おれはモバイルアプリエンジニアをやめるぞ! & これから
ジョジョネタが使える時が来るとは笑.「ジョジョの奇妙な冒険」はアニメだけ4部の途中までみてました(にわかです).
今回はタイトルの通りなのですが,10月をもってモバイルアプリ開発のチームから離れることになりました.離れると言っても社内の別チームに移動するので退職ではありません.今回の記事ではモバイルアプリ開発チームとして働いてきたまとめと,今後の活動について書いていこうと思います.
経緯
あまり社内の情報を書いても良くないと思うので詳しくは書きません.先に書いておきますが,移動先のチームはインフラエンジニアチームとなりました.こうなった経緯ですが,単純に社内リソースの枯渇によるものらしいです.たくさんの偉い人から「成績が悪いから選ばれたわけでは決してない」と何度も念を押されましたが,僕の性格がひん曲がっているので実際のところはどうなのか不明です.自分が人間不信すぎて困ります😫
モバイルアプリエンジニアの期間
去年の春からなので,1年と半年といったところです.新卒として入社したので研修期間を除けばちょうど1年でした.正味1年と考えると少し短いですね.本音を言うともう半年いたかったなと少し思っています.
モバイルアプリエンジニアでの仕事
過去の記事で何回か触れているので簡潔に.
・iOS/Androidアプリ両方の開発を担当(ネイティブ)
・モバイルアプリだけでなく,関連するサーバサイドの開発も担当
・完全な新規プロジェクトはなく,既存プロジェクトの新規機能開発,保守,運用がほとんど
こんなかんじです.
モバイルアプリエンジニアとして働いた感想(よかったところ)
まずは良かったところから.
・裁量がとても大きい
最も大きなポイントはここだったと思います.僕の勤務先が比較的小さい会社であるということもありますが,エンジニア一人に対する裁量がとても大きかったと思います.前述の通り,僕はエンジニア歴1年ちょっとですが,プロジェクトの次回リリースの開発のメイン担当を任せられることもしばしばありました.マネジメントの方は開発とは別にいるのですが,リリースまでの開発スケジュールを僕自身で組むことも終盤は増え,スケジュールの組み方も勉強することができました.ただ,まだまだスケジュールの組み方は下手なので,経験が必要だなと思います.
・広い分野に触れることができた
これも僕の勤務先が比較的小さい会社であることが大きいと思います.配属としてはモバイルアプリ開発チームですが,サーバサイドの開発にも携わることがありました.僕は就職活動をしていた時期に,モバイルアプリ側の開発の勉強はたくさんしてきた一方で,サーバサイドの勉強は一切してこなかったので,業務を通してAPIの開発やWebアプリフレームワーク,dockerといった技術に触れることができたのはとても大きかったと思います.
・コミュニケーション能力が鍛えられた
もしかしたら実はこれが一番大きかったかもしれません.僕の会社のモバイルアプリ開発チームは,社内でもコミュニケーションがとても多いチームだったと思っています.全員出社の曜日を作ったり,チャットツールを複数導入して文字ベースよりも簡単にコミュニケーションがとれるようにしたりと,様々な試みがなされていたのは,コミュニケーションが下手な自分にとってはとてもありがたかったです.チームメンバーも比較的フレンドリー?(話しかけやすい)方が多く,本当に助かりました🙏.他のチームのことを悪く言うつもりは決してありませんが,人生初めての配属先がこのチームでなかったら,多分社会人デビューは失敗していたと思うし,今よりもっと内向的な性格だったと思います(今内向的ではないとは言っていません😅).
モバイルアプリエンジニアとして働いた感想(よくなかったところ)
よくなかったところがなかったとは言いません.
・浅く,広かった
自分が悪い点ももちろんあるのですが,広い分野を触れることができたものの,どうしても深くは知る機会がなかったかなと思います.僕が会社に入った頃には,既にプロジェクトを運用する基盤は存在していたので,新しくAPIサーバを作ったり,新しくモバイルアプリを作ったりする機会はなく,既に存在しているプロダクトの修正が主でした.今の勤務先で一生働くのであればそれでもいいのかもしれませんが,エンジニアの世界はどうしてもそういうわけにはいかなさそうなので,今後のキャリアのことを考えると,だいぶ浅かったなと思っています.とはいったものの,新卒で入った人間がたった一年で得ることのできた経験なので,プロジェクトの成長の時期の関係も大きいと思います.
これからについて
先にも書きましたが,来月からインフラチームにて働くことになりました.モバイルアプリエンジニアとは異なり,インフラは全レイヤーで深い知識が必要になる領域で,さらに障害対応なども入ってくるのでとても大変そうではありますが,個人的には楽しみです.
これからのnoteの活動
上にも書きましたが,モバイルアプリエンジニアとして働いていたとき,あまり深く技術に触れることができなかったです(特にサーバサイド).このペースで業務だけやっていたら,数年後にかなり苦労しそうだなと危機感を持ったので,僕は2021年の1月からnoteにて「Web Developer Roadmap 2021に乗っ取って勉強する」というシリーズを書いてきました(下図はWeb Developer Roadmap 2021より).
前回までの記事では,キャッシュまわりの勉強が終わったあたりなので大体半分くらいの場所でしょうか.個人的にはここから先も勉強していきたいのですが,おそらくこっちのシリーズの更新頻度はかなり下がるんじゃないかと思います😫
ただし,一方で僕はインフラエンジニアに関する知識はほぼゼロと言っても過言ではありません.正直インフラエンジニアがなんで大変なのかも分かっていないレベルで無知です.インフラエンジニアはモバイルアプリエンジニアやWebアプリエンジニアほど活動内容がはっきりとしないイメージがあるので,これからは,自分の活動日記的な目的を兼ねて,「インフラエンジニアは何をやっているのか」的なシリーズを新たにnoteで始めていきたいと思っています.Web Developer Readmapとは異なり,仕事をするだけで記事の内容が毎週自動生成されるので,こっちのシリーズはもう少し更新頻度は上がるんじゃないかなと思います.とはいえ,社内のインフラの情報をそのままnoteに書くようなことはもちろん問題行為ですので,内容は逐次考えます.
最後に
明日からインフラエンジニアとして生まれ変わります.インフラ園人為あってラズパイとか買って家で擬似サーバ的なものを作らないといけないんですかね🤔