見出し画像

2023 J2 第25節 ブラウブリッツ秋田 vs ロアッソ熊本

大敗を喫した後、中3日で迎えるホームゲーム。メンタル的な部分がものを言う部分が大きい一戦のスタメンはこちら。

秋田は前節から複数入れ替えがあり。
熊本はU-17代表で活躍した注目のストライカー、道脇がスタメンに。

試合は、後ろから繋ぐ熊本に対し、前からはめにいく秋田という構図で試合が始まる。熊本が少しづつ秋田陣地に侵入した矢先に竹本のミドルシュートが炸裂し、先制を許す。

秋田は先制点を許したことで、この日も苦しい展開に。さらに、熊本の3CBと、上村、平川を加えたビルドアップにプレスをかけるのが、青木、齋藤、水谷or齋藤の3枚だが、後ろがついてこない数的不利な状況を解決できずにいると、プレスの強度も下がり、熊本ペースの時間が続く。それでも、相手のミスや最終ラインで回収できたが、その後はイージーなトラップミスやパスミスで自ら苦しんだ前半となってしまった。

後半は、開始から勇気を持って前からはめていく。55分に前線3枚替えを敢行すると、梶谷、丹羽、沖野のプレスに対し熊本CB陣がボールを持てなくなり秋田ペースに。60分くらいからの10分間はサイドからのクロス、セットプレー、セカンドボールの回収と、かなり厚みのある攻撃を見せたが、GK田代のセーブや冷静な判断もあり、ゴールを割ることができずに試合は終盤へ。

すると、セットプレーの流れで得たスローインのリスタートから待望の同点ゴール。熊本の誰よりも先に動けていた点は、誰一人諦めていなかった何よりの証拠。

やはり、秋田は前から圧力をかけていかないと、自分たちが望む結果は得られないと痛感した一戦。勝利こそできなかったものの、収穫の多かった勝ち点1となった。

次はホームでの町田戦。酷暑は続くものの、連戦は終了したので、しっかりリカバリーが取れる。東北の地で、東北にゆかりのある監督をこれ以上独走させるわけにはいかないので、強度の高い秋田らしいサッカーを前半から見せてほしい。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集