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2025 J2 第1節 FC今治 vs ブラウブリッツ秋田

高知から乗り込む開幕戦は昇格組の今治。例年のアウェイ連戦となる初戦を勝利でスタートできるか。スタメンはこちら。

【今治】46分阿部→市原、54分藤岡→ウェズレイ タンキ、78分山田→笹
【秋田】71分畑→水谷、梶谷→鈴木、83分大石→中村、90分長井→藤山、小松→佐川

今治は藤岡、マルクス・ヴィニシウスのJ3得点量産者を前線に起用。右WBの弓場は国士舘大OB。
秋田は、CBが尾崎、井上の新加入コンビ。また、センターハーフは小野原と長井のコンビを起用した。

開始早々、CKを連続で獲得した中から小松が決定機を迎えるも僅かに枠を外れる。以降は、どちらかがペースを握ったとは言えない展開。今治は開始15分頃までは前線へのロングボールでリスク回避。それ以降も、繋ぐ場面と蹴る場面を切り分け、蹴る場合も縦や横に蹴られたことで、秋田としてはコンパクトな陣形を構築することができなかった。ただ、自陣まで侵入された際でも体をしっかり張り、ボールをゴールから遠ざけることに成功。かなり、耐える側面が強い前半だったが、41分に今治のビルドアップのミスを見逃さず、小松が先制点を上げる。

後半は小野原の強烈なミドルシュートで幕を開けたものの、51分、54分、55分と今治の猛攻に合うが、山田の好セーブで切り抜ける。以降も、マルクス・ビニシウスにゴールを狙われるが、11人でしっかり耐えて1-0での完封勝利となった。

内容自体は褒められたものではなかったが、こういう試合で勝ち点「3」を積み上げられたのは、チー力が上がっている証拠。エースの1発があったからこそ、後ろも耐えられたはずなので、まずは開幕戦勝利を喜びたい。

ただ、当然このままで良しとはならないし、撤退守備はOKという状況は、昨年、一昨年とさほど変わらないため、それ以外の部分でどのような上積みをしていくか。まだまだアウェイが続く厳しい状況ではあるが、愛媛、藤枝、山形からなるべく多くの勝ち点を積んでホーム開幕戦を迎えたい。

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