脱コミュ障 アクセプタンスとセルフコンパッション
コミュ障の原因は社交不安だとわかっていて、
社交不安とは、
・緊張感から目を背けて「不安をないもの」として扱う
・目を背けようと頑張るせいで、逆に緊張に意識が向かう
・意識が余計行くので、もっと緊張して不安になる
・この悪循環がコミュ障
です。
で、その社交不安を調べた研究でコミュ障かどうかを見分ける8つの指標が
https://www.infona.pl/resource/bwmeta1.element.springer-doi-10_1007-S10862-016-9585-3
論文要約
SA-AAQは19の心配性用のアクセプタンスと行動の項目である。
学部生と心配性の人に実験し、8項目と受容で評価し、行動の2要素は簡素版のSAAAQに適合した。最終的に縮尺、判別式、分岐式と簡略化したスケールの有効性の予備的な証拠を発見した。
らしいです。
で、その8つの項目とは、
アクセプタンス度を測る8つの項目に1(当てはまらない)〜7(当てはまる)をつける。
1.コミュニケーションの不安は、自分にとって価値のある人生を送る妨げになっている
2.社交不安について考えないように、自分に言い聞かせることがある
3.コミュニケーションの不安をなくすために、人生で大事なものを犠牲にしていることがある
4.不適切なコミュニケーションをする自分を批判してしまうことがある
5.人生で大事な決断をする前には、自分の社交不安を減らさなければならない
6.自分がコミュニケーション不安に対して抱いている「考え方」が良いものなのか悪いものなのかを、よく考えてしまう
7.自分の社交不安は、自分が生きたい人生を送るジャマにはならない
8.コミュニケーションで不安になっても、自分では認めないことがある
診断のやりかたは、偶数と奇数の平均をだす。
偶数は社交不安の深さ
奇数はアクセプタンス度
平均が4以上なら症状が一般人より深刻だそうです。
私は、偶数が4.75(7543) 奇数が5(5573)で深刻でしたw 逆に皆さん不安感じないんですねってくらいびっくり
コミュ障を直すには、ACTがいいらしい
ACTとは認知行動療法(CBT)に、マインドフルネスとアクセプタンスを加えたものです。
CBTは、認知をポジティブに捉え直させるけど、
ACTは、ネガティブな感情が起こっても、感情と体を切り離して考えるという、矯正するかしないかの違いです
また、ACTのいいところは、瞑想やマインドフルのスピリチュアルな感じ、いわゆるマインドフルを逃げ場に、経験の回避、つまり嫌なことを瞑想でなくそうとする
すると、現実感や感情がなくなってしまいます。日本人は結構多そう。
しかし、ACTは、今起きている嫌なことは、私の感情であるってことを認知した上で、嫌な感情に抵抗せずに、感情と切り離して受け入れるので、すごい合理的で、いいなと思うんです。
私も、よく瞑想を逃げ場にしてたので、今度からACTを意識して行こうと思いました。
詳しくはこちらの本を。
あと、アクセプタンスに似たセルフコンパッション
セルフコンパッションとは、
・自分へのやさしさ:他人のように自分も思いやる
・一般的な人間性:人間は周囲との関わりで生きているという自覚
・マインドフルネス:思考と現実に分けて、今に意識を向ける
これらが高いと鬱になりにくいし、満足度も高い。
自身を持て!って考えとは違いますね。ポジティブにしろって言われると逆に意識しちゃって苦手意識が強まります