2024 J2 第30節 ザスパ群馬 vs ベガルタ仙台
前節勝ち切った仙台が、敵地群馬に乗り込んでの一戦。最下位から確実に勝ち点3を奪えるか。スタメンはこちら。
先発を4人変更してきた仙台。菅原は久しぶりのスタメンなので1点欲しいところ。また、序盤の仙台を支えた両サイドは、躍動できるか。
群馬は予想通りのスタメン。河田や仙波、ベンチに控える樺山など、夏の補強組は豪華。
試合は群馬ペースに終始。3バックでボール保持を開始する群馬に対し、菅原、郷家、相良、オナイウが連動した守備をすることができない。両サイドが前に出ると、その後ろのスペースを仙波に使われて、ハイプレスを簡単に剥がされてしまう。自分たちのボール保持の時は、群馬にスペースを消され、群馬陣形の外回りに終始。時折、イージーミスでボールを失うという、かなりお粗末な展開が続く前半となった。
後半は、立ち上がりから中島を投入し、前線の活性化を図る。60分に有田、エロンを投入し、本来のメンバーに戻り始めるとようやく試合に動きが出てくるが、交代で入った有田が負傷退場するアクシデント。その後はサイドからのクロスで群馬の攻撃を浴びるも、菅田や林を中心に耐える。終盤、エロン、郷家、奥山にチャンスが来るも、櫛引のファインセーブもありスコアレスドロー。
前節からの流れを活かせず、痛い結果となってしまった。
監督コメントにもあったが、先発メンバー変更に関しては、「自分の決断が甘かった」と。また、「監督が、勝負師ではなく育成の監督で申し訳ない」とも語ったよう。
とはいえ、オナイウや相良は序盤に猛威を振るった両アタッカーだし、菅原もここで結果を出さなければ次はないわけで、監督の起用に応えなければいけない場面だっただろう。
有田が負傷したことで、まだチャンスはあるかもしれないが、とにかく仕掛けて前へ。守備の時は、襲いかかるようなプレスを浴びせないと、チーム全体が前進しない。次節以降、どこでチャンスが回ってくるかわからないが、そういうプレーに期待したい。
まずは、次節以降のホーム2連戦をしっかり取ること。その上で、今日失った分はアウェイ山口で取り返す。また、ここから1歩づつレベルアップしてプレーオフへ向けて進んで欲しい。
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