すごい選手がいるんです~竜神が推す北海道コンサドーレ札幌の選手
こんばんは、竜神です。お題企画でスポーツの話が振られました。これは乗るしかないですよね(笑)
とりあえず思いは空振り
元々このお題を見た時に、パッと思いついたのは宮澤選手だったんですが、お題の例として
・今年の活躍に期待を寄せる若手選手
・ずっと憧れながら応援してきた選手
・自分の一部かのように感情を寄せるチームなど
と言う条件が提示されていました。もちろん、そこから外れてもいいんでしょうけど、そうするとちょっと”コンサの深さが無いんじゃね?”と言われても嫌なので(被害妄想)、そこに合わせてやろうじゃないかと方向転換しました。
フル代表でも、今年既に出場した選手でもなく
・今年の活躍に期待を寄せる若手選手
との観点で考えれば、札幌には有望な若手はたくさんいます(偉そう)。日本代表として既にキャップのある田中駿汰、菅大輝。ルヴァンカップで既に今年スタメンで出場している高嶺朋樹、選手権で優勝に貢献した檀崎竜孔。ヤバいですね。これで札幌は10年は戦えますね(笑)もちろん他にもいるんですけど、キリが無いので割愛します(笑)でも、その選手たちではなく、竜神が注目しているのは他の選手なのです。
苦労人金子拓郎
今回、竜神が推すのは金子拓郎選手です。元々札幌はチームの格から有力な大学生選手を獲る事はほとんど出来ていませんでした。まぁ、なかなか大成もさせてあげられていませんでしたし。そんな中、日大からしかも卒業1年前に内定が決まるとか隔世の感がしたものです。
ですが、金子サイドでは状況は切迫していました。大学生として最も大切な3年生のシーズンを東京都1部リーグで迎えており、関東大学リーグで活躍する他の選手たちには水をあけられている立場。練習参加の誘いも無く追い詰められていた状況でした。
金子に札幌との縁が出来たのは、2018年8月に行った日大の釧路合宿。最終日に札幌との練習試合があり、そこで金子の能力が認められると2019年2月の熊本合宿にも参加。見事札幌への契約内定を掴み取ったのです。苦労人だなぁ。
使い倒される金子
契約を勝ち取った金子は2019年を特別指定選手として過ごす事となります。去年は凄かったなぁ。日大は関東大学リーグを戦い、札幌はリーグ戦とルヴァンカップ(+天皇杯)を戦っていきます。
3月30日には、早々にリーグ戦(vs名古屋)で途中交代しJリーグデビュー。早いのも凄いんですが、大敗で迎えたデビュー戦でほとんどやった事のないボランチを務めたというのがこれもまた‥。でも、その試合では唯一戦えてたくらいの出来でいきなりサポーターの心と希望を掴みました。
そこからは獅子奮迅の活躍で、ルヴァンカップではスタメンで出場、リーグ戦でもベンチ入りが多くなっていきます。その他に日大でもリーグ戦に主力として出る訳ですから頭が下がります(汗)若いとはいえ試合のスタミナと、使いべりしない身体の強さをまずしみじみ感じました。
使いべりしないだけじゃない金子の魅力
慣れないボランチの位置でも見えてくるのは、金子の技術の高さと前に出る、ゴールに近づく意識の高さです。ドリブルが得意で仕掛けの意識も高いので勝負するシーンが多くなります。今の札幌のスタイルにも合っている選手ですね。ただ、守備の時にも視野の広さは光っていて本当に新人なのかな?と思う事もしばしば。ルヴァンカップ湘南戦での初ゴール、落ち着いて流し込むような冷静さも兼ね備えています。
ファンの方には内心突っ込まれていたとは思うんですが、金子も既にルヴァンカップの途中出場で、今年の出場は済ませていますね(笑)今年は本人もシャドーでの出場を目指していて、高い壁へのチャレンジとなります。相手がチャナティップ、鈴木武蔵、ロペス、駒井etcetc...。大変だなぁ(笑)
大学生トリオが札幌を変えるか
今期の札幌はほとんどフィールドプレーヤーの新加入がありませんでした。それだけ大学生トリオ(田中・高嶺・金子)への期待が高いです。各人高い壁を乗り越えてもらう事になりますが、ポテンシャルは十分のはず。ここまでの札幌はミシャ式を大きな武器に戦ってきました。そこに基礎的なポテンシャルが高い選手たちが絡んでいくとどうなるのか、今シーズンも楽しみは尽きません。今年は変則的なシーズンとはなりますが、ミシャの目標はトップ2。その頂を臨むため、大学生トリオや他の選手の大きな成長を期待し、共に歩んでいきたいと思います。
We are Sapporo!
ここまでお読み頂きありがとうございました。