2024 J2 第38節 ブラウブリッツ秋田 vs 藤枝MYFC
初の一桁順位で終えるためには勝ち点3が必須。苦手なタイプのチームから勝ち点3を奪えるか。スタメンはこちら。
秋田は今シーズンで引退する蜂須賀がスタメン。
藤枝のスタメンは予想通り。
試合は、ミドルプレスでビルドアップの出口を塞いだ秋田ペースで試合が進む。ロングボールを蹴らせて、跳ね返し、セカンドボールを奪取して敵陣へ、という秋田の土俵に引き摺り込めたりことで終始秋田ペース。畑に2回ほどチャンスがあったため、それを仕留めていれば完璧だった。
後半も、キックオフから敵陣に侵入し、秋田ペースで試合が進むが、1回サイドから侵入を許し、シマブクに決定機を献上。ここから藤枝ペースになるかと思われたが、この日もセカンドボールの奪い合いには諸岡ということで、かれが奪ったところから波状攻撃を開始し、最後はエースの小松が仕留めて64分に先制。
以降は、追加点こそ奪えなかったが、同点弾を献上することもなく、蜂須賀の引退試合を1-0の完封勝利で終えることに成功した。
最終的には10位という、過去最高順位で終えることになった2024シーズン。残り数試合までプレー進出の可能性を残した戦いぶりは、1歩1歩上積みされている証拠。まだまだ、一つ上のカテゴリーは遠いが、チームが急に強くなることはないので、来年もプレーオフ進出を目指しつつ、一桁順位で終われるようなシーズンを送ることができるか。今オフ、どのような動きがあるかわからないが、1人でも多くの選手が残り、来年は今年以上の戦いに期待したい。
今年も1年間ありがとうございました!