本、88分河野→若月

秋田は才藤、喜岡がスタメンに復帰。また、期限付き移籍加入の河村がベンチ入り。
山口は名古屋から加入の酒井が早速スタメンとなった。

コンパクトな陣形を敷く秋田に対し、有効な手段を見出せなかった山口。秋田は喜岡、河野が酒井をしっかり潰せたことが大きく、前半は完全に秋田ペース。この流れであれば先制点を挙げたいところだったが、0-0のまま前半を終える。

後半も、秋田が球際のバトルで殆ど勝ったため、秋田ペースで試合は進むも、1点が遠い。それでも、ロングスローの流れから終了間際に河野が押し込み先制点を挙げると、この1点を守り切り1-0での完封に成功。負傷した星に捧げる、中断前の貴重な1勝となった。

やること自体はいつもと変わらないので、あとは守備陣が耐えられるか。いかに早い時間に得点を奪えるかだが、この日は気候もあって終盤まで耐えることができた。大石の負傷退場は残念だが、新加入の河村も早々にデビューを果たし、良い流れで中断を迎えるかと思えたが、守護神の電撃移籍が発表された。

低予算クラブにはありがちな話なので、カテゴリーが上のクラブから評価してもらえる選手がいたことプラスに捉えるしかないだろう。

ただ、それに満足してしまうと、選手のサイクルが回らなくなって歯車がズレ、自分たちのカテゴリーが下がってしまうので、今できることを確実に実行してほしいし、その一つは間違いなくスタジアム。想像している以上に否定的な意見が多いため、自分たちはなにをするのか、また、すべきか。スタジアムができると秋田にとってどうなるのか。サッカー、Jリーグがあると、なにがどう違うのかを発信し続けてほしい。

8月は中位、下位チームとの対戦が続く。このまま体力消耗スタイルを夏場もやり通すのか、撤退守備からカウンターなど、戦い方を変えるのかは不明だが、いずれにしてもしっかり勝ち点を積み上げて9月を迎えたい。

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