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2024 J2 第12節 ベガルタ仙台 vs ジェフ千葉

前節は敗戦となってしまった両チーム。通算成績では千葉が圧倒的に勝ち越しているが、今節はどうか。スタメンはこちら。

【仙台】46分中山→中島、65分オナイウ→名願、74分髙田→真瀬、87分長澤→エロン
【千葉】37分鈴木→メンデス、65分田中→岡庭、椿→ドゥドゥ、82分品田→小林、小森→呉屋

仙台はオナイウが久々のスタメンで、中島がベンチスタート。
千葉は前節から変更はなく、予想通りのスタメンとなった。

5分にロングスローから郷家が決定機を得るも、その後は千葉のハイプレスにはまってしまったりと五分五分のゲームを展開。前節負けた両チームとあって、要所要所での球際の攻防は、リバウンドメンタリティを感じさせる好ゲーム。その試合で先手を取ったのは千葉。35分、小森が起点を作り、サイドチェンジで右の田中に展開すると、クロスに合わせたのは中盤の田口。しっかり人はいただけに勿体無い失点だったが、田中に時間を与えすぎだった。

仙台は、後半開始から中島を投入し郷家と2トップに。すると、中島がボールに関わることでテンポが上がり、後半の殆どを敵陣で過ごすことに成功。序盤の郷家のヘディングシュートは藤田に防がれてしまったが、中島、長澤が迎えた決定機は枠に飛ばしたかった。そんな中、79分に攻めている中ではありがちなカウンター1発をドゥドゥに仕留められ0-2。内容的には前節から大幅に改善したものの、手痛い2連敗となってしまった。

スコアだけ見れば完敗だが、後半の自分たちの時間に1点入っていれば結果は大きく変わったように思える。本当に紙一重の試合だったが、これが今の仙台の力。この2連敗で得たことを5月の試合に活かしてほしいが、対戦相手的には岡山までは連勝街道を突き進まなければいけない。そこまで簡単なことではないが、復帰してきたメンバーも活用しながら臨みたいところ。

これで順位は11位。6/8(土)のアウェイ甲府戦が前半戦ラストゲームで、シーズンの折り返し地点となるわけだが、ここまでで最低勝ち点35前後ないと、後半戦どんなに追い上げても手遅れになってしまう。そのための残りの勝ち点18を早く積むためにも、5月の戦いでは勝ち切る試合を期待したい。

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