2024 J2 第10節 ベガルタ仙台 vs モンテディオ山形
何がなんでも負けられない一戦のスタメンはこちら。
仙台のスタメンは変わらずも、遠藤康がベンチ入り。
山形は左サイドバックにベテランの山田を起用。
現地参戦試合。
序盤、自分たちのクリアミスから早々に圧力をかけられるが、守備陣が耐えるとその後は工藤のミドルシュートで応戦。ダービーらしく開始0分からフルパワーの試合となった。仙台はハイプレスをかけるも、山形のセンターハーフの高江、南をうまく消せなかったため、前進を許す。それでも、10分に、後藤のフィードを受けた左SBの山田のところで刈り取ると、相良がミドルシュートを突き刺し先制。狙っていたショートカウンターで仕留めた形となった。
その後は、ハイプレスとミドルプレスをうまく使い分けながら試合を進めるも、山形にサイドの幅を使われ、空いた中央のスペースを國分や氣田に使われる。ただ、そこは菅田、小出を中心にしっかり耐えると、38分にロングスローの流れから追加点。セカンドボールを拾った工藤と、空いてるスペースを見つけ、そこを使った長澤と、両ボランチが光ったシーンだった。
後半は山形にボールを握られるものの、決定的なシーンは50分の右サイドから入れられたクロスくらい。藤枝戦の反省からか、構えてカウンターという方式を取った時間が多かったが、それでも防戦一方にはならなかったのは収穫。どこかで1点取り、3-0にできればベストではあるが、無失点で試合を終えたことがなにより素晴らしく、気持ちの良いダービー完勝となった。
4月は愛媛戦でつまづいたものの、今日の勝利でアウェイ清水、ホーム千葉へ非常に良い入り方ができた。長澤の負傷は気掛かりだが、松井や松下の活躍に期待するしかないし、内田や真瀬も完全復帰しているとのことで、ここから上昇気流に乗っていきたいところ。
ある程度上位と下位の棲み分けが進みつつあるため、5月は破竹の勢いで連勝街道を突き進まないと、目指すところには到達できない。清水、千葉でしっかりと結果を残し、自分たちの現在地を確かめておきたい。