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2024 J2 第38節 ベガルタ仙台 vs 大分トリニータ

最終節というよりは、プレーオフ0回戦。相手は、去年の私たち感満載の大分。満員のユアスタで0回戦を突破できるか。スタメンはこちら。

【仙台】78分鎌田→松井、相良→オナイウ、85分エロン→中山、90+2分郷家→マテウス、中島→石尾
【大分】46分野村→渡邉、57分薩川→デルラン、弓場→長沢、76分屋敷→町田、82分保田→小坂井

仙台、大分共に前節と同じ11人を選択。
今シーズン限りで引退となる遠藤康はベンチ外となった。

試合はロングボールでリスク回避を図る大分ペースで試合が進む。ただ、ロングボールを使うだけでなく、野村という技術に優れた選手がいることで、仙台陣内で試合を進めさせてしまう。ただ、セットプレー含めてチャンスは作ったが、決定機は与えなかった。
仙台は、前節の反省もあり、無闇にハイプレスはかけず、2トップが弓場、保田を監視しながらミドルプレスで応戦。先制点は鎌田の素晴らしいフィードから。オウンゴールではあったが、デルランが触らなければ郷家が待っていたので、いずれにしても先制できていただろう。ゴール自体はもちろん良かったが、時間帯、タイミングが尚良かった。

後半は開始早々の50分に、郷家が中盤で奪ったところから相良がスピードアップし、最後は郷家が流し込んで2点目を奪う。
終盤、薩川にFKを1発決められたものの、それ以外に決定機はほぼなく、2-1で勝利。山形ー千葉は山形の完勝ということで、最終的には6位でプレーオフ進出を決め、リーグ戦を終えることとなった。

スタッツ的にはなぜ勝ったのか不思議だったが、様々な際の部分の積み重ねがあって、勝ち点3を取ることができたのだろう。去年の仙台であれば、序盤に2点くらい叩き込まれて前半で終戦していたはず。そういう試合を、勝ち点に繋げてきた今季の戦いがあり、16位から6位という大躍進に繋がった。また、この日の戦いを見ても、1年間の集大成が出せたと思うので、この自信を背に、長崎とのプレーオフを戦ってほしい。

残りの2試合は内容よりも結果がモノを言う2試合。たっぷりと重圧がかかった中でのアウェイゲームとなるが、それは熊本で経験済み。まずはしっかり休み、一段、二段とギアを上げて長崎に乗り込みたい。

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