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アムステルダムに来たら...スリナム料理!

ロンドンで美味しいものといったら、インド、ベトナム、飲茶など移民料理なのと同じで、オランダも移民料理が安くてうまいの鉄則からもれることはありません。

オランダは長らくインドネシアを統治してきていたので、もちろんインドネシア料理もそのうちの一つですが、私がオススメしたいのはスリナム料理。日本にはあまり馴染みのない国ですよね。

南米大陸の右上にある小国で、ここも以前オランダ領だったのです。そのため公用語はオランダ語。このスリナムのごはんやさんがアムステルダムのいたるところで見受けられ、バラエティ豊かで、さらには安くて美味しいので全力でオススメ!!

一口にスリナム料理と言っても、本当に多種多様なので、ざっくり

カレーのようなもの&チャパティ、チャーハンや焼きそばみたいなもの

といつも説明しています。

このスリナムという国はアフリカ系、インドネシア系、インド系、ポルトガル系、中国系といろんな移民が寄せ集まって生活していて、その料理も人種によってアレンジがかなり変わります。しかもメニューはオランダ語オンリーなので、初めてお店にいくと何を頼んでいいのか想像もつかないでしょう。旅行者にはハードルが高い感じもするので、ここで少しずつお店の紹介をしていけたらいいなと思っています。私はスリナムの何なんだという感じがするけれど、とにかくヨーロッパ旅行でパンばかり食べさせられてもう飽きた!日本であまり食べられないものを食べたい!安く外食を済ませたい!速く食事を済ませたい!と思っている方にはまさにぴったりなので多くの人にトライしてもらいたいなと。。

代表的な料理はRoti (ロティ)。インドカレーについてくるチャパティみたいな小麦でできたクレープ。(余談で、環ROYがU-zhaanとのコラボ曲で「カレーには、ナンよりライスよりチャパティが一番合うってユザーンが言ってたぜ」って言ってて大きく頷いた。日本だとナンばかりだよなあ。)

カレーのようなものがセットで出されるので、ロティをちぎってそれで具をつまんで食べます。このカレーのようなものも、お店によって様々。汁気が全然ないのもあれば、スープのようなものもあり。具はKip(チキン)、Rund(ビーフ)、Lam(ラム)、Groente(野菜)など選べ、それプラス、スリナムのインゲンとジャガイモと卵が丸ごと1個入ってます。

Roti Roll(ロティ・ロール)は、このロティの中に具材をいれて包んだもの。ブリトーみたいな感じです。具は上記と同じ。

さらにはBami(バミ)という焼きそば、Nasi(ナシ)というチャーハンに、具材を盛り付けてもらうメニューもあります。肉炒め、野菜炒めなど。

サイドメニューには、Telo(テロ)というキャッサバ芋のフライがオススメ。これの上には鱈の塩漬けのフレークが乗っていて一緒に食べると塩が効いていて抜群の相性。普通のジャガイモよりもさっぱりしている気が...。

Saoto soup(サオトorソト・スープ)も日本人の口に抜群に合うかと。簡単にいうとチキンベースのスープなのですが、チキンのほぐし身、もやし、細かくした細い麺、フライドオニオン、タマゴを入れつつ、一緒にご飯も少量ついてくるので、途中から投入して雑炊のようにスープにひたひたにして食べる!これが5ユーロ前後で食べられるので神。外食といえば最低2000円〜ぐらいのアムステルダムにしたら神。しかもアジア人がホッとする味。

これは以前テイクアウトしたときの様子。スープとその他具材をキレイに袋詰めしてくれます。ミニご飯が嬉しい。

アムステルダムっ子にはオススメのスリナム料理の場所を必ず聞くようにしていて、徐々にお試しの範囲を広げていってます。

またお店紹介へつづく。。。

#アムステルダム #オランダ #スリナム料理 #グルメ情報 #海外移住




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